55.《ネタバレ》 俺たち素敵な夢泥棒っ! クリストファー・ノーラン監督最新作「テネット」公開を控え、ダンケルクやインターステラーなどが公開され2010年の作品「インセプション」もIMAXで再上映された。 当時も劇場で見たけれど、改めて見ると自分がほとんど内容を覚えていなくてビックリ。おかげで新鮮な気分で観ることができました。 でも主軸となるミッションの「多重構造になった夢」という構造は覚えていたので前回は「凄いけどよくわからなかった」という印象があったけれど、今回はスルスルと理解出来て10年前より確実に楽しめている。一回目は設定を理解する間にドンドン話が進んでいくのでついて行けなかったんだよね。 そんな訳で一度見た映画なのに、渡辺謙が撃たれるのも知っているのに終始ドキドキ。三枚目なトム・ハーディも素敵だし、改めて見るとディカプリオは情けなさ漂う良い演技をしている。 あとジョセフ・ゴードン=レヴィットはセクシーすぎるよ。 それにCG嫌いのノーランの映像は今もなお10年前の作品とは思えない輝きを放っており、不思議な気分を味わえる。わかっていてもあのホテル廊下での格闘シーンは不思議に見える。 最後にノーラン映画はどれも見終わった後の後味が独特ながらも気持ちよく、爽やかな気分で「良い映画観たな…」と思いながら劇場を出ることができるのでやっぱ最高ですね。 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-08-29 22:40:38) |
54.《ネタバレ》 難解な作品で1度観ただけでは、よく判りませんでした。 なので、2回連続して鑑賞しました。 「夢のまた夢」などという慣用句が有りますが、この映画は「夢の夢の夢」 しかも、階層ごとに時の刻みも異なり、その中で受けた依頼を遂行していく。 非常に緻密で、良く出来た脚本だと思いました。 俳優陣も嵌っていました。 ラストシーンで主人公が回したコマは、少しずつ回転がブレかかっていましたね。 してみると、現実なのでしょうね。 【TerenParen】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-08-11 02:56:00) |
53.設定が斬新で面白い。夢の中でまた夢を見るという発想が素晴らしい。 自分が夢の中で夢だと気づいたときは、いつもこの映画のことを思い出してしまう。 【アクアマリン】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-07-28 18:51:50) |
52.《ネタバレ》 「夢の中に潜入する産業スパイ」この設定だけで完全に持って行かれた映画だ。単に夢に潜入するだけでなく、夢の中の夢に潜入するという設定が新たに出てきて、これにも度肝を抜かれた。よくこんなアイデアを考え付くなと感嘆するしかなかった。8点評価としたのは、アクションの描き方が凡庸(雪山のシーンはボンド映画のオマージュなのはわかるが、まあ凡庸 苦笑)なのと作中の日本に関する描写がやや不十分だったため(ちょっとリアリズムに欠けてたかなと)。ここが完璧になっていれば文句なしの10点評価だった。 【nakashi】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-09-02 12:52:56) |
51.《ネタバレ》 他人の夢の中に入り込んで偽の記憶を植え付けるというアイデアが面白い。最初にミッションの内容を明示してストーリーを分かりやすくさせる一方で、モルという謎の不穏分子を提示しておく事で先を読み辛くさせている。終盤でオープニングに繋がり、単に飛行機の中で目覚めるだけのシーンからカタルシスを感じる事ができた。 しかし全編を通してアクションシーンが多すぎるのが珠に瑕。この手のミッションものは、「大胆かつ緻密な作戦立案」や「不慮の事態を切り抜ける機転」と言った頭脳戦が面白い。一人で武装した敵集団に撃ち勝ったり、素手で敵を殴り殺せないと成功しない展開にはさすがに無理があるだろう。 夢か現実かをぼかした終わり方はあれで良かったと思う。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-05 23:16:31) |
50.《ネタバレ》 素直に面白かった。ディカプリオは名優。夢の中の夢という発想は面白い。冷静に考えて夢と現実の時間軸が違いすぎるという設定はどうかと思うが、SFだからいいか。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-10 09:50:54) |
49.《ネタバレ》 夢の中でこれは夢ではと感じる時はあるが、さすがに夢の中でさらに夢を見るというのは記憶にない。 夢を単なる脳内ニューロンの電気化学的反応としか捉えていない夢の無い人間なので、なかなか共感しづらいストーリーだけど、何層もの難解な迷路には引き込まれる。 夢からなかなか抜け出そうとしない愛妻を現実に引き戻そうとした行為が、現実を夢だと思い自殺してしまう皮肉がとても印象的。 ラストのコマが回転するシーンを見て、コマが止まってしまう夢は見ないのかという違和感を抱きながら見終えた。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-28 23:37:26) |
48.《ネタバレ》 それぞれの階層に入ってゆくという設定がツボにはまった。コブのように、潜在意識は綺麗なものだけではなく、人に入られたくない記憶も含まれているというのがより現実的でよかった。そして潜在意識を取り扱うディーラーがいるという設定、これもたまらない。自分の潜在意識に入ることができるなら・・・という願望を与えてくれる作品でもある。最後のコマが倒れかけるシーン、タクシーに乗っている一同が襲撃されるシーンは今でも思い出す。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 18:36:57) |
47.主人公が夢に潜るプロの割に繊細過ぎだろとか、何でもかんでも言葉で説明しすぎるからわかりづらいとか突っ込みどころは結構あるのですが、夢という非常に曖昧でぼんやりしたものを視覚でここまで表現したのは凄いと思います。原作無しの脚本で予算がかかった映画を作った製作会社及びノーラン監督の男気を買って、8点です |
