ベイビーわるきゅーれのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ベイビーわるきゅーれ

[ベイビーワルキューレ]
2021年上映時間:95分
平均点:6.81 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-07-30)
アクションコメディシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィアバイオレンス
新規登録(2022-05-02)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-03-09)【イニシャルK】さん
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監督阪元裕吾
キャスト髙石あかり(女優)杉本ちさと
伊澤彩織(女優)深川まひろ
本宮泰風(男優)浜岡一平
大水洋介(男優)コンビニの店長
飛永翼(男優)須佐野
仁科貴(男優)和菓子屋の店主
三元雅芸(男優)渡部
水石亜飛夢(男優)田坂
伊能昌幸(男優)
脚本阪元裕吾
挿入曲髙石あかり「らぐなろっく 〜ベイビーわるきゅーれ〜 feat. Daichi」
伊澤彩織「らぐなろっく 〜ベイビーわるきゅーれ〜 feat. Daichi」
編集阪元裕吾
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6.画面の暗さ・背景の荒さに低予算感を感じて調べると、1000万円という情報が拾えました。ホントかよ?!。セリフの聞き取りにくさに演出という説もあるようですが、やはり予算が影響しているのでは?。意味があることに思えないので。
アクションが超人的なスマートさでないのはリアリティを増す効果がありますが、何故やられないというご都合主義も感じます。そもそも、こんなに強いんだから逃げろよと。ともあれ、組み合いながらグサグサ刺すやり方が新鮮です。
敵が待ち構えている場所に時間もずらさず無計画にのこのこ出向く、ステレオタイプなヤクザのあり方、等の難点とも言いえる要素も不思議と作品の中に自然に溶け込んでいます。
未見の続編について、予算が増えることでどういう変化があるのかも楽しみです。
傲霜さん [3D(邦画)] 8点(2024-10-15 10:03:05)
5.《ネタバレ》 期待しないで観始めましたが、JKコンビがヒットマンで高校卒業とともに二人で自炊生活を始めるという世界線には思わず引き込まれてしまいました。二人が属する組織はなんか芸能事務所みたいな感じで、周りに客がいるのに殺しのビジネス打ち合わせを喫茶店でやっているところは、アイドルとマネージャーにしか見えなません。この二人の元JKがまた対照的なキャラで、とくにコミ障の金髪ショートの伊澤彩織はその聞き取りにくいボソボソ・セリフとキレッキレのアクションには引き付けられてしまいました。聞けば彼女はハリウッドでも活躍しているアクション・スタント・ウーマンなんだそうで、きっとこれから日本のゾーイ・ベルみたいな存在になるんじゃないかな。相方の高石あかりとともに卒業したばかりのJKを演じているわけですが、伊澤の方が9歳も年上だと言うから驚き、違和感が全然ない!彼女らが立ち回るバイト先などもなんかシュールな世界感で、冒頭のコンビニなんて店員がみなナイフを持ってるヤクザか半グレが運営しているような不思議なお店でした。組織には死体の後始末をしてくれる専属の掃除屋がいるんですが、このイケメン君がビジネスライクに徹しているのが面白い。「お願いですから眉間を撃ちぬくのだけは止めてください、少しは後始末する身になっていただけたら幸いです」なんて愚痴をこぼすのですが、やっぱ頭の中から色んなモノが出てくるのはプロにもしんどいところがあるみたいですね(笑)。本宮泰風が演じるヤクザの親子も面白いキャラで、あの『日本統一』の本宮ですからてっきりラスボスとして彼女らに立ちふさがるのかと思いきや、息子と二人でメイドカフェに行ったばかりに遭えなく退場。まあ仇を獲るべく娘が大暴れはしてくれますけど、ほとんど彼はギャグ・キャラでした。 こうやって見るとこの映画のテーマは「殺し屋の社会適応」という感じだったと言えますが、ぶっ飛びすぎている設定とヒロインたちの生活が不思議と噛み合っていて、なかなかの良作かとお見受けいたしました。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2023-03-31 23:21:20)
4.《ネタバレ》 気分次第で10点もあり得たくらい個人的にドストライクな映画でした。何と言ってもアクションがずば抜けて素晴しい。喩えるなら、ジャッキーチェンのカンフーにUWF系のグラウンドの攻防(俗にいうUの回転体)を融合させたような格闘ムーブに見惚れました。主要キャストでも躊躇なく唐突に殺されるお約束無視な脚本も素敵。主役2人のナチュラル過ぎる演技は賛否が分かれそうですが、キャラに合っているのでこれも味のうちでしょう。本当に痺れました。大好きです。しかし皆さんにオススメしたい傑作かというと些か躊躇します。例えばアクション好きな方であっても、好き嫌いが分かれそうというか。その辺りがアクションエンタメとして高い完成度を誇る『キック・アス』や『ファブル』との違いかと。とことんマニアック志向なのです。好きな人にだけ刺さればそれでよいという潔ささえ感じさせます。たとえば主役2人が銃を構えるパッケージデザイン(ポスタービジュアル)。全くぱっとしません。でもスクリーンの中で動く彼女らは凄く魅力的なのです。べつにアクションシーンでなくても。こうなるとプロモーションに問題があるのではと思ってしまいます。あまりに勿体ない話。エンタメは大衆に支持されてこそと思うのです。喩えが合っているかどうかアレですが、まるでAマッソを見ているような。本作が大衆性を身に着けたら鬼に金棒に違いありません。勿論魅力が半減する可能性も否定できませんが。さて続編の出来や如何に。正座してお待ちします。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 8点(2022-11-30 23:50:13)
3.《ネタバレ》 冒頭のアクションで掴みはオッケー。だけどそこから繰り広げられるJK暗殺者2人のローテンションというか、ちょっと外した日常パートにあまり乗り切れず、「これ、俺ダメなやつかもしれない」とか思いながら中盤に差し掛かり、いつしか2人の魅力に取り憑かれていたという感じでした(笑)
そして終盤の大立ち回り、特にラストの伊澤彩織さんのアクションは超がつく一級品。久しぶりに邦画でこんなすごいアクションが見られるなんて!と思わずテンションが上がってしまいました。
所々、セリフが聞き取りづらい部分はあれど、十分満足な作品でした。
クリムゾン・キングさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-16 03:18:31)(良:1票)
2.いつの時代も、“動ける”女優は魅力的で美しい。それは映画が「活動写真」と呼ばれた時代から娯楽的本質だと思う。
髙石あかりと伊澤彩織、主人公のJK殺し屋コンビを演じた二人の無名女優が、何をおいてもとても魅力的だった。

