たそがれ酒場のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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たそがれ酒場

[タソガレサカバ]
1955年上映時間:94分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-06-19)
ドラマサスペンスモノクロ映画
新規登録(2004-04-30)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2024-07-27)【にじばぶ】さん
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監督内田吐夢
助監督三輪彰
キャスト小杉勇(男優)梅田茂一郎
多々良純(男優)汲島鉄夫
野添ひとみ(女優)野口ユキ
津島恵子(女優)エミー・ローザ
高田稔(男優)中小路龍介
東野英治郎(男優)鬼塚
加東大介(男優)岐部
丹波哲郎(男優)森本
宇津井健(男優)鱒見
江川宇礼雄(男優)山口
天知茂(男優)
山川朔太郎(男優)
鈴木光枝(女優)
中村彰(男優)
江見俊太郎(男優)
音楽芥川也寸志
撮影西垣六郎
製作新東宝
配給新東宝
美術伊藤寿一
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2.いやー、にぎやかの一言。歌に踊り、クラシックにストリップ、色恋沙汰に刃傷沙汰、、、グランド・ホテルなんてぶっ飛ばせ!の勢いでたそがれ酒場はホストもゲストもわいわいがやがや。グランド・ホテルを意識するからか、ピアノを弾く音楽家は、ライオネル・バリモアに似とるなー。さてそんな群衆劇にピリッと1本背骨を通しているのが、開店から閉店まで酒場の片隅にいる老画家(小杉勇)。彼を配置することで芯のある作品に仕上がってますねー。戦時へのノスタルジー、戦争に荷担した葛藤、裏切られること、赦すこと、家族への愛、恋人への愛、生きる希望と現実、登場人物が炙り出すそんなこんなは、戦後10年目に作られたこの時代のリアリズム、日本のありのままの姿を酒場という空間にまさに縮図として描いたかのようです。そしてそれは戦争帰りの内田吐夢監督の思いだけではなく、この作品に携わったすべての人の思いが等身大でぶつけられているのではないでしょうか。同時代の心理描写に“富む”秀作だと思いました。
彦馬さん 8点(2004-05-07 00:37:27)(良:1票)
1.《ネタバレ》 面白かったですね~、これ。たそがれ時から酒場に集ってくる多種多様な人間たちを最初は俯瞰でスケッチのように映し出す。来ては飲み、そして去っていく客たち。きっと連日連夜こんな夜が繰り返されているのだろう、何が店内で起こってもたいして驚かない客や従業員。徐々に特定の何人かの人物にフォーカスしていく。モヤモヤと得体の知れない混沌としたエネルギーが湧き上がってくるような、戦後十年目、大衆酒場の雰囲気、最高です。ほんのチョイ役でも、役者それぞれの個性を引き出す演出の妙。中でも加東大介、東野英治郎は別格。若き日の丹波大先生、殆どワンシーンのみの登場だけどやっぱり光っていました。生活に疲れた津島恵子の踊り子(ストリッパー?)役、意外な配役だがこれもなかなかの適役。天知茂はどこに出てたのか見つけられず。下戸だが食いしん坊万歳!な自分は、途中から壁にデカい文字でベタベタと貼り付けてある、どれもこれも旨そうなツマミのメニューとお値段が気になって仕方なかった。今なら幾らくらいでオーダーできるのかなぁなんて。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2024-05-08 07:54:16)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
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200.00%
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400.00%
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6125.00%
7125.00%
8250.00%
900.00%
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