11.《ネタバレ》 冒頭から緊張感がありまくりでシビれた。 そして最後まで楽しめた。 最後あんなことしなくても、金だけもらって帰れば良いのにもったいない。 命がもったいない。 が、愛する女性を失ったから、もはや大金をもらっても意味ないし、彼女を事故に巻き込む原因を作った、ガルシアの首のそもそもの依頼者をぶち殺したかったんだろうな、自分の命を投げ打ってでも。 とはいえ最後の最後まで車で逃げようとしてたからよく分からんけども。 メキシコの荒涼殺伐とした雰囲気、汚いアメ車で大地を疾走するシーンの数々、クセのあるメキシコ人たち、汚いバラック街やホテルなど、ストーリー以外の見どころが沢山あるのも堪らない。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-01-08 16:40:54) |
10.《ネタバレ》 日々悶々としている俺みたいなしょうもない男は、ベニーのような散りざまに憧れながら、今日もまた生きながらえてしまっているのです。 |
9.首を探すまでと見つけた後の展開の違いといえばもう「フロム・ダスク・ティル・ドーン」並み。いやー、サス・ペキンパーの久しぶりの男臭さ全開に痺れてもたー。なんでウォーレン・オーツってこんなにも合うんでしょうね、んー、、惚れちまいそうだ(笑)映像はあんまりきれくはないですけど相変わらずのバイオレンスさはたまらん。シメはまさかまさか「大列車強盗」+「俺たちの明日はない」とは・・。愛する人を失った男の意地の為だけに相手を銃でシバき、散っていったオーツは最高だぜっ!! |
8.《ネタバレ》 恋人が殺されてからはまるで高倉健主演の東映任侠映画を観ている様な展開で、ウォーレン・オーツの散りっぷりはこれぞペキンパー。ストーリーも確かに凄いけど、登場人物(特に男)の人相がみなごつくて悪人面で、写真でしか判らないガルシアが一番男前みたいに感じるところは皮肉です。ウォーレン・オーツ生涯最高の名演技をご堪能あれ、という感じですね。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-09 12:00:39) |
7.《ネタバレ》 グリンゴ(アメリカ人)の殺し屋コンビが、廃車と見紛うオンボロの車に乗って追って来るガルシアの家族たちを一掃してしまうシーンの過激さはどうでしょう。ガルシア一家とは対照的にピシッと上品そうに決めていながら、コートの下から突然マシンガンをぶっ放すあの野蛮さが強烈に頭に焼き付きます。 もちろん、でっかいサングラスをかけたウォーレン・オーツがとことん格好よいですし、女が泣く姿もまるで聖女のように美しいですし、時折まざるスローモーションもことごとくバッチリ決まっています。…個人的にはスローモーションというのは、ほとんどの場合において滑稽に見えてしまい間の抜けた印象しか受けないのですが、ペキンパーが使うと凄く良いものに見えてしまうのですから不思議です。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-15 18:32:58) |
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6.《ネタバレ》 生首に蝿が集るところがリアル、今にも死臭が漂ってきそう。それほど終始ドンパチやっているわけじゃないけど、ウォーレン・オーツ演じるベニーと情婦エリータとの純粋な恋物語が胸を打つ。そして後半はしっかりとペキンパー節。絶えず生きているかのようにガルシアの首に話し続ける主人公の姿が印象的です。 【かんたーた】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-18 17:46:49) |
【mimi】さん 8点(2004-11-02 20:30:08) |
4.《ネタバレ》 どうにも間抜けに生きた男が、最後の最後で見せた自暴自棄ぎりっぎりの散り様は、やっぱり意地なのだろう。うう、かっこいい。 【kozi】さん 8点(2004-08-09 01:10:26) |
3.毛じらみ?になりたくないなと思った。 (テレビ) 【zero828】さん 8点(2004-02-25 20:43:23) |
2.汗と埃と異臭にまみれた女人禁制のとにかくキッタない作品。ペキンパー作品は大なり小なり似たようなもんですが、これはとにかくまぁ、やさぐれまくっております。作品全体を覆う自暴自棄が観ている者の感覚を麻痺させ、グチャグチャのベロンベロンになりながら、難関を乗り越えて辿りついた先に男の怒りが爆発するのでありました!・・・恋人を生かしといたらゲッタウェイできたかな? 【モートルの玉】さん 8点(2003-06-18 04:21:32) (良:1票) |
1.ペキンパーにしては控え目な作品という印象を受けたが、それでもダメ男の悲哀はさすがに出ていました。土臭いポール・ニューマン(?)といった感じのウォーレン・オーツもいい味を出していて、この映画の魅力を一層引き立てている。 【チャーリー】さん 8点(2001-10-14 22:13:23) |