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トラ・トラ・トラ!

[トラトラトラ]
Tora!Tora!Tora!
1970年上映時間:146分
平均点:7.43 / 10(Review 108人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-09-25)
アクションドラマ戦争もの歴史もの実話もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-08-25)【イニシャルK】さん
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監督リチャード・O・フライシャー(アメリカパート)
舛田利雄(日本パート)
深作欣二(日本パート)
助監督レイ・ケロッグ〔特撮〕(第二班監督)
村川透(日本パート)(ノンクレジット)
苅谷俊介(日本パート)(ノンクレジット)
キャストマーティン・バルサム(男優)ハズバンド・キンメル太平洋艦隊司令長官
ジェイソン・ロバーズ(男優)ウォルター・ショート陸軍中将
ジョセフ・コットン(男優)ヘンリー・スチムソン陸軍長官
ジェームズ・ホイットモア(男優)ウイリアム・ハルゼー海軍中将
ジョージ・マクレディ(男優)コーデル・ハル国務長官
E・G・マーシャル(男優)ブラットン大佐
ウェズリー・アディ(男優)クラマー中佐
リチャード・アンダーソン(男優)ジョン・アール大尉
レオン・エイムズ(男優)フランク・ノックス
ネヴィル・ブランド(男優)カミンスキー少尉
G・D・スプラドリン(男優)モーリス・E・カーツ中佐
ハロルド・S・コンウェイ(男優)米グル―大使顧問ドーマン(ノンクレジット)
山村聰(男優)山本五十六連合艦隊司令長官
田村高廣(男優)淵田美津雄海軍少佐
東野英治郎(男優)南雲忠一海軍中将
内田朝雄(男優)東条英機陸軍大将
三橋達也(男優)源田実海軍少佐
十朱久雄(男優)来栖三郎駐米特派大使
千田是也(男優)近衛文麿首相
藤田進(男優)山口多聞海軍少将
北村和夫(男優)松岡洋右外相
見明凡太朗(男優)及川古志郎海軍大臣
竜崎一郎(男優)草鹿龍之介少将
二本柳寛(男優)原海軍少将
島田正吾(男優)野村吉三郎駐米大使
宇佐美淳也(男優)吉田善吾大将
葉山良二(男優)和田海軍中佐
浜田寅彦(男優)宇垣海軍少将
和崎俊哉(男優)赤城飛行士
細川俊夫〔男優・1916年生〕(男優)長谷川赤城艦長
須賀不二男(男優)三川海軍中将
青木義朗(男優)下士官
市川和子(女優)花街の女
マコ(男優)吉川猛夫海軍少尉
安部徹(男優)大西瀧治郎海軍少将(ノンクレジット)
芥川比呂志(男優)木戸幸一内相(ノンクレジット)
井川比佐志(男優)松崎中尉(ノンクレジット)
久米明(男優)奥村勝蔵駐米一等書記官(ノンクレジット)
室田日出男(男優)村田海軍大尉(ノンクレジット)
渥美清(男優)炊事兵(日本公開版のみ)
松山英太郎(男優)炊事兵(日本公開版のみ)
雪丘恵介(男優)(ノン・クレジット)
久遠利三(男優)(ノンクレジット)
児玉謙次(男優)(ノンクレジット)
野々村潔(男優)東郷茂徳外相
永井秀明(男優)
三島耕(男優)小野寛治郎海軍中佐
阿知波信介(男優)藤田怡与蔵
久松保夫ハズバンド・キンメル太平洋艦隊司令長官(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富田耕生ブラットン大佐(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
羽佐間道夫ウォルター・ショート陸軍中将(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中村正[声優]クラマー中佐(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大木民夫コーデル・ハル国務長官(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小林清志野村吉三郎駐米大使(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
内海賢二(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
野島昭生(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
北村弘一(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石森達幸(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田敏也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
