2.《ネタバレ》 ブリトニー・スピアーズ主演の青春ロードムービー。
テーマがあり、かなり真面目なプロットなので、アイドル映画とは思えない見ごたえがあります。あまりにも手堅い作りなので、面白みには欠けるかもしれませんが、メインの4人が魅力的なので、そのやりとりを見ているだけでも楽しいです。
また、小学生から高校生になるにつれ、疎遠になってしまった3人が、旅を通して再び仲良くなるというストーリーは、シンプルながらも心温まります。友情っていいなーと素直に感動します。
ブリトニーは役者顔負けの素晴らしい演技だったのではないでしょうか。今までブリトニーを良いと思ったことなんてありませんでしたが、この作品のブリトニーには惹かれます。母親と再会した後、ベンから『What's happen?』と尋ねられ、泣きながら事の顛末を話すシーンには涙腺が緩みます。
ミミが簡単にボーカルをブリトニーに代わってもらったのは興醒めでしたね。そんな強引な展開じゃブリトニーのプロモと言われても仕方ありません。それに、子供を流産してしまう展開はぐっと引き込まれるものがあったのですが、その後すぐステージに立ったりと、ミミやその周囲の人たちの気持ちの切り替えの早さに違和感を感じちゃうのが残念です。