53.《ネタバレ》 原題はองค์บาก。オンバクという発音で、たぶん仏像の意味。センスのない邦題が多くて、色々とまいっているところですが、これは当たりの部類じゃないでしょうか。邦題に何の脈絡もないところが逆にすごいです。とにかく冒頭の木登りゲームのシーンが圧巻です。お前ら猿かと。その後、村の守り神であるオンバクの首が盗まれ、木登り勝者で、村一番のムエタイの使い手の主人公が、盗まれた首を取り返しに都会に出るという単純明快な話です。気持ちのいい本物の格闘技アクションです。主人公は途中で、盛り場の賭け格闘技に巻き込まれ、外人格闘家と闘う羽目になるのですが、そのうちの1人の日本人の小物感に笑いました。意外と強くてさらに笑うのですが。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-05-09 17:31:06) |
52.男の子たちは、この映画を観て、からだを鍛えよう! 血湧き肉躍るアジア系肉体派武術映画。 ひさびさに格闘技への憧れが再燃しました(10分間だけだけど)。 ブルース・リー以来だ、こういうの。 映画はそのブルース・リーの最高傑作「ドラゴンへの道」的な展開。 暗い情念は大日本帝国影響下の上海を舞台にした「ドラゴン怒りの鉄拳」を思い起こさせる。 なんといっても凄いのがムエタイの格闘技シーン。あたりまえだ。 肘と膝を使った打撃シーンはホントに痛そう。あれは死にます。 ブルースリーの打撃がバシッ!なら、トニー・ジャーはグシャ!という感じ(ジャッキーチェンはパシ!かな)。膝で脳天を一撃するシーンは、頭割れるんじゃないかマジでという迫力。 いや面白かった。 ムエ役のブマワーリー・ヨートガモン、22歳。 可愛いいんだかなんだかよくわからない顔。 若い頃の薬師丸ひろ子が整形したような、「少林サッカー」のヒロインが厚化粧した場面のような、へんな顔だなあ。妙に気になります。 で、映画館(中洲大洋)に客は5人(笑)。 うち3人が女の子、のこり2人がオジサンというのは…。 男の子たちは…(最初に戻る)。アレレ。 【Ravenclaw】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-02 18:37:36) |
51.《ネタバレ》 CG使いません、ワイヤーもほとんど使いません、俳優が大怪我しようが知ったこっちゃありません(大嘘) そんな命知らずなアクション馬鹿映画。 ムエタイで鍛え上げられた肉体でどんな危険な場所にも突っ込む男たち。 火の輪だろうがガラスだろうが何だろうが知った事か、仏像と姉さんのために全力で走って走ってブチのめしまくる愛国心MAXな弟ことトニー・ジャーのアクションを見よ! 後を追うジョージことペットターイ・ウォンカムラオも地味にすげえ。人間やれば出来る、やったらやれる! バスター・キートンやハロルド・ロイドの心意気がココにも活きている。 全ムエタイファン、血の気を求めるアクション映画ファン必見の映画です。 ジャッキー・チェンが時計台から落ちるなら・・・という感じに命がけのアクションとジャッキー映画へのオマージュは賞賛するしかねえぜ。 まさか「参(三部作)」まで続くと誰が信じた事か。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 15:15:06) |
50.タイトル的にワイヤーアクションばりばりの映画かと思ってて全然眼中にありませんでしたがむしろその逆で謳い文句はワイヤー・CG一切なし。生身のアクションの良さを感じ取れるアクション映画でした。ジャッキー映画観てるみたいな楽しさ。アクション好きなら観ておいて損はありません。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-27 06:15:36) |
49.アクション映画界で、ここまで美しいヒジ打ちとヒザ蹴りを撮った映画は、ないとおもう。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-03 00:21:31) |
48.《ネタバレ》 これぐらいの迫力のアクション見たの久しぶりだった。編集せずにムエタイをふんだんに使ったアクションに圧倒された。本当にすごい。 ストーリーや雰囲気の重さがマイナスだけど、それを差し引いても素晴らしい作品 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-05 16:56:01) |
