6.《ネタバレ》 シェイクスピアの戯曲をアニメ化したと言われたら信じてしまいそうになる古典的な雰囲気の作品。
どちらのカップルもラブラブで幸せそうなので、逆に怖くなる。
そのまま何事もなくハッピーエンドになるわけないよね。
両軍の指揮官がイチャイチャしてる間に戦争が終わってたのは斬新だった。
そこまでが第一幕といった感じだろうか。
第二幕では戦争後の堕落が描かれるわけだけど、帰郷して再会するまでの流れは感動的だった。
水門のセキュリティはユルユルだし、暗殺もヘタクソだったけど、古典ってそういうものだよね。
あと、ウインダリアの木が物語にどう絡んでくるのか期待してたけど、ただでかいだけの木でした。
ラストで空に飛んでくのかと思ってたけど、そういう名作アニメではなかった。
僕が何か悪いことをしたわけではないけど、自分の愚かさを反省したくなる道徳的な作品ですね。