続・個人教授のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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続・個人教授

[ゾクコジンキョウジュ]
Les Mal Partis
1976年上映時間:117分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ラブストーリー
新規登録(2003-11-03)【やましんの巻】さん
タイトル情報更新(2020-09-19)【S&S】さん
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監督ジャン=バティスト・ロッシ
キャストマリー・デュボワ(女優)
フランス・ドゥニャック(女優)
オリヴィエ・ジャヤジャ(男優)
ジャン・ガヴァン(男優)
原作ジャン=バティスト・ロッシ
脚本ジャン=バティスト・ロッシ
撮影エドモン・リシャール
字幕翻訳山崎剛太郎字幕
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1.タイトルには”続”とありますが、ナタリー・ドロン主演の『個人教授』とも『新・個人教授』ともまったく関係ありません。フレンチ・ミステリー界の鬼才セバスチャン・ジャプリゾが、まだ10代で本名のジャン・バティスト・ロッシの名前で発表した自伝的小説『不幸な出発』を、やはりロッシ名義で映画化したもの。年上の修道尼と15歳の少年の悲恋を、第二次大戦下の生活風景を交えつつ、なかなか情感豊かに描いていきます。原作がフランスのお家芸である心理的あやを綿密に追ったもの(多分…邦訳はあるみたいなんだけど、未読。仏文の友人からのまた聞きです)であるのに対し、映画は主人公たちのかなわぬ恋というより、ひとつの過去を振り返り、懐かしむといったノスタルジックな気配が濃厚。ヘタすりゃ老人の青春(性春?)回顧ものという鼻持ちならないシロモノになりかねないところを、ロッシ(ジャプリゾ)にとっては未だこの恋が、心に痛みを伴って生き続けていることが伝わってくることで、現在進行形の「映画」として成立している。エロくはありませんが、10代で見ると「ああ、オレもあんな年上の女性とおつきあいしたい…」と主人公の少年に嫉妬し、オジサンたちは「修道女ものとしては、これくらいのおとなしさが逆にソソるぜ」なんて楽しみ方も、まあ、出来なくもありません。冗談はともかく、悪くない映画ですよ。
やましんの巻さん 7点(2003-11-05 11:36:13)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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