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迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-

[マヨイコンスベテノマヨエルジョセイタチヘ]
Rumor Has It...
2005年上映時間:97分
平均点:5.50 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-05-27)
ドラマラブストーリーコメディ
新規登録(2006-05-21)【キムリン】さん
タイトル情報更新(2017-07-09)【イニシャルK】さん
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監督ロブ・ライナー
助監督フランク・キャプラ三世
キャストケヴィン・コスナー(男優)ボー・バローズ
ジェニファー・アニストン(女優)サラ・ハッティンガー
シャーリー・マクレーン(女優)サラの祖母 キャサリン・リシュリュー
マーク・ラファロ(男優)ジェフ・デイリー
リチャード・ジェンキンス〔男優・1947年生〕(男優)サラの父 アール・ハッティンガー
ミーナ・スヴァーリ(女優)サラの姉 アニー・ハッティンガー
クリストファー・マクドナルド(男優)ロジャー・マクナヌス
マイク・ヴォーゲル(男優)ブレイク・バロウズ
コリーン・キャンプ(女優)パサデナ在住の主婦(ノンクレジット)
ジョージ・ハミルトン(男優)本人役(ノンクレジット)
キャシー・ベイツ(女優)おば ミスティ(ノンクレジット)
仲野裕ボー・バローズ(日本語吹き替え版)
石塚理恵サラ・ハッティンガー(日本語吹き替え版)
谷育子サラの祖母 キャサリン・リシュリュー(日本語吹き替え版)
伊藤和晃サラの父 アール・ハッティンガー(日本語吹き替え版)
森田順平ジェフ・ディリー(日本語吹き替え版)
小林さやか〔声優・1970年生〕サラの姉 アニー・ハッティンガー(日本語吹き替え版)
脚本テッド・グリフィン
音楽マーク・シェイマン
編曲ピート・アンソニー
ジェフ・アトマジアン
挿入曲ランディ・トラヴィス"Are We In Trouble Now"
撮影ピーター・デミング
製作ポーラ・ワインスタイン
フランク・キャプラ三世(共同製作)
ワーナー・ブラザース(共同製作)
製作総指揮ジョージ・クルーニー
スティーヴン・ソダーバーグ
マイケル・I・ラックミル
ジェニファー・フォックス
ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
美術トーマス・E・サンダース(プロダクションデザイン)
衣装キム・バレット
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー)
その他ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
キャリアウーマンのサラは恋人からプロポーズされたものの、結婚へのためらいがある。そんな時、自分はかつて結婚を前にして数日間家出した母親が父とは別の男性との間にできた子供かもしれないという噂を聞き、真相探しの旅に出る。60年代の名作「卒業」がモチーフに使われています。
ネタバレは禁止していませんので
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2.《ネタバレ》 私は、学生時代をまさにこの物語に出てくる「卒業」に代表されるアメリカン・ニューシネマの真っ只中で過ごしてきました。だから、何!!ブラドック家のモデルが実在した!! そんなこの映画の設定にまず目が行ってしまいました。途中で流されるロビンソン夫人(アン・バン・クロフト)がベンジャミン(ダスティー・ホフマン)を誘惑するシーン。懐かしいと共にその滑稽さに大笑いしたのを思い出させてくれました。
さて、本題です。脚本といい、出演者といい、テンポといい、こんなに楽しませてくれたら満足です。軽口の中にすごい重いものをのっけて軽妙なテンポで物語りに引き込んでくれますね。とかく、結婚の決まった女性は気持ちが揺らぐもので、度々映画の題材に使われます。しかしここではその根源が卒業のロビンソン家にあると持っていったところがなかなかです。アニストンも、シャーリーマクレーンも、好演してますが今回は男性陣の勝ちでしょう。あの2枚目俳優ケビンコスナーは女と見ればすぐころがしたくなるどうしょうもないスケコマシを演じ、親子3代にわたる重要な関係者として出ています。マーク・ラファロもいつもの調子でどこか完全ではないがホンワカした演技で途惑う婚約者を演じます。
なんといっても、いいのはリチャード・ジエンキンス。どこにでもいる家族思いの優しいパパ。ふだんは物静かで口数も少ないがここぞというときには頼りになるアメリカのパパを好演していますね。サラとアールの後半のキッチンでの会話、お父さんはほんとはいつもこんなにお前を愛しているんだよというのが解り、涙するシーン 良かったですね。そして「卒業」のロビンソン家はあんな結末ではなく、幸せだったと解釈しているのでしょう。
 
 P.S 1967年製作  監督マイク.ニコルズ 音楽サイモン&ガーファンクル
    キャスト   ベン    ダスティン・ホフマン
           ロビンソン夫人アンバン・クラフト
           エレン(娘) キャサリン・ロス
          
           *リチャード・ドレンファスもちょい役で出ます。
としべいさん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-26 10:50:15)
1.《ネタバレ》 前作で「どうなっちゃったの」と心配していたロブ・ライナーだったが、なんのなんの、今回はいつもの得意技でしっかり楽しませてくれました。
なんという豪華キャスト。シャーリー・マクレーンにキャシー・ベイツにケビン・コスナー、最近売れ出した彼氏型俳優のマーク・ラファロに、ブラピに捨てられたジェニファー・アニストンだ。さすがのキャスティングに手抜かりはなし。
マーク・ラファロは実に彼氏俳優である。彼氏型俳優とは何かというと、「自分が世界の中心にいると思っていない」ヤツのことだ。または「自分ひとりで1時間半の映像がもたない」ともいう。たとえば自宅のデスクにサラの超アップ写真を臆面もなく飾って違和感がないところ。「俺って彼氏な男」マーク・ラファロ。
傷心のジェニファー・アニストン、うん、「フツー」だよね。もちろんセレブだから普通なわけはないのだが、画面上で「フツー」に映ってしまうところ、この人は、メグ・ライアンの継承者です。ブラピは「エロい女」の魅力に負けて乗り換えたわけだが、ジェニファーにはエロさは全くなく、ほどほどの知性と、ほどほどの美貌と、ほどほどのユーモアが感じられる。しかしまあ、アンジェリーナ・ジョリーと争っても、エロさでは勝ち目はないよなあ。ロブ・ライナーはすかさず、ブラピ似の男(ボーの息子)を登場させ、サラを口説かせるという場面まで用意していましたね。ははは。
この作品は「卒業」に対するロブ・ライナーの回答であるといえましょう。
「結婚とはなにか?」それはラスト近くになって、パパの口から語られる。
「結婚とはスリルと冒険ではなく、共に人生を築くこと。」実にあたりまえであるが。
ということでロブ・ライナーは「卒業」は「フィクション」であり「フィクション」でしかない、と断定するのです。「キャサリン・ロスは本当は婚約者と結婚したらしい」と。
もともと「情熱」なんてものを信用していない私には、深くうなずける話である。
パパ役の俳優さんに、アニストンと全く同じ瞳の色の俳優さんをもってくるあたり、感心しました。(編集かも?)
ともあれ新メグ・ライアンの誕生、そしてロブ・ライナーの復活に拍手。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-21 13:53:29)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
2210.00%
3210.00%
400.00%
5210.00%
61050.00%
7210.00%
8210.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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