清川元夢(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
緑川稔(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田中康郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
今西正男(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本小国英雄
菊島隆三
黒澤明(ノンクレジット)
エルモ・ウィリアムス(ノンクレジット)
音楽ジェリー・ゴールドスミス
編曲アーサー・モートン〔編曲〕
撮影姫田真佐久
古谷伸
チャールズ・F・ホイーラー
トーマス・デル・ルース(第二班アシスタント)(ノンクレジット)
萩原憲治
製作エルモ・ウィリアムス
高木雅行(製作補佐)
製作総指揮ダリル・F・ザナック
配給20世紀フォックス
特撮L・B・アボット
アート・クルックシャンク
美術村木与四郎
川島泰三
ジャック・マーティン・スミス
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
リチャード・デイ〔美術〕
編集井上親弥
ペンブローク・J・ヘリング
録音ジェームズ・P・コーカラン
ダグラス・O・ウィリアムス
セオドア・ソダーバーグ
マレー・スピヴァック
渡会伸
あらすじ
1941年11月末、平和的解決のための日米外交交渉は暗礁に乗り上げ、もはや戦争は避けられない状況にあった。日本は密かに航空母艦6隻を含む大機動部隊を、ハワイにあるアメリカ太平洋艦隊司令部攻撃のために移動させていた。本作は開戦に至るまでの外交交渉と攻撃の実態を、日米双方の立場から公平に描いている。外交交渉の緊迫と戦闘シーンの迫力、織りなされる人間ドラマを堪能していただきたい。
ネタバレは禁止していませんので
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12
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30.《ネタバレ》 -Tora!Tora!Tora!- “ワレ奇襲ニ成功セリ”の意味だけど、タイガーの虎ではなく、トとラをくっつけた通信暗号で、意味は持たない。
真珠湾攻撃を真面目に映画化した作品。当時は第二次大戦の史実をもとに、ダイナミックに戦場を描くことが、戦争映画という娯楽映画のいちジャンルとして成立していた時代。空母の甲板に並ぶ水兵たち。真珠湾基地の風景、居並ぶ軍艦と航空機たち。日米両側の軍備に迫力を感じる。もちろん開戦からおよそ30年も経っているし、模型だったり現行兵器そのままだったり、当時のものを完全再現した訳じゃないだろうけど、やっぱ凄いわ本物。
見終わってから知ったけど日米合作とのことで、それで日本の描写も丁寧なんだなと感心。ハリウッド映画の日本人に有りがちな怪しい日本語ではなく、きちんとした日本語で、しかも関西弁まで出てきて驚いた。でも写真の『U.S.S.ARIZONA』はカタカナ表記が正解でないかな?極力公平に作ろうとしたためだろう、アメリカ人俳優と日本人俳優を1人づつ交互に流すエンドクレジットにも注目。

魚雷訓練で低空飛行をしている攻撃機に手を振る遊女。鳥居のそばで釣りをするおじさんなど、日本軍と民間人の身近さが感じられた。敵艦のシルエットクイズ風訓練風景なんか、とても日本人らしく和やかに描かれている。一方で大海原を走る空母赤城の勇姿。発艦する零戦の朝焼けに映える美しさ。いざ開戦というピリッとした空気が、日本は怒らせると怖い国だという事が、ビシビシ伝わってくる。アメリカ映画なのに、血が通った日本人が描かれている。
序盤中盤と政治的な駆け引きが多いが、後半に集中する真珠湾攻撃は迫力満点。
滑走路で一発撮りの爆破シーン、逃げ惑う兵員たちの命がけの撮影は、CGでは絶対に出せない臨場感。
容赦なく破壊されるP-40にカタリナ飛行艇。逃げ惑うB-17。基地内で働く日系人青年に向けられる敵意の目。
ハレイワ飛行場のケネスとジョージの活躍、機銃を撃つ黒人調理師が、辛うじてアメリカ・サイドの溜飲を下げる。

映画の大半は開戦に至る過程を丁寧に描写していて、特に日本側の、戦争を避ける為の努力が感じられる。
アメリカ側は、日本との開戦に危機感を感じている者と、あの場に及んで呑気にしているものの落差が大きい。
でも詳しくないけど、そもそも開戦前のアメリカが、日本と大使館の暗号電文を傍受して解読するのって、国際法的に犯罪じゃないの?
