41.ドキュメンタリー映画としては構成の上手さが際立っているとおもう。但し、前作の「ボウリング・フォー・コロンバイン」と比べると、どうもブッシュ叩きの為に急いで作ったのか、あまり深い掘り下げが無く、この映画が公開される前に色々と情報が伝えられたあたしには物足りなさが残りました。多分、アメリカ人向けとして考えれば、これで十分なのかもしれないけどね。 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-06 18:03:22) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」に比べて、もう一息という感じがした。それでも監督の言いたいことにはある程度共感できた。ブッシュ大統領を2選させないために作ったというだけあって、すばらしい攻撃っぷり。それでもいいが、後半のイラク戦争への批判を全編通してやった方がよかったのではと思う。レイ・ブラッドベリの小説「華氏451」(華氏451度は紙が燃える温度)に引っかけて「華氏911 - それは自由が燃える温度」としたタイトルおよびキャッチプレーズは良かった。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-01-11 02:17:58) |
39.この映画を観て知ることはたくさんあるが、どうも偏った意見な感じ。ボウリング~ほどの出来ではなかった。 【eureka】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-03-20 21:53:14) |
38.この日本に住んでいる自分は、一体世界で起きている現状をどれだけ把握できているだろう?日本国内のニュースなら大体分かっても、外国で起きていることは報道側の姿勢によりいかようにも脚色できるのではないだろうか?イラクで起きていることは、アメリカを通じてもたらされる情報ばかり。イラクにいる住民一人一人に聞いてみないと本当のことは何も分からない。本作はもっとふざけた作品かと思いきや、よくできている。空爆で真っ黒になった赤ん坊をかかげ、「一体この子が何をしたんだ!」と叫ぶイラクの住民。かたやアメリカの田舎街でろくに職につけない若者達が仕方なく兵士になってゆく。生活のため、組織のため、従順に人を殺しに行く。帰還してノイローゼになる元軍人。それを心配する家族。うまく多面的に捉えていると思う。いろいろと考えさせられる作品だった。 【やぶからスティック】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-18 14:58:03) |
37.マイケル・ムーア監督にしては、おとなしい内容に感じた。戦争批判にしても彼なりの構成が全くなかった。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-07 12:34:41) |
36.《ネタバレ》 彼らしい皮肉たっぷりのドキュメントで、僕自身彼が好きなのでこの作品も楽しく見れたのですが、ただあまりにも無理やり100%ブッシュ(イラク戦争)を悪者にしようとしすぎてる感があったのが残念でした。息子を戦争で失ったおのお母さんの悲しみよう、悲しいのはわかりますが、もともと志願して戦争に行った息子が死んでしまってから「戦争のせいで、戦争のせいで」と嘆くのは少々お門違いじゃないでしょうか…と思いました。もちろんイラク戦争が世界平和のためには不必要なものであったことが大前提の話ですけどね。 いやーしかし、彼の言っていることがどこまで真実なのかはわかりませんが、彼がこうして暴露しなかったらどんなことになってるんでしょうね。恐ろしい世の中ですわ。 【AXL侍】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-02 23:07:27) |
35.ブッシュ面白すぎワロタwwwwww 芸人泣かせの大統領。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-22 18:08:14) |
34.マイケルムーアの目的は、「民主党に勝たせる」ことではない。彼の目的は、「戦争による不幸を無くす(減らす)」ことだったと思う。「民主党が勝つ」ことで、その目的を達成できるなら、悪意ある編集も、私は受け入れられます。少なくとも、現実の戦争の悲惨さを世界に訴えているという点で、この映画に存在価値を認めます。これは現実の話であって、スクリーンの向こう側の作り話じゃないんだから。戦争をなくすための具体的な行動として、この映画を作ったということを、私は評価したいです。残念ながら、この映画は「民主党に勝たせる」ことには失敗してしまったわけですが... 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-09 00:01:57) (良:1票) |
