21.《ネタバレ》 説明不足というか、描き方が不親切です。殆どの人が知識を持たない「帆船訓練の海洋学校」の基本的な紹介ができてない。何の目的で、どれくらいの期間で、正規の学校なのか、何かの資格が関係するのか、はっきりしないですね。高校の単位はとれず、大学へはいけないことは描かれています。主人公は17歳ですが、15歳もいれば、2度目の生徒もいる。一等航海士なのにプロではない。不良を矯正する学校でもなさそう。何月に訓練が始まって、何月に出発して、何月に嵐に遭ったのか、航海のデータもない。仮に8月に始まって5月が遭難だとすると9ケ月も航海していることになりますが。また実際には5人か6人が亡くなっているのに4人に変更されている。どうして?事実に基づいていると冒頭にあるのに。こんな調子だから生徒の区別がなかなかつかないグダグダ演出になっている。誰が死んだかよくわからないのは致命的でしょう。メインは訓練を通じで生徒達が友情と団結を育み海の男として成長していく物語。残念なのは「いい話」が少ない事。不良生徒に勉強を教えてやる、高所恐怖症の生徒がマストで友情の鐘を鳴らす、裁判で下船生徒が団結の鐘を鳴らす、裁判で生徒と船長がハグ泣きする、くらいかな。逆は多い。高所恐怖症で小便もらす、売春婦を買う、酒を飲む、煙草を吸う、女子学生とのH、船長と妻のH、性病、出港時間に遅れて置いてきぼり、キューバ船に砲撃される、イルカ殺して強制下船、喧嘩、照明器具を割って暴れる、干渉過多な父親との確執、厳しすぎる船長への憎しみ、嵐に遭難して死亡。 ◆生徒同士で絆を深め友情を育む横糸と船長や両親の大人達と信頼関係を築く縦糸がうまく絡み合って感動作になる。それがうまく機能していません。どちらも中途半端に終わります。 ◆事故の原因は簡単で、嵐に遭っているのに、帆を畳まないからです。「落雷の危険があった」では言い訳になりません。裁判で事故の責任問題や船長の資格はく奪がどうなったのか、結審を敢えて描かない意図は何?裁判に生き残った大人が出頭しないのは何故?◆海の美しさは十分堪能でき、クライマックスの海難シーンは迫力満点です。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-21 16:48:47) (良:1票) |
20.海を舞台にした友情物語って弱いんだよな~。ジェフブリッジスの演技も良かった。まさかのラストには鑑賞に浸れました。 |
19.ラストあたりで、ほんのり涙。秀作だとは思うが、もう少しスパイスが欲しいなぁ・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 21:58:58) |
18.《ネタバレ》 「希望を持ってすすめ」‥‥‥それぞれの家庭環境から脱し、様々な事情をかかえた少年達が次第にお互いを理解しあい、助け合い、成長を遂げてゆくその姿は見ていて清々しい。子供達への教育という視点から見ても、とても良くできたドラマではないか。だからこそ、あの悲劇はやるせない気持ちにさせる。しかしなぜだろうか、あの悲劇以後の物語はそれほど印象に残っていない。私にとってあの映画のクライマックスは、映画のタイトルである悲しい「白い嵐」のシーンではなく、そこに至るまでの心躍る物語なのだ。鮮烈に印象に残っているのは、無人島の尾根を元気一杯に駆ける少年達と、勉強を皆の協力で克服して及第点を取り、答案用紙を日暮れの海に丸めて放る少年達の姿。言わば物語の折り返し、楽しい旅の最高潮に達するシーンだ。しかしそれが過ぎた時、これから旅が終わりに向かってゆくという何とも言えない寂しさの予感がする。確か少年の一人が「この旅から帰りたくない」という言葉を口にしたと思うが、映画を観ながらきっと私も同じ気持ちだったのだと思う。私にとってのこの映画の印象的なクライマックスも感動も、この言葉で終わりを告げた。うまく言葉にできないが、だからこの映画のエンディングはそれほど印象に残っていないのだと思う。私は「旅の帰り道」が嫌だったのだ。リドリー・スコット監督らしくダイナミックな映像も大変美しい。大きな帆船で友と大洋を巡る‥‥‥私もたった一度でもいい、少年時代にあんな航海にでてみたかったなぁ。 あー、でも船酔いには滅法弱いからやっぱりムリかなぁ‥‥‥。 【six-coin】さん 7点(2004-10-23 02:17:50) (良:1票) |
