ザ・コミットメンツのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・コミットメンツ

[ザコミットメンツ]
The Commitments
1991年アイルランド上映時間:118分
平均点:7.35 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(1991-12-21)
ドラマコメディ音楽もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2019-08-21)【Olias】さん
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監督アラン・パーカー〔監督〕
キャストグレン・ハンサード(男優)アウトスパン(ギター)
コルム・ミーニイ(男優)ジミーの父
アラン・パーカー〔監督〕(男優)レコード会社のプロデューサー
ブロナー・ギャラガー(女優)
原作ロディ・ドイル『おれたち、ザ・コミットメンツ』
脚本ディック・クレメント
イアン・ラ・フレネ
撮影ゲイル・タッターサル
製作マーク・エイブラハム(共同製作)
ディック・クレメント(共同製作)
イアン・ラ・フレネ(共同製作)
製作総指揮アーミアン・バーンスタイン
トム・ローゼンバーグ
配給ワーナー・ブラザース
美術ブライアン・モリス[美術](プロダクションデザイン)
衣装ペニー・ローズ
編集ジェリー・ハンブリング
録音アンディ・ネルソン[録音]
あらすじ
″アイルランドはヨーロッパの黒人だ!″ ...... 失業して2年、ガラクタを売り小銭を稼いで生活しているジミーは、仲間のデレク、アウトスパンらと共にソウル・バンドをやる事を決意し、メンバーを募集する。だが、オーディションに来たのは肥満体質、ホラ吹き、医学生など変人ばかり。ジミーは何とか11人のメンバーを集め、″ザ・コミットメンツ″を結成するが・・・
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17.《ネタバレ》 「青春に乾杯」もの。いろんな奴がある期間イキイキした時を一緒に過ごし散っていくってのに弱く、ましてそれがアイルランドだったりすると、もうたまらない。ひなびた味わい。何が何でも栄光ってんじゃなく、とにかくこの沈滞した空気を撹乱したい、っていうのがまずあって、これが青春なんだな。ダブリンってのを一言でいうと、馬のいる町。画面の隅にごく自然に馬が立ってる。エレベーターに乗ろうとしてる奴もいる。強盗の流れ弾で死んだ馬が、思えばグループ解散の予兆だったんだ。馬はそこらにいるんだけど、ついに走らない。オーディションに並ぶいろんな奴、行列があったからヤクの密売かと思った、とか。エルヴィスと法王の写真(エルヴィスを上にして)を掲げるおとっつぁん、カトリック国アイルランドの風土をサラッと見せる。彼らが分裂していくのも金がらみでないのがよく、青春を汚さない。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-20 09:23:03)
16.《ネタバレ》 面白かったのでロディー・ドイルの原作『おれたち、ザ・コミットメンツ』(なんとサザンの関口和之が邦訳!)も読んでみました。結論から言うと、これは映画の方がはるかにいいですね。映画化に当たってはドイル自身もシナリオに参加していますし、原作小説をグッとふくらましたという感じがします。 これもあのメンバーを揃えられたキャスティングのおかげで、あの“デコ”なるヴォーカルなんて、もう奇跡のキャスティングとしか言いようがありません。ギターの“アウトスパン”役のG・ハンサードなんかはその後『ONCE ダブリンの街角で』でオスカー主題歌賞を獲っちゃうぐらいで、メンバーみんなもレベルが高いパフォーマンスです。原作ではザ・コミットメンツの十八番は『ミッドナイト・トレイン』ということになっているのですが、映画では使われなかったのが残念です。 あっけなく解散しちゃうラストも、ベタベタしてなくいかにもアイルランドらしくて好きです。バンド経験者は必見の秀作です。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-21 18:25:09)
15.誰一人としてまともな人間がいない。出てくる人物が本当に変な奴きりなのが面白い。音楽をこよなく愛する姿勢、音楽に対する熱い気持ちというものがストレートに伝わってくる。映画の背景に感じられるけして、幸福でもない感じの中に一人一人が大好きな音楽、それもジャンルは色々であるけれど、全員が心から音楽を愛しているからこそ時には衝突し、殴り合い、喧嘩ばかりするけれどそれでも音楽を志そうとする気持ちは見ていて気持ちが良いし、よく解る。好きなことをしている時の人の表情ってこの映画を観ればそうなんだよという気持ちになれるし、だからこそ音楽の持つ力は大きいと感じずにはいられなくなるそんな映画です。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 18:25:15)
14.一組のソウル・バンドの結成から解散までをプロデューサー視点で淡々と見せてくれます。感動させます!みたいな押し付けがましさがまったくないのがとてもいいです。大作に疲れた時にぜひ。