33.《ネタバレ》 物事には色々な側面があって見る方向によってまったく見方は変わると言う。でも、マイケル・ムーアの言う「戦争はブッシュのような金持ちのゲームだとかおもちゃであって、さらにあいつらはそれで私腹を肥やしているんだ。それはよくないでしょ!!」っていうのは僕もそう思う。でもボーリングフォーコロンバインと比べると「中盤でダレるなあ…」という印象。話もちょっと難しいしね。でも、ここのレビューを読んでみるとみんな賢いなあ。「なるほど、なるほど」って思わずにはいられない。※追加。アメリカ国民っていうのは「パッション」みたいに膨大な血を流さないと気付かない国民なんじゃない?そう考えるとブッシュ批判もこれくらいで彼らにはちょうどなんじゃないかなあ。 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-13 22:54:09) |
32.うーん。。。どうでしょう。 プロパガンダではありますな。 ただまあ、キナ臭いと思う人物のキナ臭い部分を的確にエグって見せてくれる。 「キナ臭い」の説得力ある表現方法を授けてくれるってことには価値があるかと。 死んでいった人達への冒涜だけはしませんが、アメリカ人って「死に近い場所にいる」ことを軽視する傾向がある国民だと感じる。 やっぱり本土への侵攻をうけた経験のない国だからだろうか。 そんなことを考えながら観てた。 「この映画だけが真実ではない」。 そのバランスの上で観たい。 製作者の立ち位置が偏っている分を差し引いて俯瞰してください。 ただ、傍観者にはならないでください。 それが俺の立ち位置です。 【とっすぃ】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-12-04 22:04:11) |
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31.各メディアのブッシュ批判がアリキタリになってる昨今、今更な感じ?前半は。まぁ、反ブッシュのプロバガンダな印象は確かに感じるが、あそこまで込み入って大統領に喧嘩上等!としているM・ムーアにゃ、感心しちゃいますよ。しかし、全体的に俯瞰してみると前半・後半のバランス感に欠ける作品ではあります。しかしM・ムーアの鮮度ってのも、落ちつつあるなと、感じちゃう私が俗物なのかもね。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-14 13:15:20) |
30.《ネタバレ》 「ボウリング~」の方が面白かったかな。 メッセージ性の点で。 コレは完全にブッシュ批判の映画だったから。 俺はよく知らないけど、この映画で語られていることが全て事実ならば、 それでもブッシュを支持し続けるアメリカ国民って何なの!?って感じ。 やっぱりアメリカは、「戦争」を、経済活動のひとつと考えていることが実感できた。 【【【イラク派兵の若者が、戦っているときに聴いている音楽というのが、過激でサイコなヘビメタで、そこでの戦闘シーンはさすがに気分悪くなった・・・】】】 【おれおれ41】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-27 14:29:58) |
29.『自由と平等を産声に、自由の理念を追求し、矛盾・混乱するアメリカ』そんな姿が、あれらの事実をもとに見て取れる。考えれば考えるほど『自由』はわからなくなる、そんな難題に挑むアメリカを応援したいとも思った。またこれを観ることで、数や客観的資料では語れない、戦争そのものの実態を知ることもできた。 【PPOSSTU】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-08 18:29:55) |
28.皮肉った表現のオンパレードだった~。まあこの映画に描かれてることが全て真実かどうかはわからないし、大袈裟に見せてる部分もあるだろうけど、納得できるところもあった。とりあえず何かを判断したり意見を言ったりするにはそれに関する知識がまず必要だと思う。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-30 02:02:50) |
27.この映画の公開前、私はタイトルを知って、「すごいセンスだ!」(レイ・ブラッドベリは怒っているようですが)と感心し、見る前から期待を大いにふくらませていたのですが、「ボウリング・フォー・コロンバイン」に比べると説得力はいまひとつだったかな。著しく偏った内容と思いますが、それでもこういう映画を作った勇気に敬服します。でも、この映画って本当に選挙向けに作ったのですね。911を周知の事実と考え、特に説明がなく、チェイニー、ラムズフェルド、ライス、パウエルなどがどんな人物だったのか説明がないので、何年もたってからこの映画を見ると、なにがなんだかわからなくなるでしょう。たとえば、911のときまだ生まれていなかった若者がこの映画を見たら、なんでパラシュートの話になるのかわからないと思います。この映画を後世に残し、こんなアホな大統領がいたということを語り継いでいくためには、もっと解説をつけた再編集版を作る必要があるでしょう。内容はおもしろいですが、見ていて疲れるので、元気がある日に見ることをおすすめします。無残な遺体の映像も出てくるので、苦手な人はそういうシーンは目をつぶってください。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-18 21:31:57) |