日系アメリカ人のゲリラ活動を恐れて滑走路に集められる航空機。もみ消された空襲前の潜水艦撃沈事件。たまたまB-17編隊の到着と重なったレーダー基地での未確認機影のキャッチ。
真珠湾で大打撃を被った失態。これは変えようのない事実で、この映画はあの時、何故そうなったか、些細な行違いと不運なミスの重なりに、真摯に向き合っている姿勢が見て取れる(…言い方を変えるとミスした士官に責任を擦り付けているようにも)。
一方の日本側は、開戦に前向きな士官に対し、実際にアメリカを見てきた山本長官の言葉に重みが感じられる。
戦争を回避できなかった野村・来栖両外交官。目的の空母を沈められず、艦隊を引き上げる南雲長官。開戦の最後通牒の前に攻撃をした事実を受け止める山本長官。みんな他人のせいにはせず、自分自身の責任として受け止める姿勢が、今も昔も変わらない日本人らしさに思えた。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-02-08 22:16:11)
29.《ネタバレ》 真珠湾攻撃を日米双方から描いており、特に誰といった主人公はいない。しかし歴史的事実を俯瞰的に見つつ、戦闘シーンは実物、ミニチュア、造形物で再現しており、迫力満点。払暁の空母からの発艦シーンは何度観ても感動します。かつては本作や「史上最大の作戦」、また邦画の東邦8.15シリーズなど史実そのものモチーフとして映像化した作品があったが最近は殆ど見られず残念です。
クリプトポネさん [DVD(吹替)] 8点(2019-07-31 22:43:59)
28.《ネタバレ》 まさに文字通りの日米合作。日本のシークエンスは日本人の監督が撮り、アメリカ側はアメリカ人が撮るというのは、本来の意味では理想的な合作映画のやり方なのかもしれない。よくある資本だけ出させるという方法とは真逆のやり方で、作り手の誠意がここに集約されている気がする。一応休憩を挟んで前後半でカラーがあるものの、実際に真珠湾攻撃が始まるのは最後の30分ほどで、それまでは両国の情報戦の様相だ。しかしこの情報戦が面白く、常に一定の緊張感が保たれているので冗長さとは無縁となっている。アメリカ側を見るにつけ、(真珠湾奇襲の)前兆は幾度もあったし、防げようと思えば防げたと思わずにいられないように作られている。また真珠湾が攻撃された直後のアメリカ側の呑気さなどは妙にリアルであり、「実際こんな感じだったのだろうな」と思わせるものがあるし、この呑気さこそが人間の本質であり、戦争というもの自体がやはりその本質にそぐわない行為なんではないかと思わせる。
rain on meさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2017-06-10 08:45:32)
27.《ネタバレ》 はっきり言って、他の戦争映画ほど面白いわけではない、ハリウッドの会社の制作映画だから、もっとエンターティメント性を出して、善悪を出していけば、おきまりオーバーに盛り上げた戦争映画ができていただろう。しかしこれは、できるだけ伝えられた内容を踏襲している、日本の外交も、アメリカの真珠湾の扱いも聞いた通りの一説にある。これは、ほぼドキュメンタリーに近いんだな。降板させられた黒澤監督も資料集めに相当かけたと聞く、もう一度戦争を考えても良いのかもしれない、それと、やはり、CGはCGなんだなと再確認しました。
minさん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-10 21:20:00)
26.《ネタバレ》 すごい、よくぞここまで両国の立場を平等に、かつ冷静に描いたものですね。かなり史実に基づいているそうなので勉強になりました。そして、実際の攻撃シーンはすさまじい程の大迫力! 当然CGとか無い時代ですから、実機による空中戦はホントすげぇ… もうこんな映画が二度と造られることはないだろうなぁ。製作上のいろいろなこと(黒澤監督の降板など)もあったようで、そこらへんもちょっと興味深いところでゴザイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-01-29 10:00:44)
25.《ネタバレ》 子供の頃、12月8日前後に民放がよく放送していて何度も観た作品です。太平洋戦争の戦端となった真珠湾奇襲に至る経緯とその攻撃が大きな流れで描かれる。日本側に関しては、陸軍と海軍の方針の違い、山本五十六の姿勢、南雲中将の弱腰、宣戦布告の通達遅れなどが主に描写される。米国側は概して危機管理の甘さが指摘されるような描写になっている。あくまで概要描写だが、記録映画として意義があると思う。
