1.おっと、意外にもレビュー数が多いんですね! やはり、木下惠介監督の知名度がなせるわざか?!
さて、本作は嫌味のない、そしてシンプルに心和ませる作品です。 ほんとに木下監督は幅が広い! 悲劇から喜劇まで撮れてしまう監督さんだ。
原節子って、やっぱり20代の頃が圧倒的に綺麗ですね。 『河内山宗俊』でもそうでしたが、まだこの頃は顔にクセもないし、ふっくらし過ぎてもいない。 まさに清楚な女性の鏡なのであります。
小津作品での原節子はどうも好きじゃありません。 笑顔が不自然で、どこか怖いのです。 作り笑いが過ぎるというか。
ところが、本作での原節子は神々しいほどに、清楚で控えめな美しさを画面いっぱいに発しています。
原節子の魅力を存分に味わえる作品だと思います。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-05-28 23:27:48) (良:1票) |