3.《ネタバレ》 お祭り映画。昔でいう「マジンガーZvsデビルマン」今なら「ライダー全員集合!」みたいなイメージでした。
この映画で各キャラクタの説明は一切皆無です。それぞれの作品を見ていないと分からない専門用語がいっぱい出てきます。
それを全部見た上で鑑賞しましたが、見終わった後素直に「面白かったなぁ」と思えました。
※ハリーポッタージリーズ等のように「全作で一本の作品」と思った方がいいかも。そもそもそういうプロジェクトですし。
前半は会話シーンが多く、なかなか先に進みませんが、アベンジャーズシリーズの最初ですからこれくらいのイザコザがあって正解かと思います。
そして後半の怒涛の戦闘シーンは大興奮。特にハルクの暴れっぷりは最高です。神より強い超人ってなんなんだ!?と思いました。
惜しかったのは最後の敵であるロキがあまりにも小物すぎたこと。
軍隊を呼び出す装置を作ったのも操られた人間ですし、ロキ自身は何をしたの?という感じです。
特にわざと捕まったところ。最初はハルクを自軍に取り込もうと考えたのかと思いましたがそうでもなく、そもそも彼が捕まらなければホークアイが空母を落とせていたはず。
一体どんな作戦を考えていたのでしょうか?
ただ正直、こういうふうに理屈的に考えてしまっては面白くありません。
何も考えずに娯楽作品として、子どもの頃を思い出して見るのが一番正しい見方だと思いました。
ところどころの掛け合いや間のとり方など、日本のアニメや特撮を参考にしている部分も多々あるように思いました。
特にハルクと神々のやり取りは必見です。
エンディング中~後にしっかりとオマケムービーが入ってますが、あれこそマーブル知らない人は「誰?何?」になると思います。
知ってる人は「きたきたきた~っ」でしょうけどw
次作も期待しています。