しかし、何と言っても圧巻は真珠湾攻撃シーンである。実際に多くの偽装ゼロ戦を編隊飛行させ、低空から雷撃させる。CGを使っていないと云う事より、その標的になった側から、ゼロ戦がどのように見えていたのかが明確に分かるアングルがこの上なくリアルに映る。離陸途中に撃墜される戦闘機を始め、多くの航空機を爆発・炎上させていて、その業火から逃げる米兵役者の恐れもリアルに伝わって来る。アメリカのスタントパイロットが操縦したらしいが、開戦当時は世界一と言われていた日本の海軍航空隊の操縦技術の高さを、合作とは言えアメリカ側が再現したことには驚きさえ覚える。黎明の空をバックに、シルエットのゼロ戦が空母から発艦して行くシーンは厳かな美しさを湛えており、数ある戦争映画の中でも屈指の名シーンだと思います。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-19 00:18:51)(良:2票)
24.中学生の頃初めて観て以来、大好きな映画です。プラモデルで作った空母や戦闘機がたくさん登場し、本で読んだ有名な軍人が大勢登場。それだけで大興奮しました。この映画をきっかけにしばらく太平洋戦争の本ばかり読んでたのを思い出します。
ぽじっこさん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-05 18:29:06)
23.《ネタバレ》  真珠湾攻撃に至るまでの日米間の駆け引きやそれぞれの思惑や諸事情がしっかりと描かれていて見応えのある作品でした。日本が騙し討ちのように奇襲をかけた加害者で、アメリカが何も知らない加害者であるといったような単純化がされていないことも評価したいと思います。まあ、日本外交の詰めの甘さの酷さと第二次世界大戦に参戦するための大義名分が欲しいアメリカの思惑が重なってしまったということですね・・・・・・。

 戦闘シーンもCGなど無くてもド迫力でしたね。また、真珠湾攻撃成功後の山本五十六の深刻な表情も非常に印象的でした。

 しかし、この映画の後でなぜ「パール・ハーバー」のようなしょうもない作品が作られるのか、不思議でなりませんね。
TMさん [地上波(字幕)] 8点(2009-12-29 23:55:29)
22.劇映画なのにドキュメンタリーを見ているかのような錯覚を感じさせるほど、実に史実に忠実に描かれている。物語性は皆無であり、そういったものを期待する人には退屈かもしれないが……太平洋戦争を勉強するための良い教材にはなると思う。真珠湾攻撃後の凄まじいほどの破壊描写と爆発は大いにカタルシスを覚えたが、やはりこれがハリウッド資本によって製作されたという米国の心の広さに感嘆を覚える。「パール・ハーバー」なんか見てる暇があったらこっちを見るべきだ。
ドラりんさん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-24 22:07:34)(良:1票)
21.《ネタバレ》 前半は、政治もの独特のテンポの遅さが無くて良かった。若干登場人物が多いのは仕方ないが。一方で後半はCGなしの爆発の連続。スタントマンはかなり良い仕事をしたんだと思う。そして、この映画は、戦争の無惨さを伝えるなどのメッセージ性は無く、ただただ真珠湾攻撃を史実に忠実に基づいて作られた作品なので、無駄な感情無く観れる。ラストの山本五十六の「眠れる巨人を奮い立たせてしまった。」と言って終わっていくのも、日本の最後を予感させていて良かった。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-03 23:18:29)
20.クレジットにはでませんが、脚本には黒澤明も参加しています。
長門の登舷礼から始まり攻撃のおわりまで描くのもそのままです。降板はしましたが、長門と赤城(半分再現)の実物大セットや京都太秦の重厚な屋内シーンのセットは黒澤監督の要望で作られたものを使用しています。
山本五十六以下将校には俳優ではない社会人を起用し、近衛首相とのシーンなど撮り終えたカットも多くありました。フィルムは発見されていませんが、撮影に立ち会ったプロデューサーを唸らせるほど出来だったようです。
赤城からの発艦シーンはベトナム戦争の合間にハワイに帰港した米空母を使って二日間で撮りました。ただあの発艦シーンでも黒澤は撮り直しを考えたようです。人間主役の黒澤とハリウッドでは合作が無理だったのでしょう。源田実氏本人も撮影に立ち会うこともあったようです。
今では作れない実写の迫力に満ちた作品です。
黒澤監督がいたのでこれだけの規模が可能になったと思います。
ビモータさん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-08 01:09:40)
19.映画としての面白さは殆ど皆無だが非常に良く出来ている。パールハーバーというとんでもない映画があるから余計に評価が上がってしまう。パールハーバーと一緒に観ると良いでしょう。
ケ66軍曹さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-28 16:00:37)
18.ストーリーが良く出来ています。真珠湾攻撃に関して不勉強だと、この年代にして本作が完成したことに感動できないでしょう。山本五十六についても非常によく調べて書かれている。すばらしいと思います。
ロウルさん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-15 08:16:34)