46.《ネタバレ》 大変、面白い映画ですね。色々なSF要素が、それなりに無理なく創造上の夢の世界を作り出しています。コブの潜在意識の中で、妻モルが邪魔ををするのは、コブ自身の心の中にも現実的に死んでモルと一緒になりたいという気持ちがあるのかもしれません。それを、現実の子供たちに会いたいという気持ちで必死に打ち消している。題材の根幹は2300年前に荘子が著わした「胡蝶の夢」や、村上春樹も2層、3層の夢の話をよくしていますが、非常にうまくストーリーをまとめ、映像化できており、監督の力量がすばらしいと思います。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-09 10:29:00) |
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45.《ネタバレ》 人の夢の中に入って機密を盗む組織、夢の中の夢はいったい誰の夢、3層も深く潜ったといっても夢を見てるい人の記憶の一部だから、結局は1層なのでは? ラストの駒が少しグラッとなったところでエンディングになった場面は、ラストシーンが夢かどうかを観客の判断にさせる演出で夢と現実が分からなくなってしまいだんだん混乱してしまった、 人の夢を覗きたいという心理はよく分かる。そもそも映画だって人が作った夢を映像化した物だから。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-09 23:16:26) |
44.下記のレビューにも書かれていましたが、マルホランドドライブ並に2度3度と見たくなる映画です。1回目、潜在意識の構造など100%わからなくても、何とも言えない独特の世界観と映像、それだけでも十分楽しめます。2回目、潜在意識の構造モルとコブの関係など「なるほどー」と思いながら見ることでさらに楽しめます。ディカプリオと渡辺健出演ということで派手なシーン満載の娯楽映画だろーと思ってましたが、なめてました。これはかなりコアでおもしろい! 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-03-26 15:24:14) |
43.《ネタバレ》 時間経過の違い等、現実と夢がリンクしたこの世界観がたまりません。ラストのコマ?倒れそうになりながらも回り続けるコマ。スッキリしない終わり方が、アクションシーンに疲れきった私をさらに打ちのめすのでありました。 【i borg】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-09-01 09:26:34) |
42.マトリックス以来の斬新な映像ショック。ディカプリオ主演で久々に面白かったです。脳みそフル回転。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 8点(2012-04-08 17:20:45) |
41.《ネタバレ》 わからない・・・。難しい・・・。ラストは・・・。二度目の鑑賞が今から楽しみだ! 【あるまーぬ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-23 00:51:08) |
40.《ネタバレ》 最近、夢を見ていて「これは夢か!?」と思うことがよくあり、この映画はそういう意味でも少し現実味を感じさせる映画だった。高い所から落下して目が覚めるというのは実際夢でも経験した事がある。コブとモルは夢の中で50年(40年でしたっけ?)も暮らしたそうですが、インセプションしなくても精神が混乱しそうなもんなのにコブの精神力は大したものだと思ってしまった。ラストシーンは色々言われていますが、私は現実で子供に逢えたと思いたいです。 【鈴都丸子】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-05 11:56:28) |
39.《ネタバレ》 まず、作品の発想がすごい。よくこんなものを映像にしようと考えたなあと感動。 次に、作品の出来がすごい。入り組んで複雑なものをわかりやすくうまく整理している。 さらに、映像がすごい。映画では表現できないであろうイメージを、映画でなければ表現できない仕方で表現しつくしている。 ラストシーン、コマが倒れる前にエンディング。つまり、あのシーンが夢か現実化は明確にしない余韻の残る終わり方。こころにくし。 こういう作品を見ると、洋画の圧倒的パワーを感じさせられます。 映画を見るというよりは、何かを体験した、という感じのほうがふさわしいかも。 【ひであき】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-07-15 17:01:05) |
38.面白かった。 はじめ、引き込まれないとついていけなくなってしまう。 ある程度の予備知識を入れといて、例えばあらすじとかをネットなどで読んどいて、それから見るといいかもしれない。大作とよんでいい映画だと思う。 【シネマファン55号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-15 16:59:27) |
37.《ネタバレ》 人間誰しも一度は考えたことのある、「夢を操る」と言う妄想を発展させたような映画。 妻の邪魔がしつこすぎて、それが話を混乱させる原因であるように感じたものの、そこまで理解し難いストーリーではないと思いました。アイデア勝負の映画は、大抵話の筋が通らなかったり、後半の盛り上がりに欠けてしまいがちですが、この映画はそのような事は無く、良い意味で期待を裏切られました。迫力のある映像(特に折り紙のように道路が折れるシーン)も素晴らしいです。 不満点はインセプションという壮大な計画の割りに、それを実行する目的が「ただの会社潰し」と非常にしょぼい、前半部分が説明不足で少々退屈になってしまうといったところ。エンディングはどんなに考えても不毛なので割愛します。関係無いのですが、この映画を見てドラえもんの「うつつまくら」と言う話を思い出してしまったと言うのは自分だけでしょうか…? 【やらかし】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-02 02:22:11) (良:1票) |
36.とにかく映像が素晴らしかった。ストーリーでややこしいところも、映像がすごいために、わかった気持ちになってしまう。矛盾に思えるところも映像がすごいため許せてしまう。楽しませてもらいました。 【カルーア】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-03-31 18:24:35) |