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遙かなる走路

[ハルカナルソウロ]
1980年上映時間:134分
平均点:7.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ伝記もの小説の映画化
新規登録(2012-10-21)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2021-03-28)【イニシャルK】さん
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監督佐藤純彌
キャスト市川染五郎(六代目)(男優)豊田喜一郎
市川染五郎(七代目)(男優)豊田喜一郎(少年時代)(クレジット「松本金太郎」)
米倉斉加年(男優)豊田利三郎
田村高廣(男優)豊田佐吉
司葉子(女優)浅子
中野良子(女優)愛子
岩崎加根子(女優)たみ
三橋達也(男優)大島理三郎
地井武男(男優)管隆俊
山谷初男(男優)佐藤亀次郎
佐野浅夫(男優)岡本藤次郎
下川辰平(男優)石田退三
小池朝雄(男優)岡部岩太郎
福田豊土(男優)坂薫
丹波哲郎(男優)西川秋次
神山繁(男優)神谷正太郎
蟹江敬三(男優)山口昇
浜田寅彦(男優)野末弥七
有島一郎(男優)谷口房蔵
谷村昌彦(男優)一宮運送・荷主
川津祐介(男優)加藤誠之
武内亨(男優)
原作木本正次「夜明けへの挑戦」
脚本新藤兼人
音楽ゴダイゴ
ミッキー吉野(音楽監督)
配給松竹
美術木村威夫
編集太田和夫
録音小尾幸魚(整音)
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2.《ネタバレ》  随分と昔、東南アジアの国へ旅行に行った時に、その国の写真フィルムを買おうと思ったら、そんな物は無いと言われ驚いたことがある。我々は大抵のものは国産品があると思っている。無いのは石油と旅客機(YS-11が現役ならなあ)くらいではないだろうか?  そう、日本人というのは、とにかく自国の物を求めるし、自国で作ろうとする。なんでも自分で作らないといられない、というモノ作り大国の気概、素晴らしや。   そんな主人公、豊田喜一郎の幼少時の自動車への興味から、工学を学び自動車を開発する過程が丁寧に描かれており、製造業に携わるものとしては、大変に面白く見られた映画である。  特に論理的・基礎的な技術と同時に、製造技術の壁も実際の製品開発には重要なファクターである話、会社というものは人々の生活を背負っているのだという事に悩む経営者の話などもまた、興味深い。  さらにこれも前の話だが、数十年ぶりに光岡自動車がメーカーとして認可されたというニュースを、不思議と思ったその訳もこれで理解できた。   完成直後の役人との密約や政治的駆け引き、とりあえず作っちまうというスタンスなど、ちょっとどうなのかと思う所もあるが、行動力と情熱の人というのは伝わってくる。   色々ともっと知りたい部分もある。シボレーのエンジンパーツと入れ替えてみるって、デッドコピーを作っているんだろうか?とか、60馬力を超えた時の原因と対策は何だったのか?とか、箱根をヒーヒー言って押しながら超えたのに、あの電報はいいのか?とか、ニッサンはライバルじゃなかったのか?とか。でも、細かいとこだから、いいのだけれど。 
Tolbieさん [DVD(邦画)] 8点(2013-08-11 08:57:45)
《改行表示》
1.《ネタバレ》 今でこそ当たり前の存在になっている自動車ですが、 その自動車の創成期がどのようなものであったのか 本作を見て知る事ができ、とても興味深く、 そして面白かったです。  トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎の お話ということですが、やっぱり見ていて思うのは、 「創業家精神」というやつですよね。 父の佐吉さんから受け継いだ、やると決めたら とことんまで突っ走る精神、誰もやってないことを やり抜く精神、この精神の崇高さを感じた次第です。 誰もやらないことに挑戦すると、いつの時代でも必ず 批判や困難がつきものです。 何度失敗しても、うまくいくまで何度でもトライする。 そしてどんな困難があろうと、成功するまで挑戦する。 全ての創業者は、多かれ少なかれ皆同じ道をくぐり抜けて いるんだろうなと、これまでの日本を作り上げてきた 多くの先人の努力に思いを馳せ、胸が熱くなりました。  物語としても、ぐっとくるところがあります。 経営陣に幾度となく反対されながらも、彼らを説得する 様子や、ついに一台の車を作り上げたときの、 多くの技術者たちの喜び様など色々ありますが、 一番はやっぱり実の母と対面して、お母さんを 自分が作った車に乗せようとするシーンですかね。 本当に感動しました。まぎれもない良作です。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 8点(2012-10-22 20:56:34)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8266.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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