17.アメリカのシーンはリチャード・フライシャー、日本のシーンは黒澤明に代わって、日活の舛田利雄と当時まだブレイク前だった深作欣二が監督した日米合作の戦争映画。それだけに日米双方の視点で物語が描かれていて偏りがない。ところで、「パールハーバー」で山本五十六役だったマコ岩松がこれにも役は違うが出ていて驚いた。渥美清のカメオ出演が笑える。もし、黒澤が最後まで日本側監督をやっていたらどういう描き方をしたかも少し気になる。
イニシャルKさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-03-02 13:41:20)(良:1票)
16.戦争映画としてこれほど両者の立場から公平に描かれたものは珍しい。これからも戦争映画は両国の合作にすべき。ただ双方に華を持たせるだけで終わらないようにね。しかし、なぜこういうものがありながら「パールハーバー」などという映画が出来てしまったのか本気で謎です。ただルーズベルトが真珠湾攻撃を事前に知っていたことが描かれてなかったのは残念だけどそこはしょうがないかなぁとも思う。あとやっぱり映画のタイトルは素直に「真珠湾」とか「パールハーバー」にしといた方が良かった。これじゃ、よく知らない人が真珠湾ものだってことに気が付かないかもしれないじゃないか。
ういろうさん 8点(2004-06-21 21:43:12)
15.日米合作ということで、どちらにも偏らずに作成された作品だと思う。歴史ものは史実の通りか否かが重要であると思う。当然、後世の者が、それを判断するのは極めて難しいが、少なくとも私は、史実にかなり近いのではないかと思った。また、改めて、双方が傷つくという争いの虚しさを強く感じた。
きになるさん 8点(2004-03-23 22:05:54)
veryautumnさん 8点(2004-01-08 16:15:25)
13.レンタル店は「パール・ハーバー」の横に置くべきである。東野英治郎以下、役者の存在感が今の映画とは比べ物にならないぐらい凄い。どこかの日本人を日系人が演じているのと違い、方言があることによって親近感がわく創りとなっているのが印象的だった。
まさサイトーさん 8点(2003-12-17 07:19:14)
12.とてつもない「説得力」を感じた。日・米の視点を同じにし、極力制作側の思想や、生半可な反戦をうたわない部分が、この映画の「説得力」をより強固なモノにしていると思う。日・米の動きを行き来するストーリー展開も、時間枠に違和感がなく丁寧に進むため、各士官の繊細な部分も読み取ることが出来る。朝焼けを背景に飛び立つ日本機のシーンなど、美しく情緒的に描かれており、当時の「日本特有の空気感」までもが映し出されているように感じた。山本五十六の「眠れる巨人を起こし、奮い立たせたも同然である。」のセリフが何ともい得ず、切なく、重く、胸に響いた・・・。
sirou92さん 8点(2003-12-05 21:27:13)(良:2票)
11.《ネタバレ》 初見時は史実を知らずに観ていたので「南雲、なんでもっかい攻撃せえへんねん!」とエキサイトしてしまいました。昨今では、外務省のヘボぶりが頭に来てしまいますが。決行までの過程もうまくまとめて描かれているし、艦載機の発艦、湾への侵入・攻撃シーンなど映像も凄いし、真珠湾攻撃を知りたいならこの一本ですね。
shakuninさん 8点(2003-11-03 04:53:47)
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【点数情報】

Review人数 108人
平均点数 7.43点
000.00%
110.93%
200.00%
321.85%
400.00%
554.63%
61816.67%
72725.00%
83027.78%
91715.74%
1087.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.45点 Review11人
2 ストーリー評価 7.40点 Review15人
3 鑑賞後の後味 7.64点 Review14人
4 音楽評価 6.81点 Review11人
5 感泣評価 6.28点 Review7人
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【アカデミー賞 情報】

1970年 43回
撮影賞姫田真左久候補(ノミネート) 
撮影賞チャールズ・F・ホイーラー候補(ノミネート) 
撮影賞古谷伸候補(ノミネート) 
視覚効果賞L・B・アボット受賞 
音響賞マレー・スピヴァック候補(ノミネート) 
美術賞村木与四郎候補(ノミネート) 
美術賞川島泰三候補(ノミネート) 
美術賞ジャック・マーティン・スミス候補(ノミネート) 
美術賞ウォルター・M・スコット候補(ノミネート) 
美術賞リチャード・デイ〔美術〕候補(ノミネート) 
編集賞ペンブローク・J・ヘリング候補(ノミネート) 
編集賞井上親弥候補(ノミネート) 

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