はらへりさん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-01-08 23:14:37)
13.《ネタバレ》 とにかく、オープニングからラストまでイカした(古!)音楽に包まれながら楽しく見ることができる作品です。とにかく、音楽好きにはたまらない作品ですね。会話の端々に、いろんなミュージシャンの名前が出てきてとても楽しかったです。(個人的には、オーディションのシーンで、スミスの「Heaven Knows I'm Miserable Now」を歌う少年に主人公がツッコむシーンが好きです。) 
 あと、ザ・コミットメンツのメンバーが素晴らしすぎます。それぞれが、素晴らしい演奏を見せてくれるだけでなく、魅力のあるキャラクターを演じてくれています。
 しかし、ラストシーンは「上手い!」の一言ですね。ほろ苦いんですが、何か爽やかな気分にさせてくれました。

 「アイルランドはヨーロッパの黒人だ!」というのも凄い言葉ですね・・・・。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-26 21:15:48)
12.《ネタバレ》 アラン・パーカーの青春を描く時のキビキビした味は、どうしたって「小さな恋のメロディ」や「フェーム」を思い出さずにはいられない。彼の生んだ子供たちはロンドンっ子であろうとニューヨーカーであろうとダブリン市民であろうと、体に同じ熱い血が流れる。変わりばえしない日常から抜け出し、自分を燃やす喜びを知ってゆくザ・コミットメンツとまとめ役のジミー。洗濯物がはためくバックヤードでも仲間がいれば歌える。ケンカばかりの毎日だけど、バンド・スタンドに立った彼らはひとつ。たとえ求めたものに届かずとも、あの時の音は彼らの心の底に鳴り続ける。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-08 15:43:11)
11.社会派アラン・パーカー、暗いアイリッシュ、イキなバンド・・組み合わせがマルですね。疾走感あり、ホンワカあり、パワー溢れていてとても清々しくて楽しい映画。スーパーカブがまたサイコー。
★ピカリン★さん 8点(2004-06-13 15:50:23)
10.唄うまいね!
kさん 8点(2004-01-30 19:35:21)
9.地味だけれどいい映画。ほろ苦い青春..でもベタベタしない。こういうの好きですね。さして期待もせずにレンタルで借りたのですが,何度も繰り返して観た記憶があります。なにより音楽が素晴らしい。無名の若者をキャストしたのも好結果につながっています。
veryautumnさん 8点(2003-12-24 16:07:28)
虎尾さん 8点(2003-12-12 23:43:14)
7.現実的でいながら、なかなか後味も悪くない青春映画。確かにアラン・パーカーというのは多彩な監督である。しかし、常に安定感があり、名前をあるだけで作品を観たくなる監督の一人。基本的には社会派の面が強いので、しっかりとシビアな視点を盛り込んでくるところも魅力である。サントラは何回聴いたかわからない。
恭人さん 8点(2003-11-27 04:34:53)
6.好き好きこういうの。アイルランドのダブリン、労働者階級の若者たちがバンドを作り成功を夢みるのだけど・・・みんな、てんでバラバラで仲たがいしてしまう。でもこれが大成功のハッピーエンドじゃないからこの作品がこんなに面白いのね。ライブシーンは大変よかったです。アラン・パーカーという人は不思議な監督さんです。「ミッドナイト・エクスプレス」「エンゼル・ハート」なんてのも撮るし「ダウンタウン物語」「小さな恋のメロディ」もこの人。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-24 14:10:15)
5.ジミーカッコイイね。ダークエンドザストリート聞きまくったよ。
ジェームスディーンさん 8点(2003-10-03 01:02:35)
4.とてもよい映画。夢中になって何度も何度も繰り返し見た。さえない街で若者たちが自分たちのできる範囲でがんばる姿がとてもよい。バンドを作り上げていく手作り感覚なんかすごく共感できるなぁ。オーディションに来たパンクスには大受けした。ほんの一瞬なのに。
モートルの玉さん 8点(2003-06-21 20:25:39)
3.白人のR&Bといえばエルビス。土臭い映画でライブの良さを見事に映し出しているのではないでしょうか。自分と映画との壁というか敷居を感じさせない作品で楽しめました。
風太郎さん 8点(2003-04-01 11:55:39)
2.アイリッシュ。彼らの強烈なアクセントの言葉を聞いているだけで、何故だか心が安らぐのです。
愚物さん 8点(2002-11-06 04:22:04)
1.ダブリンには沢山のライブハウスがあるので、この映画の一場面を思わせるような光景には何度も出会えました。そういう土地柄だからこそ、この映画が生み出されたのでしょう。映画公開当時ダブリンの FM 局で劇中の曲がさかんにリクエストされていたというのも、何となく頷けます。単なるハッピーエンドではないけれど、何故かカラっとしていて良い終わり方です。特にアウトスパン達がグラフトン通りでストリート・ミュージシャンに戻っていたところが気に入りました。
Nob O'Sugaさん 8点(2001-11-08 14:52:06)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 7.35点
000.00%
100.00%
200.00%
312.70%
412.70%
525.41%
6410.81%
7718.92%
81745.95%
9410.81%
1012.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review4人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
編集賞ジェリー・ハンブリング候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1991年 49回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 

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