カジュアリティーズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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カジュアリティーズ

[カジュアリティーズ]
Casualties of War
1989年上映時間:113分
平均点:6.16 / 10(Review 57人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-02-10)
アクションドラマ戦争もの犯罪もの実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-03)【TOSHI】さん
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監督ブライアン・デ・パルマ
キャストマイケル・J・フォックス(男優)エリクソン上等兵
ショーン・ペン(男優)ミザーブ軍曹
ドン・ハーヴェイ(男優)クラーク伍長
ジョン・C・ライリー(男優)ハッチャー上等兵
ジョン・レグイザモ(男優)ディアズ二等兵
ヴィング・レイムス(男優)ライリー中尉
デイル・ダイ(男優)ヒル大尉
ウェンデル・ピアース(男優)マッキンタイア
サム・ロバーズ(男優)従軍牧師カーク
スティーヴン・ボールドウィン(男優)兵士(ノンクレジット)
グレッグ・ヘンリー(男優)検察官(ノンクレジット)
エイミー・アーヴィング(女優)電車の乗客(ノンクレジット)
水島裕エリクソン上等兵(日本語吹き替え版【ソフト版】)
納谷六朗ミザーブ軍曹(日本語吹き替え版【ソフト版】)
大塚芳忠クラーク伍長(日本語吹き替え版【ソフト版 / フジテレビ】)
玄田哲章ハッチャー上等兵(日本語吹き替え版【ソフト版】)
鈴置洋孝ディアズ二等兵(日本語吹き替え版【ソフト版】)
深見梨加オアン / アジア人女子大生(日本語吹き替え版【ソフト版】)
秋元羊介ブラウン伍長(日本語吹き替え版【ソフト版】)
辻親八ローワン(日本語吹き替え版【ソフト版】)
西村知道ライリー中尉(日本語吹き替え版【ソフト版】)
小関一ホーソーン軍曹 / ヒル大尉(日本語吹き替え版【ソフト版】)
鈴木勝美新兵の二等兵(日本語吹き替え版【ソフト版】)
沢木郁也(日本語吹き替え版【ソフト版】)
中庸助(日本語吹き替え版【ソフト版】)
宮川一朗太エリクソン上等兵(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江原正士ミザーブ軍曹(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中田和宏ハッチャー上等兵(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田原アルノディアズ二等兵(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
水谷優子オアン / アジア人女子大生(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江川央生ブラウン伍長(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大滝進矢ローワン / 従軍牧師カーク(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
内海賢二ライリー中尉(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
立木文彦ホーソーン軍曹(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小島敏彦ヒル大尉(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
星野充昭マッキンタイア(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鳥海勝美ストライビッグ / 新兵の二等兵(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大山高男MP(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小杉十郎太クレイマー中尉(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
水原リンオアンの母(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
音楽エンニオ・モリコーネ
編曲エンニオ・モリコーネ
撮影スティーヴン・H・ブラム
ダグ・ライアン(カメラ・オペレーター)
製作アート・リンソン
フレッド・C・カルーソー(共同製作)
コロムビア・ピクチャーズ
制作ACクリエイト(日本語吹き替え版【ソフト版】)
グロービジョン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術ウルフ・クローガー(プロダクション・デザイン)
ヒュー・スケイフ(セット装飾)
編集ビル・パンコウ
録音リチャード・P・シリンシオーネ
字幕翻訳菊地浩司
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
スタントケニー・ベイツ
その他デイル・ダイ(軍事アドバイザー)
フレッド・C・カルーソー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
リン・スタルマスター(キャスティング)
エンニオ・モリコーネ(指揮)
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11.《ネタバレ》 正式なタイトル、原題そのままだと 〝カジュアリティーズ・オブ・ウォー〟
ところが邦題 、軽すぎやしないか〝カジュアリティーズ〟ですと。
なんだか軽く履き心地のよいシューズのごときイメージになってしまっていないか これはマイナス。今まで敬遠してた理由のひとつであった。ところがどうしてこれ ひじょうに重い。

自分さえ助かって帰れればそれでいいってものではない。
自分の立場さえ無事に保たれていればそれでいいってもんではない。
自分のケガさえ治って良くなりゃそれでいいってもんではない。
自分達さえ快楽得られればそれでいいってもんではない。 