47.《ネタバレ》 重めのテーマにゴリッとアクションが乗っている。 タイがどういう国なのかわからないからどういうものなのか想像に任せて 見入ってしまったけど、こういう風にちゃんと映画になっているのが凄いなと。 なんで日本製の映画ってなんかできが悪いんだろう。 ドラゴンボールとかスラムダンクのテレビ版みたいに、止め画で(口だけ動いてる)さんざん台詞だけ 聞かされるような、そういう様式が映画にまで蔓延してるのが許せない。 心情や舞台背景を説明しすぎな台詞とか、自分が今やっている行動を、説明台詞付きで演技させたりする 演出に至ってはかなり後進国なんだと思わされることがある。 いらないから省かれているバックの設定を、日本のドラマ、アニメや漫画につかりすぎてついつい自分の理解力を棚に上げながら 「説明不足だ」などと感じてしまう自分にも腹が立つ。 そういうことを発見できた。凄く完成されていて、少なくとも日本映画はアニメも含めて外の映画をよく 見て良いところはちゃんと真似した方が良いと思う。 出来るようになってからオリジナリティを見つけた方が良いのではないか。 と、何故かこの映画を見て思った。 【黒猫クック】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-01-04 21:42:29) |
46.ムエタイもすごいけど、旧友のダメぶりも相当なものだ。 タクシーチェイスもすごい。 若者の農村離れ、薄れゆく信仰、麻薬売買など、現地の問題を取り上げている映画。 全体的に雰囲気が重いのが難点。 【且】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-01-04 20:16:59) |
45.先日、レンタルショップに行ったら、ギャル二人組みでこの作品を手に取って、「アハハ!ちょ~名倉なんだけど!ウケる!」と盛り上がっていた。 君たち、ネプチューンの名倉さんに似てるからと言って馬鹿にしてはいけない。 とんでもないスターなんだよその名倉さんは!!ジャッキーのような無茶をし、ジェットリーのような速さで敵を翻弄する。蹴って回って跳んで燃えて、、、とにかく凄いんだよ! 馬鹿にする前に観なさい。とにかく観なさい!ただのソックリさんじゃないってことが分かるから! 、、、こんな言葉を面と向かって言えなかった私は負け組みです。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-02 18:40:38) (良:1票)(笑:1票) |
【なおてぃー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-13 19:29:00) |
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43.劇中でも、盗んだ本人がそんなに仏像が大事か!?と呆れるくらい凄い執念です。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-23 19:11:11) |
42.もうあっ晴れとしか言いようがないアクション! ムエタイは生きるための国技ですが、突き詰めればこういう芸術としての見方もあるんだなあと感心しました。 あえてこういったB級映画だからこそ痛みが伝わってきますよね、力作!! 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-20 03:25:29) |
41.《ネタバレ》 往年のジャッキーチェン映画に見られる組み手アクションの娯楽性と、ブルース・リー映画に代表される実戦格闘技の鋭さが融合されたような印象。唸りました。年甲斐もなく「すげぇ!」を連発しました。立ち技最強と称されるムエタイが、こうもエンターテイメントに化けるとは。生身の肉体だけが伝えられる凄みと痛みを体感しました。格闘技系アクション好きならば必見だと思います。これで脚本がもうちょっと頑張っていたら、傑作になっていたと思う。ヒロイン?のお姉さんが死ぬ必要は無かったし、ボスを車椅子にする必然性も感じません。シンプルでスカッと楽しめるような物語だったら、言うこと無しでした。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-13 19:20:47) |
40.ストーリーはどーでも良いです。 アクションがスゴイ!ムエタイってこんなにスゴイの!? あんな動きが出来るなんて、信じられません。 一見の価値あり!!!!!!!! 【☆きなこ☆】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-10-16 19:07:37) |
