4.《ネタバレ》 この頃のチャップリンはまだ若くてとがっているというか、目つきも何だか悪いしものすごく暴力的で、不謹慎ながら非常に面白い。 個人的にチャップリンの動きの中で一番すごいのは、あの腕をぶん回すパンチだと思っているんだけど、本作でもそれは健在で満足。
ところで蛇使いの目つきがヤバいだろ! あれは常人の目つきじゃないぞ。
それと二階席にいたチャップリンの偽物みたいなやつは、チャップリンの一人二役? 終盤で大道芸人みたいなのが立て続けに出てくるが、これが地味に面白い。
若くてとがった暴力的なチャップリンといい、十分に満足できる短編だった。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-01-19 20:02:42) |
3.酔ってるときのチャップリンって自分の世界を見事に表現してますよね。気に食わない事があればすぐ攻撃、女を見つけりゃすぐ飛んでいき、ふとしたことで大暴れしていつも周りをめちゃくちゃにしてしまう。今回も2役に挑戦し両方でめちゃくちゃにしてしまうなんともあくどい奴(笑)でも二人を上手く使い話を展開させている所はさすが、立派です。1階と2階の模様を上手く描いてますね。1階の客席の中にジーン・ハックマンにそっくりな人がいたけど、気のせいかなぁ・・。。。 |
2.当時の寄席の姿らしく1階席は上流階級、2階席は庶民と分かれているがチャップリンはこの上下の2役をやっている。1階の金持ちは酔っ払って席をあちこちフラフラし騒動を起こし、2階の庶民も酔っ払っている。芸人が火を出す奇術をやったから「火事だ、大変!」とホースで水をかけまくる。小屋の中は水浸しで大騒ぎ、というドタバタコメディ。寄席芸人に投げつけるパイ?は元祖パイ投げでしょうか。ハチャメチャが笑えて単純に面白い。 【キリコ】さん 7点(2004-03-15 18:23:49) |
1.これはチャップリンの初期の代表作と言ってもいいくらい完成度が高いですね。改めてチャップリンは≪天才的なエンターテイナー≫なんだなあと思いました。あと映画自体はかなり短いんですが、その短い中でチャップリンが凄く大暴れしててかなり面白いです。劇場にホースで水まいたりしちゃってるし・・・誰かチャップリンを止めてくれ!じゃないと、この男は暴走辞めないよ(笑)。 【ピルグリム】さん 7点(2003-11-23 22:17:25) (良:1票) |