1.《ネタバレ》 あぁ、好きだぁ、こういうストーリー構成。『パルプ・フィクション』然り、『スナッチ』然り、『ロック・ストック』然り…。登場人物のとる行動のアホさ加減と、テンポの良さと、最悪な事態にそぐわぬコミカルさは『11:14』に一番近いかな。しかしこんなにモロモロ最悪なことが起きて、結局ハッピーエンド??(笑) 要所要所、「コイツ絶対死ぬな」(ラリってたマニーとか、ひかれたロナとか、銃いじくり回してるサイモンの隣のマーカスとか)と確信したのだけど、すべて丸く収まっちゃって、良くも悪くも裏切られたわ。その裏切られ感も小気味良くて好きだけど。ドラッグディーラーのトッドが後半かっこよく見えてきたあたり、私もまだまだ青いな。