人間としての理性を失いかねない戦場で他人の心の痛みを感じ、そして身体的な痛みも感じることが出来るその神経、必要ですよね たった一人の少女の生活が そしてその命が戦争のどさくさによって奪われていってしまう事への反抗心、たった一人の少女の命と言ってしまっては誤解を生んでしまうかもしれませんが、逆にそう言いたい たった一人の少女の命にスポットあてた必死の人間鬼畜ドラマに怒り高揚しながらも正義感に駆られた男のしつこい信念には微弱ながら拍手を送りたい 例え命の奪い合いの場所であろうとも彼のようなまともな神経の人間だって多くいたという事を信じたくなるのであった。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-20 20:35:13)
10.アメリカ映画はなぜこんなにもベトナム戦争ものが多いのか。よほどのトラウマがあるのだろう。MJ・フォックスはあまりフィットしていない気もしたが良かった。S・ペンははまり役。 音楽はいまいち。60年代の雰囲気が出ていなかった。
kaaazさん [インターネット(字幕)] 8点(2009-10-31 21:58:13)
9.以前、偶然TVで深夜放映していたのを観たのだが、凄い衝撃を受けた。犠牲者の少女の怯えよう、痛々しさはトラウマになるほど。それだけ米兵の蛮行が浮き彫りになる。レイプされるシーンもそうだが、戦場を連れまわされて衰弱し、助けを求めてふらふらと出て行き撃たれる最期に至っては目を覆いたくなった。全く言葉の通じないまま少女を励まそうとする、主人公のもどかしさが痛いほど伝わってくる。後から実話ものと知り、戦慄さえ覚えた。本作はベトナム戦争ものの中では、評価があまりよくないようである。これは救いのない悲惨さ・後味の悪さとマイケル・J・フォックスがミスキャスト、ということによるようだが、私は非常に優れた反戦映画だと思う。メッセージ性だけで言えば、プラトーンやフル・メタル・ジャケットをも上回るのではないだろうか。個人的にはマイケルの熱演は印象的だったし、ショーン・ペンの非道ぶりも秀逸だった。何といっても凄いのは、あの少女を演じたベトナム人の女優だが・・・。ラストはベトナム人留学生の言葉で一応救いあるものとなっている。確かにキツい映画だし、何度も観たいとは思わないが。
あっかっかさん [地上波(吹替)] 8点(2009-02-27 13:32:21)(良:1票)
8.《ネタバレ》 原題は「Casualties of War」である。直訳すると「戦争の犠牲者達」という意味だろうか。
一人目の犠牲者は、紛れもなく「ベトナム人の少女」だろう。
戦争である以上、兵士同士が殺しあうことはこの際問題にはしない。また、民間人であっても爆撃によって巻き込まれることもあろうが、今回のケースはそれとは全く次元を異にするものだ。無実・無害の農村の少女が、拉致られた挙句に無惨に殺害されるというものである。まさに「戦争による狂気が生んだ犠牲者」である。
二人目の犠牲者は「エリクソン」だ。
「善悪」という倫理の境界線が崩壊した中で、一人「善」を主張し、正しいことをしようとしても、仲間からは疎まれ、告発したとしても誰からも相手にされず、一人絶望的に孤立する。「悪」に対して立ち向かおうとしても、「戦争」の前に阻まれ、助けることはもちろん、何もかもできない無力感を思い知らされる。たとえ、告発に成功したにせよ、彼女の命は戻らない、無力感も消えることもなく、復讐に怯えることになるだけである。エリクソンもまた一人の犠牲者だろう。
三人目の犠牲者は「ミザーブ他」だと思う。自分には、彼らこそ本当の意味での「戦争の犠牲者」ということを感じずにいられない。ミザーブは冒頭では、エリクソンを助けたりもする立派な兵士である。プラトーンでいうところのエリアスのような存在だ。しかし、戦友の死を契機にして、虚無感によって倫理観が崩壊し、命の重さを感じられなくなり、魂がどんどんと腐っていったのだろう。プラトーンでいうところのバーンズのようになっていった。ミザーブに同情はできないが、明るいリーダーシップを発揮するような普通の青年だったはずが、あのような行動を平気でできるほど堕落してしまったのは、「戦争による異常な空気」のためなのだろう。
エリクソンの周りをウロチョロしていた若い兵士が死んだとき、この映画を観ている人はどう感じただろうか。自分は「間抜けなアホが死んだな。」と死んで当然のように思っていた。しかし、よくよく考えてみると、一人の人間が死んでいるという重要なことが感じられなくなっていた。自分も「戦争」という「空気」によって、命の重みを感じられなくなっていたのだ。映画ですらそうなのだから、実際の戦場では人の命はアリの命のようなものだったのだろう。あのシーンの意味・重みが後から伝わってきた。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-23 23:51:58)(良:2票)
7.《ネタバレ》 こんな事が、実際にあったのかと思うと、本当にぞっとする。その恐ろしさが、身震いする程心の隅から隅まで、強く伝わってくる。誘拐され、とんでもない事をされ、最後には邪魔だからと言って兵士に殺害された少女。こんな事は許されないと、必死で訴えるも、聞き入れてもらえなかったエリクソンが、何とも哀れでならなかった。その悔しさからお酒を飲み、そこへ居合わせた牧師に、自分の今の気持ちを、悲痛な声で訴えるエリクソンが、とても印象的でしたし、「俺たち、間違ってないか?何か勘違いしてる。いつ吹き飛ばされるか分からない。だから何をしてもいいと、何も構わなくなる。だが、きっと逆なんだ。大切な事は反対だ。いつ死ぬか分からないからこそ、余計に考えるべきなんだ。構うべきだ。きっと、それが大切なんだ」という、エリクソンのセリフもじんときました。
