2.《ネタバレ》 映画館にも観に行った。
最後はやはり見届けたくて。
自らがクローンであると知ったアリスは、やっぱりなんだかかわいそうだった。
でも、人類のために自らも死に追いやる決断をし、実行する。
あのシーンは美しかった。
クローンだと知った途端にオリジナルを殺すアイザック博士とは、品格が違うのだ。
だからこそ、あのまま終わって欲しかったというのが、正直な感想。
争いの虚しさを教えたラオウが一人昇天したように、アリスにも人類救済の礎になって欲しかった。
そこらへんの美学が、この監督には欠けている気がするなあ。
でもまあ、このシリーズを最初から映画館で観てきた者として、最後を見届けられた喜びはあるし、ドキドキハラハラさせてもらった。
またしばらくしたら、1から観直すか。