17.去年海で遭難しかかったことを思いださせてくれました。海はとても恐ろしいところです。海に蹴ったボールをとりにボディーボードをもって行ったところ、いくら泳いでもボール距離が縮まらないなぁと思っていたら実はすごいスピードで流されていました。陸がとても遠くに見ててオレヤバイ??バタバタボールを諦めて岸に帰ろうと思ったけど、行きは余裕やった、しかし帰り逆流なんで・・・もうちょっと気がつくのが遅かったら今の自分はいないかもしれないです。今思えばいい思い出です!! 【はりマン】さん 7点(2004-09-10 02:05:47) |
16.《ネタバレ》 雄大な自然と、その中に配された若者たちのドラマに感動させられます。前半は美しく切ない青春ドラマ。船が波の影に隠されるショットに暗示されたように、後半、突如襲う天災によって、一瞬にして悲劇を描いた映画になります。ところがこの部分で、一体、生徒達のうち誰が犠牲になったのか、いまいちよく判らず。最後まで、結局誰死んじゃったの?状態。そこまでのキャラの描き分けがイマイチだったんじゃない? それとも自分の記憶能力に問題があるのかなぁ? そんな状態なので、いちばん感動的なハズのラストがモヤモヤして終わってしまったのが残念でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-07 14:34:10) (良:1票) |
【ボバン】さん 7点(2003-12-05 00:49:58) |
14.イルカ…痛い。友の死妻の死すべて痛い。水、苦しい。逃げ場ない、怖い。でも大切なものがいっぱいつまった映画。 【らいぜん】さん 7点(2003-12-04 22:42:11) |
13.さわやかな感じがしていいんじゃない?ラストも納得のいく終わり方だったし、迫力もあった。泣けるし。 【taron】さん 7点(2003-11-19 15:06:29) |
12.公開時、災害パニック映画が流行っていたので、今作もその類の映画だと思って観に行った。実際のストーリーは災害映画というよりも災害の中の友情・師弟愛で、なんだか思惑が外れつつ感動した記憶がある。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-10-06 01:32:14) |
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11.迫力がありました。個人的にはすごく好きな内容。けど、最後がもっと感動的に出来たのでは・・・。なんか予想できちゃったので、もうひとひねりほしかったかな。 【ひなた】さん 7点(2003-08-30 00:30:26) |
10.青年たちの成長と船長との絆を軸に綺麗にまとまっていて感動的だった。嵐のシーンでは迫力もあったので良かった。 【スマイル・ペコ】さん 7点(2003-05-29 19:02:28) |
9.好きなんだけど、惜しいなぁと思った。今ひとつ船長の人物像が薄いかなと。また、ラストで裁判になってしまったので、作品の流れが変わってしまった気がした。良い題材なので、的を絞った方が良かったのではないか。勿体ないと思いました。ところで実際のホワイトスコールは1分程だったそうです。ダウンバースト説が有力ですよね。 【じふぶき】さん 7点(2003-04-30 09:51:11) |
8.いい映画。感動ものが好きな人にはオススメ。ただし、ラストのStingの曲に、2点入ってます(笑) 【kaori】さん 7点(2003-03-03 03:53:26) |
7.海の上だけで話が完結していた方が、構成的には良かったかも。 【死亀隆信】さん 7点(2003-01-29 00:08:13) |
6.感動した。頑張ったよ船長まじで。しかし、悲惨だ・・しょうがないじゃないか自然の脅威なんだから・・と思わなくもない。 【恥部@研】さん 7点(2002-12-24 18:45:56) |
5.リドリースコットらしくないけど素直に楽しめる作品、チョット長いのが難。 【KEN】さん 7点(2002-06-24 06:34:19) |
4.ありがちな青春映画だけど、よかったね。ちょっと感動した。 【タコス】さん 7点(2002-04-14 18:16:13) |
3.人間ドラマが非常によく描かれていた。教材のようだ。 【あろえりーな】さん 7点(2001-08-02 14:49:38) |
2.ベタベタの青春映画だと思います。しかしラストは泣かされたー! 【wood】さん 7点(2001-02-19 16:42:25) |