戦争だからといって、全てが許されるわけじゃない。善悪を判断する術を失ってはいけない。
そして・・・戦争などしてはいけない。本当に、様々な事を考えさせられた作品だった。
そして何よりも、エリクソンを演じたマイケル・J・フォックスの熱演がよかったです。
まるこさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-22 18:33:15)
6.最近公開される作品の中から,この手の「考えさせられる戦争映画」が少なくなったような気がする。この作品が公開された頃は戦争映画が,ただの娯楽作品やこの作品のような問題を問い掛けるような作品など何本も公開されていたと思う。どんなに近代化された戦争でも,略奪行為や暴行・レイプなどの犯罪行為はなくならない。結局は事件が表に出るか出ないかの違いだけ。この作品の中でも現場監督みたいな立場の人が事件が明るみに出ないよう握り潰そうとしていたが,そうやって握り潰された事件も相当あるんじゃないかな。平和ボケしている自分が,もし現地(現場)にいたらなんて想像も出来ないし,悪い事をしているというのは判っているが,全ては『戦争』という悲惨な状況が生み出す特殊な状況下に置ける出来事であるため,レイプ犯となった兵士達を単純に「悪」と決め付けることも出来ないと思う。
北狐さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-04 10:32:50)
5.一度見ただけで忘れようにも忘れられないショックを受けた。大体レイプの映画どころか話を聞くだけでも嫌なのにもかかわらず、知らずに見はじめてしまったら目を話せなくなってしまった。ベトナム戦争で5人の兵士が村で少女を拉致監禁しレイプしたあげくメッタ刺しにして殺してしまう。人間性のかけらもない残虐さがまるで現実のようにリアルに描かれ戦慄する。これはひとえにベトナムの少女の怯え方や苦しみ方があまりにもリアルでとても演技とは思えなかったからだ。ショーン・ペンの残虐な兵士はとても怖いしただ一人彼女を救おうと苦悩するマイケル・J・フォックスもうまいが、この少女は数段すごかった。この衝撃は「ジョニーは戦場へ行った」以上のショックで脳裏に焼きついてしまった。一生のトラウマになりそう、、戦場では何でもありというけれど、一人の少女の悲惨を見せられただけでもこの少女の後ろに幾十万か分からないが同じような目にあった過去・各地の女性達の恐怖が見えて、言葉にならないほどの怒りと悲しみを覚える。こういう状況の中でもし自分がマイケルの立場なら何かできただろうか、、下手すると戦死ということで密かに殺されるかもしれないし、その上少女が助かるかどうかも分からない。「紳士協定」でペックが「見てみぬ振りをするのも罪は同じ」と言っているが、こういう生死にかかわる重大問題ではそんな単純なことは言えない。ここでは裁きを受けたがそれでもなお気持ちはスッキリしない。平時であれば重犯罪の殺人でさえ戦場では必要悪ともみ消されてしまう。理性を持った兵士ほど戦後も良心に苦しみ続けなくてはならないのだろう。反対に罰を受けるべき人間が案外平気で日常に戻っているのではないか。この不条理に益々救われない想いがしてやりきれない。こんな苦悩も悲劇も戦争がそもそもの「悪」なのだ。
キリコさん 8点(2004-04-22 23:50:40)
4.戦争はやっぱり嫌い・・・。この映画は悲惨さが伝わって来たなぁ(;-;)ショーンとマイケルの演技は見物だと思った。
暁子  さん 8点(2003-07-11 22:22:51)
3.凄くリアルだった。部隊の人間関係といい・・。頭ではイケナイ事と分かっていても上官の命令には逆らえない兵士。。やっぱり戦争は良くない。この映画でマイケル・J・フォックスが好きになった。
ぺんぺん草さん 8点(2003-02-07 13:04:59)
2.こういう社会派的な映画は好きです。現実でもああ言う酷いことはしょっちゅうあったんだろうな・・・
トミー・リーさん 8点(2001-05-12 10:25:21)
1.戦争体験のトラウマを持つ青年の悪夢。ヴェトナムの戦場で少女を助けたいが為に、心の葛藤を浮き彫りにしていく。兵士の狂気や戦争犯罪の告発といった社会派的な要素をベースとして、ブライアン・デ・パルマ監督のいつもながらの独自の映像様式で、けれん味たっぷりに描いた異色の戦争スリラーとなっている。それはさらに敵との交戦中、崖にかかっている鉄橋上で誘拐した少女を惨殺する、後半のクライマックスで冴えた演出力を際立たせる。
ドラえもんさん 8点(2001-01-22 13:50:57)
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【点数情報】

Review人数 57人
平均点数 6.16点
000.00%
100.00%
200.00%
335.26%
4610.53%
5712.28%
61933.33%
7915.79%
81119.30%
923.51%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.28点 Review7人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review2人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

1989年 47回
作曲賞エンニオ・モリコーネ候補(ノミネート) 

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