26.ブッシュ批判としては企業との癒着だったり石油の話だったりもう今更コラージュして映像化すること無いしって感じで(ニュースの方が分かりやすいし)・・・説得力がなかった。タイトルに911ついてる割に911についてはそこまで深く語らずだし、テロリストへの批判もなし。それでもやはり戦争で傷ついたイラク・アメリカ双方の家族や兵士の姿は強く感情に訴えかける。当時のイラク戦争にひたすら突っ走っていったアメリカを振り返るには良い映画じゃないかと。偏った映画なんでこれだけを見るのは薦めませんが、これからのために見た方が良い映画だとは思います。 【ぺこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-30 00:59:27) |
25.《ネタバレ》 噂には聞いていたけど、確かにあんまドキュメンタリーとは言えないかも。<ドキュメンタリー>という言葉を広辞苑で調べましたところ、『虚構を用いず記録に基づいて作られた記録文学、映画の類のもの』ということでした。別にこの映画が虚構で作られてるものだというわけではありませんが、内容の所々に製作者の意図(ブッシュを落とす!という)が込められているのは明らかで、それを『記録に基づいて作られた映画』とは呼べないような気がしてなりませんでした。でもまぁこれがドキュメンタリーということをあまり気にさえしなければ良質の一品ですよね。これを機にドキュメンタリーではなく、批判映画なんてジャンルを作ってもいいんじゃないかって思ったぐらいです。一部の企業をめちゃくちゃに批判するような本もあるんだし、その映画版があったって別にいいですよね。 オレはこの映画をブッシュが再選されてしばらくしてからようやく観たわけですが、一番印象が強かったのはテロの知らせを聞いて平然と小学校の視察を続けるブッシュでもなく、裏でブッシュ家とつながりがある(らしい)オサマ家の人々でもなく、そんな人間達の下で何も知らずに命を奪われていった多くの人たちとその家族のシーンでした。あんな風に死んでいった人達は本当に救われないでしょう。『華氏911』の内容のどこまでが真実かはわかりかねますが、そこで取り上げられた戦争の犠牲者達は間違いなく真実です。つくづく平和主義を貫く日本って偉いと思う。最近日本も武力を持とうとか言ってるアホ政治家もいるようですが。そういうやつに限って危なくなったら真っ先に政治家専用シェルターを作るとか言い出すんでしょうね。 マイケル・ムーアはこの映画でブッシュ再選を阻む事を公言していましたが、同時にこの映画が戦争の抑止力となってくれたらどれだけいいかと思います。最近は収まってきましたが、興味本位でイラクなどに行く日本人は実際平和ボケもいい加減にしろと言いたくなります。一度戦争で家族を失ってみれば二度とそんな気も起こらないはずである。 平和主義、どこまでも貫いていきたいものです。 【TANTO】さん 7点(2005-03-24 01:43:57) |
24.驚いた!事実なの?監督の体形を見てしまうと説得力がいまいち欠けちゃうんだけど。まあよく取材して編集してますね。点数に7点が多いのも納得できる。「他人に薦められなくもない」映画なんだけど、俺はしばらく観なくていいや |
23.これを観たのは奇しくも大統領選当日。午前中に鑑賞し、「こりゃケリーだわ」と思いつつ帰宅すると・・・あれ?コイツ当選しそうじゃねぇ???? この作品中の情報だけを元に一概にどうこう言うのは正しいと思わない。でもそれが事実であるかどうかは別にして、そういった疑惑を持つ十分な余地があると言うことは明らかだろう。 自由だ人権だと高らかに謳う一方で、ブッシュや彼を取り巻く人々のここまであからさまな疑惑(それも人の命をもたやすく奪うもの)を許し、彼を再選するアメリカ国民の懐の深さ(?)に感服する。 世論に煽動されやすい日本人気質を備えた私には到底理解できない思考です。 ムーア君、元気にしてるかな。 【ぽめ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-01-27 17:43:22) |
22.ん~、伝えようとしている内容についてはこれ以上ないくらい賛成で、僕も「ゴアがあの時当選してたらなぁ・・・イラクにも地球環境にも優しかったのにな」と思っているので、内容に関しては拍手喝采。よくぞ作った、と褒めたいんですが、なんだかアメリカ政治の暴露映画みたいで少し安っぽく感じてしまいました。前作ぼーりんぐふぉーころんばいんに比べても、むーあの遊び心というかユーモアが少なかったように感じるし。映画としての完成度に少し疑問を抱いた作品でした。ただ、見てよかったと思います。僕もイラク戦争に関して無知のきわみだったので。 【とむ】さん 7点(2005-01-16 00:01:45) |