特に、圧倒的な体術を駆使して襲いくる男たちを凌駕する“まひろ”を演じた伊澤彩織は新時代の“アクション女優”として、この映画を観たすべての映画ファンの心を射抜いている。
「キングダム」「るろうに剣心」「G.I.ジョー」と日米の大作映画でメインキャストの“スタントダブル”を務めたという紛れもない一流スタントである経歴を踏まえたアクションの説得力と、朴訥としていてそれ故に瑞々しい存在感は唯一無二だった。
バイトの面接に落ちて、意気消沈のまま気だるそうにソファの背もたれ側からクルッと前回りして寝転がる。
そんなあまりにも何気ない1カットにこの女優の魅力が凝縮されていたように思う。

一方の髙石あかりも、特異なルックスと勘のいい動きや台詞回しに女優としての天賦の才の片鱗が溢れていた。
ビジュアル的にも、演じるキャラクター性としても正反対のアンバランスさが、逆説的に主人公コンビとして絶妙なバランス感を生んでいたと思える。

監督・脚本・編集を務める阪元裕吾の作品は、本作の前作の「ある用務員」を昨年観たけれど、映画作品としてのクオリティの低さに失笑を禁じ得なかった。
本作は、キャラクター設定こそ微妙に違えど、「ある用務員」にも登場したJK殺し屋コンビ主人公にしたスピンオフとも言える作品だが、クオリティと満足度は“爆上がり”している。
作品の世界観自体はほぼ同じユニバースと言え、雰囲気は共通していたが、演者のフィット感や、演出のディティールが段違いだったと思う。
主人公たちがバイト先に選んだメイドカフェのバイトリーダー的な先輩が貧乏で、コンビニのデカくて安いパンしか食べられない描写が秀逸だった。

めでたく続編製作が決定したようで、楽しみである。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-05-05 21:54:36)(良:1票)
1.《ネタバレ》 二人は殺し屋。ちさととまひろの二人がかなり魅力的。おもしろいわ スカッとするわ 文句はねえ。
敢えて言わせてもらえば、いちいち可笑しかった台詞の数々が、残念ながら所々聞き取りづらく聞き逃してしまわざるを得なかったところぐらいかな。

しかし、原作はどの雑誌の漫画だったのかなと思っていましたら、まさかそうではない。脚本及び監督:共に阪元裕吾さんの書き下ろしなんですと。
別にお金に困ってない二人に無理くりバイトをさせるというシステムがかなり功を奏して素敵な展開呼び起こしているでござります。いやはや、あっぱれナイスです。

キャスト面に至っては、ラバーガールズの二人を使ってくれたこと、なんだかありがとうございますという気分になってしまいます。飛永君と大水君、共にズバリ嵌っていた人選でした。まずは、出だしのまひろと大水のコンビニ面接シーン、そこから引っ張り込まれてしまった訳でもありますし、それがこりゃ面白いのだろうなと確信してゆくまでに、4分も5分もかからなかった訳でもありますし。

ところで、あの二人、先輩役のちさとの方は、年相応の子だったが、ボソボソとテンション低い喋りがツボであったまひろ役:伊澤彩織さんは現役のスタントパフォーマーらしくて、それにまさかビックリしました(彼女、実は28歳なんですと)←小声。
でもアクション冴えてましたもん だから納得、納得。
またどこかで二人揃ってお目にかかりたいもんです。二人は素敵なナイスコンビです。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-04 03:39:40)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.81点
000.00%
100.00%
200.00%
316.25%
400.00%
516.25%
6318.75%
7531.25%
8637.50%
900.00%
1000.00%

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