7.《ネタバレ》 内田吐夢監督、宮本武蔵第1部。
内田監督は「飢餓海峡」しか観てなかったが、幸運なことに
近所にできた某レンタル屋に内田監督の宮本武蔵5部作ほとんどが揃ってることに気がついた。
(この第1部が別の店にあった。残りは全部、その某レンタル屋に揃ってたのだ!分かった時の歓喜ぶり!?)
ついに内田吐夢版宮本武蔵とがっぷりよつを組むぞ!
漫画の「バガボンド」を途中まで読んでいるので、大筋は知っているが、
内田監督のは武蔵が人間としてどこまで成長できるかを描いているようだ。
もののふとはいたわること、と第1部ではタケゾーが言ってのけるが、
この後に血で血を争う争いが待ち受けてることを知ってるので、
これからどこまで自分との激しい闘いが待ち受けてるか、気の毒でもある。
ひょうひょうとした錦之助がむきだしの演技で迫るので、見ごたえある5部作だと思う。