5.ヒロシマモナムールというタイトルに惹かれて鑑賞。
序盤の被爆直後のシーンにおいては、これ記録映像なのかなと思えるほど目を背けたくなるほどリアルでツライものでありましたが、そのツライ映像というか画像は初めだけ。
話はすぐに行きずりの女と男の二十四時間の情事、そして女のツラい過去が一方的に明かされ、その女と一夜限りで別れたくない男が最後まで絡んでゆくというドラマに変身。
最後こそ、女がヒロシマの街を彷徨い、タイトル相応の行動を起こしてはくれましたが、これ、
実のところはヒロシマ・モナムールではなく タイトル、ヌーブル・モナムールのほうが正解なんじゃないかなとか思えて終焉。
反戦映画に対して そんな思いを持ってしまった事が間違った見方なのか 別に間違ってはいないのか 答えは出て来ませんが、
実際のところは『ヒロシマ、わが愛』というよりも
『ヌーブル、わが愛』
そう強く感じてしまった。それが素直な感想とさせていただきます。
以下は、直リンするかどうかで大いに悩みましたが、直リンさせてもらう事にしました。
私はネット上で拾ったこの方の解説と解釈と思いにすごく救われました。
気になられた方は是非とも目にしてみてください。
以下はその方の(たぶん個人)ブログです。
↓
http://tetsu-eiga.at.webry.info/201408/article_23.html
(アラン・レネとマルグリット・デュラスは「ヒロシマ」をどう捉えたのか)
PS.私はこの方とこの方のブログに敬意を称します。
(プロフィールから察するに、現在70歳~80歳近くになられている方のご様子です)