屋根裏の散歩者(1992)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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屋根裏の散歩者(1992)

[ヤネウラノサンポシャ]
1992年上映時間:74分
平均点:5.50 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化エロティック
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-02-27)【イニシャルK】さん
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監督実相寺昭雄
助監督高橋巌
キャスト三上博史(男優)郷田三郎
宮崎ますみ(女優)秋月煕子
六平直政(男優)遠藤幹彦
嶋田久作(男優)明智小五郎
寺田農(男優)越塚恵蔵
堀内正美(男優)片鍋喜一郎
原作江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
製作バンダイビジュアル
TBS
企画川城和実
プロデューサー一瀬隆重
配給バンダイビジュアル
美術池谷仙克
編集井上治
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1.《ネタバレ》  公開された1994年は、江戸川乱歩の生誕100周年(1992年に完成したようですが、公開は100周年に合わせたようです)。松竹系で大々的に宣伝・公開されたRAMPO(黛りんたろう版/奥山和由版)に物足りなさを感じていた私にとって、当作品と、押繪と旅する男(川島透監督)の予告編は、非常に怪しげな雰囲気に満ちているように思い、大変インパクトがありました。小劇場レベルの公開でしたが、早速、観に行きました。

 「押繪と旅する男」も当作品の両方とも、美術担当は同じ池谷仙克さん(ウルトラセブンの後期の怪獣をデザインされた方!)なのですが、映像から醸し出される江戸川乱歩の怪しげな雰囲気(と私が感じているもの)は、当作品のほうが圧倒的に上のように思いました。さすがは実相寺監督とのコンビは最強だと思いました。思惑通りに“思い”を実行していく場面にもグイグイ引き込まれました。それだけに、他のレビュアーさん達がおっしゃる通り、エロいシーンを入れずに原作通りの場面を描くだけでも、十分、怪しげな世界を伝えることは出来たように思います。それでも、原作を大胆に脚色・再構成した「押繪と旅する男」と対照的に、原作を忠実に映画化した作品かな…と思っています。

 余談ですが、この作品は「屋根裏の散歩者」とカップリングで公開されたためか、サントラCDも両作品が同時収録されていました。

 さて、採点ですが…観てから20年以上も経つものの、江戸川乱歩の原作を忠実に映画化した作品として私には強烈な印象が残っています。エロい場面があり、内容もマニアックなので「誰にでも…」とはいかない点を差し引き、個人的に気に入っている「押繪と旅する男」と同じく8点を献上いたします。

 平成30(2018)年2月25日(日)変更: 【イニシャルK】さんの【江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間:1969年】のレビューを拝読したついでに自分のレビューに目を通したら…冒頭の文面の「RAMPO」が「RAMO」だったことに気づいたので「P」を入れて修正しました。その一環として当作品の「RAMO」の箇所も「RAMPO」に修正…それだけの変更です。悪しからず…
せんべいさん [映画館(邦画)] 8点(2016-01-31 19:54:07)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
3321.43%
417.14%
5535.71%
6214.29%
700.00%
817.14%
917.14%
1017.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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