6.《ネタバレ》 これはかなり良い映画ですね。
ちょっと狭い範囲なんで展開が早く淡々としてますが、この題材の割にはヒューマンである意味スピリチュアルな作品と思ったりします。
最初からお母さんがお嫁さんの事を悪くは言わないのが印象的。
そういう人は物事で何が大事なのかを偏見を持たずに見れる人という予測がすんなりしましたね。
もしも主人公が風俗店で働く人々を蔑視したりするようだと、そこに居る人の本質には触れられなかったでしょう。そういうテーマがこの作品には隠されている。
ある意味悟ってしまってからは恐れを無くして生きられる。
そういう話に人は惹かれるのだと思います。
人を簡単に嫌いになれるのは誰もできる。主人公の息子も最初そういう反応だったが、何が大事なのかを気が付く事により世界は変貌するのだと思わされましたね。