【プライドだらけ】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-09-16 21:24:37) (良:2票)(笑:2票) |
38.《ネタバレ》 スタントなし、CGなしという触れ込みを受けてみると、いかにも痛そうな印象を受けてしまいます。アクション半端じゃないです; 【エカ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-14 20:52:04) |
【なますて】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-14 14:41:59) |
36.新しいタイプの宗教映画ですな。あんだけバシバシ大格闘して、さらには「死ぬのは自分だけでいい」と命を投げ出して敵地に赴く主人公、その目的は「盗まれた仏像を取り戻す」。まさに信仰心のカタマリですね。この映画、出来不出来で言うと、だいぶヒドイんですけどね。例えばトランプでイカサマする場面、カメラをあちこち振り回して、いかにもイマ風の映画っぽく演出しているんでしょうけど、肝心のトランプにフォーカスを合わせられずボケボケ(ってか、フォーカス合わせる気、最初っから無いだろ)。家庭用ビデオの方が、オートフォーカスでよっぽど上手く撮影できまっせ。というわけで、細部には何の配慮も感じられない映画ですが、それでも何でも、やっぱり圧倒されちゃう。それはただ一点、「映画のために、ここまで体を張るのか」ということ。明らかに、やり過ぎです(笑)。この方向にはこれ以上、深入りしない方がいい(笑)。老婆心から、忠告しておきます(笑)。アクションシーンを別アングルから何度も見せるのも、映画としては反則だとは思いますけど、確かに別角度からも観てみたい誘惑に駆られるのも事実(笑)。でもしつこい(笑)。まあ、たまにはこういう映画を観るのも、刺激にはなってよいかもしれない。一言で言えば、「要するに宣伝がウマかった映画」、ではあるけれど、騙されても悪い気はしないし。ただ、せっかくアクションで早回ししないんだったら、他のシーンでもしなくていいよ。あと最後に、もうひとつ感じたこと、「どこの国でも、カワイコちゃんは可愛いし、悪者はワルそうな顔してるなあ ⇒ でもノンプラドゥ村のオッチャンオバチャンの表情はいい味出し過ぎ、まさに特筆モンだ」 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-16 23:46:03) (良:1票) |
35.トニージャーの超絶アクションを真似しようとしたら怪我しそうになりました(笑 【腰痛パッチン】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-27 15:00:57) |
34.町中追い駆けっこシーンでの用意周到な障害物が、わざとらしすぎてバカバカしく思ってしまいましたが、格闘がメインとなってくる頃には、その独特の体裁きに目が釘付けになっていました。/ドニー・イェンも最初の頃はリアルと非リアルの中間辺りの格闘スタイルで、『クライム・キーパー』を観た時に「この動きおもしろいなぁ」と思いながら観てましたが、このムエタイならではのダイナミックな動き、突進力、痛さは、そのドニーがかすむくらいのインパクト。/ここでCG・ワイヤー表現の是非を長々と語るつもりはありませんが、「手段は手段でしかない」というのはその通りです。しかしこの作品を撮るにあたって「CG・ワイヤー使わない」という手段も当然アリなわけで、例えば敵に囲まれ、その敵の肩に乗って逃げるシーンで「実はワイヤーで吊ってます」とか「飛び膝蹴りでヘルメットをバコッと割るシーンはCGです」―なんて言われたら、ここまで賛辞を受けることはなかったし、巷に溢れる凡百の格闘アクション映画の1つにしかならなかったのでは?/全て生身でやっているゆえの凄み、命張って撮っている凄みこそがこの作品を支えているのだと思いますし、私にとっては充分すぎるほど観賞に耐えうるアクションの数々でした。/観る映画の8割は香港・中国製な自分にとって、ストーリーはそんなに苦になりませんでした(笑)。ムエは、なんというか初めて上戸彩を見た時のような視点、「ん?このコかわいいのか?かわいくないのか?うん、たぶんかわいいのだろう」という、一瞬考えさせるかわいさですね。 |