5.《ネタバレ》 雰囲気がよさそうなので見たら、なかなか予想通りで面白かったです。CGやファンタジー要素が入った時代ものの映画では、かなり真面目に作りこんでると感じました。どのシーンも良く見せようと工夫してあるなあって思いました。おふざけ抜きで作ってるところは評価できると思います。
歴史上の有名人物も演じる人の味があってとても良かった。豊臣秀吉・織田信長なんかかっこいいですね。
才蔵の死ぬシーンは音楽も重なって素晴らしかった・泣けた。でも他の人の死に際はあっけなかった。
五右衛門の言うことも説得力ないなあー、最初は誰も殺さないようにしてたのに、子供に「復讐なんてなあ!」って説教した後は殺しまくってるからね!CGも若干多いかな。
そして、話のわりに長い……。話の展開もだいぶ分かってしまう。基本、イイ人物は不幸になっていくので、あんまり救いがなくてさびしいです。
最後も無理やり五右衛門死んでしまって!別にハッピーエンドにしても全然よかったのに!!
茶々役の広末涼子かわいかったです(やっぱり報われないけど)。
才蔵が死んだあたりで終わってほしかったんですが、秀吉を殺しに行ったり、関ヶ原の戦いまで乗り出したりずるずる。面白い映画なんですが、見終わった後はもの悲しい。
主人公の江口洋介はなかなかハマリ役だったけど、他の役者がさらにうまかったです。