荒野の処刑のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 コ行
 > 荒野の処刑の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

荒野の処刑

[コウヤノショケイ]
The Four of the Apocalypse...
(I quattro dell'Apocalisse)
1975年上映時間:104分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アクションドラマウエスタンロードムービー
新規登録(2019-11-19)【鱗歌】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ルチオ・フルチ
キャストファビオ・テスティ(男優)
リン・フレデリック(女優)
マイケル・J・ポラード(男優)
ブルーノ・コラッツァリ(男優)
ドナルド・オブライエン(男優)
トーマス・ミリアン(男優)
脚本エンニオ・デ・コンチーニ
ルチオ・フルチuncredited
音楽ファビオ・フリッツィ
撮影セルジオ・サルヴァティ
衣装マッシモ・レンティーニ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.何の変哲もないマカロニウェスタンかと思いきや、どういうワケかニューシネマ魂がこれでもかと注入されてしまった、風変わりな作品です。ロードムービー風の物語、音楽もまさに「私はニューシネマです」といった感じ(ムダに全裸シーンがあるのもニューシネマ風?)
こんな映画撮ってて、このカントクさん、本当に数年後には「サンゲリア」にたどり着けるんだろうか、と心配になってくるのですが(今さら心配する必要もないけど)、心配ご無用、冒頭の襲撃シーンから派手に血をぶちまけてくれるし、中盤には残虐拷問シーンとか、カニバリズムとかも登場したりして。それを見て安心するのも妙なハナシですが。
詐欺師の主人公、いったんは保安官に取っ捕まるも、3人の牢屋仲間と馬車の旅に出ることになる。娼婦だとか墓堀り人だとか、4人はそれぞれが、言ってみれば社会の除け者のような存在。その4人が、安住の地をもとめて荒野を旅する中で、色々な人に会ったり事件にあったりする、というのがいかにもロードムービー、いかにもニューシネマですが、やがて出会う一人の男が「いかにもヒッピー」なもんで、ニューシネマっぽさがさらに上昇します。ただこの男が曲者で、彼らを助けてくれるのかと思いきや、やがて、ドラッグで4人を支配してしまうことに。この辺りの描写も、なかなか過激で容赦がありません。4人の旅はズタズタにされ、ここから、主人公の復讐譚の要素が物語に加わって。
終盤はいささか楽天的過ぎるご都合主義のような部分もありますが、ちゃんとマカロニ路線へと軌道修正しての大団円。
映像は逆光による滲んだようなシーンが多用されて、独特の透明感があり、ルチオ・フルチの美学を感じることができます。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-24 08:02:05)
別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS