15.原作は出版当時に読んだ記憶があるのだが、20年以上前だし細かい内容は忘れていた。が、村上龍に比べると、なんか自分の高校生活は平凡で退屈なのかなあという印象を持った記憶がある。中年になって映画化されたものを見てみると、暗い陰鬱な60年代というイメージは払拭されて(教師達の高圧的な態度や体罰には閉口するが)、懐古趣味的ながらも現代風にアレンジし、「明るい青春映画」として上手く作ったなあという感じ。あの頃はよかったとか、あの頃に戻りたいという感覚はあまりないのだが、もっと無茶してもよかったかな?という少々の後悔は残る。ストーリー云々ではなく、青春の雰囲気を味わう作品でしょう。 |
14.原作を昔読んだことあり、公開時は話題になったもののヒットしなかった印象がありましたーが!期待せず見たらおもしろかった! 複雑すぎる編集やストーリーのチョイスは2004年当時のガイ・リッチー人気や全共闘時代再発見の雰囲気を思い出させ公開時に行けばよかったなーと後悔。 それぞれのシーンがカッコよく、安藤政信ってこんなカッコいいのかーとため息。納得の太田莉菜チャンが持つ可愛さにため息。宮藤官九郎に振り回されつつ、きっと歩み寄って作ったんだろうなぁーそしてこの映画を踏み台にフラガールに向かったのなーと妙に納得。 すばらしい監督ですねー。 【reitengo】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-06-03 13:22:25) |
13.《ネタバレ》 原作がすごく好きだったので鑑賞してみたが、その雰囲気を損ねることなく映像化していたと思う。佐世保の日の照りつける暑さと、どこか独特な印象を持っている街並みが新鮮だった。そして、ロック好きな僕としては、当時の高校生がすごく羨ましく思えた。しかし、あくまでも田舎の一人の高校生の物語である以上、映像だと平凡な印象になってしまうのはやむを得ない。 最後の「ケンがついた嘘」のくだりで物語が終わるのがすごく良かった。彼らの青春は永遠に続いているのかもしれない。 【たっけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-02 02:06:08) |
12.《ネタバレ》 とりあえず、開始5分で原作(大好きで学生時代何度も読みました)との比較を止めました。それからすぐ、この作品は1969年の物語ではなく1969年風の物語であると考えるようにしました。そうすることによって、この作品はとても面白くなりました。 要するに、この映画は、1969年の話題や音楽なんかを生かした現代の青春映画なんですよね。李監督にしてもクドカンにしても、まだ1969年には生まれてさえいないんですから、当時のリアルな空気なんて作れるわけがないんです。。ただ、そこは才能ある監督と脚本家です、知らないことを逆手にとって、とてもポップで楽しい作品に仕上げています。 【TM】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-18 17:13:45) |
11.原作と比べると面白さもストーリーもおちますが、映画は映画で面白かったです。好きなシーンはケンとレディ・ジェーンの二人の帰り道です。 |
10.いい青春映画。長崎ってなんかいいなと思いました。 |
9.私も九州出身やけんまるで故郷におるような感じで見れました。妻夫木君はホントに自然な長崎弁やったなあ。他の俳優は、やっぱり下手くそかな・・・と思ってしまいました。でもそれは仕方ないかぬあ。そのせいか、妻夫木君の演技が光ってみえたかな。実際にあった話やけんそれがまた面白いし、青春っていいな~と素直に思いました。高校時代に戻りたくなりました。ちなみに全編九州弁ってことで、+1点。(そしてまたまたちなみに私もつられて九州弁で書いてみました・・あはは・・) 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-20 03:59:19) |
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8.友達から「ウ○コのシーンで爆笑した」って聞いたので期待してたら(←何に期待してんだ)、実際見てみると割と普通だった(確かに行為は下品だけど表現としてはそんなに…)。 オープニングは良くも悪くも「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」みたいでしたね。 【ゆうろう】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-16 21:42:32) |
7.原作もおもしろかったし、映画としてもおもしろかった。今とは違うまた別の青春を感じた。 【アンリ】さん 7点(2005-03-22 00:21:00) |
6.面白いとか、つまらないとか抜きにして、若いってホント素晴らしい!こういう事がやれる間が花で、その後は社会に縛られ、法律や立場によって何もできなくなる。そうなってしまった人間にとって、この映画は鎖で縛られた体を自由にする、爽快感みたいなものだと、僕は熱く感じた。こういう映画は素晴らしい。若いってとにかく素晴らしい!恋や友情や夢や希望を一番熱く想っている彼等の姿は、とにかく爽快で素晴らしい!うち、こういう映画好いとるもん。でも、7点。そのわけは、指紋のない彼がウ○コを校長のデスクの上にしてからのカラミが少な過ぎる!警察に捕まれウ○コくん!面白い事しろよ!って最後まで祈っていて、結局願いが叶わなかったから、マイナス3点!理不尽と言われようが知らない。それがオチってもんだろ! 【ボビー】さん 7点(2005-01-16 22:34:43) |
5.家族で観てしまいました・・・(汗)私は爆笑なのに母は苦笑い、まず家族では観ないで下さい!内容は私のツボにグサッと刺さりました、これが青春!?男子の下心が面白く描かれている作品だと思います。でも69年とかそうゆう時代のことをあまり知らない私には分からないところも少しありましたケドあの下品さは好きです♡ 【愛しのエリザ】さん 7点(2004-12-29 00:39:37) |
4.何も考えずに友達同士で見て欲しい!しかも、彼氏彼女とかより、女同士男同士で。下ネタ嫌いな人には少々辛いものがあると思いますが(汗)とりあえず、あー若いっていいな!って感じです(笑)映画の舞台は思いっきり地元なので、面白かっただけなのかな??ロケーションも綺麗でおすすめですよ。 【コウ】さん 7点(2004-11-02 20:51:43) |
3.いや~馬鹿ばっかだなぁと しかし笑わされたのだから私の負けです。好きな水川あさみ嬢はなんかあのような役どころが最近多いような…ま、楽しんでるしいいか 【ヴァッハ】さん 7点(2004-07-17 17:44:58) |
2.村上龍の本の中で最も好きなのが「69」なんで、クドカン流ではあっても楽しめる。九州のスミっこで自由を叫ぶ高校生、安田講堂も陥落し安保も全共闘も、もう流行らない。自己批判や総括なんて糞食らえ、面白ければバリ封だっていいじゃん、思想なんてないよ、女とヤリたいだけだもん。っていう全共闘世代の本音が気持ちいいんですよ。いつの時代も高校生の頭ん中は女とヤリたいしかないんだから。そのためにモテようと必死に何かに取り組むんだから。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-07-16 16:42:08) (良:2票) |
1.疾走感と躍動感が全編に満ち溢れた快作。主演の妄想炸裂爆走野郎妻夫木は今が正に旬の輝き、安藤政信も実年齢を全く感じさせない(失礼!)好演。二人があらゆるものからの追跡をかわし、画面を駆け抜けていく様は、爽快の一言。岸部一徳、小日向文世ほか助演の役者たちもいい味。気になったのは舞台となった高校の管理体制が、それほど厳しいとは思えなかった事、「木更津キャッツアイ」でも「GO」でもクドカン印の映画(ドラマも含めて)は画ヅラがどれもこれも似通ってる点。日本映画の短所でもあり長所でもある、ダラダラした日常描写を払拭したのはアッパレだがこの作品も何となく監督不在の感は否めなかった。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-06-20 13:26:20) |