ザ・ドライバーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・ドライバー

[ザドライバー]
The Driver
1978年上映時間:91分
平均点:7.27 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
アクションドラマ犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2016-12-20)【イニシャルK】さん
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監督ウォルター・ヒル
キャストライアン・オニール(男優)
イザベル・アジャーニ(女優)
ブルース・ダーン(男優)
ロニー・ブレイクリー(女優)
マット・クラーク(男優)
野沢那智(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
松岡文雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
峰恵研(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千田光男(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
曽我部和恭(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
徳丸完(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
平林尚三(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
津嘉山正種(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富山敬(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
幸田直子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
吉田理保子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村山明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷口節(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
若本規夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島香裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ウォルター・ヒル
音楽マイケル・スモール
編曲ジャック・ヘイズ〔編曲〕
撮影フィリップ・H・ラスロップ
スティーヴ・ヤコネリ(カメラ・オペレーター)
製作ローレンス・ゴードン
フランク・マーシャル(製作補)
20世紀フォックス
配給日本ヘラルド
美術ハリー・ホーナー(プロダクション・デザイン)
ダレル・シルヴェラ(セット)
衣装ジャック・ベアー〔衣装〕
編集ロバート・K・ランバート
ティナ・ハーシュ
録音ケネス・ワンバーグ(音楽編集)
ダグラス・O・ウィリアムス
セオドア・ソダーバーグ
スタントウィリアム・H・バートン
あらすじ
夜の大都会。カジノの裏手に《ドライバー》が車を停めて、誰かを待っている。《プレイヤー》はカードで金をガッツリ稼ぎ、換金してもらったところ。そこへ覆面強盗団がやってきたのだ。手際よくカジノの売上を奪った賊はドライバーの停めた車に飛び込んで逃走する。逃がし屋の彼にかかれば、パトカーを引き離すなんて朝飯前だ。だが今夜の彼は逃走直前、《プレイヤー》に顔を見られてしまっていた。やがて分署の《ディテクティヴ》による執拗な追求が始まった…。装飾を一切排し、無印良品な演出で贈る70年代カーアクション。
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1
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9.《ネタバレ》 TV録画、吹き替えで見ましたがドライヴ(2011)の元ネタがあったなんて知りませんでした!ライアン・ゴズリングのドライバーも寡黙で素敵でしたが、2011ではスト―リー的にちょっと凝り過ぎていてイマイチ判り難い部分もありました。で、本作ザ・ドライバー(1978)ですが、こちらはドライバー役のライアン・オニールと賭博師役のイザベル・アジャーニがCoolすぎて痺れた。ストーリーはシンプルで判りやすいものの、終盤のカラクリ的には少々矛盾していてご都合主義感は強めです。

ライアン・オニールといえばバリー・リンドンのバリー役が有名ですが、大根役者だと思っていましたが本作を見て大根役者が確定しました。でも、しゃべらずに意味ありげな目つきで見つめる異様な様は迫力があって心底素晴らしかった。この演出はバリー・リンドンでも見られ、言葉を発しない絶妙な間とどっしり落ち着いた目つきで凝視するその貫禄は彼独特のものですが、迫力があって妙な怖さを感じます。
イザベル・アジャーニも22歳という設定&実年齢も23歳。この年齢にしてはあまりにも不自然過ぎる落ち着き具合と、そして異様なまでのクールさとトーンの低さ。この異様な雰囲気を醸しまくっている二人のカップルが赤いピックアップトラック(シボレーC-10)に乗って、敵の車(トランザム)を突っつく様はカッコよすぎてそれはもう痺れる。

この映画が人気なのは上記二人の異様なまでクールさと対比する形で見せる刑事役のブルース・ダーンの上手さでしょう。この人がお笑い担当というか、刑事なのにかなりはみ出していて際どいギリギリ悪人風情の刑事を演じているおかげで躍動感が生まれています。正直駒として利用するチンピラより悪人でしょコレ(笑)彼のラストの振る舞いも素敵。(でも終盤のカラクリは少々疑問符が付きますが・・)

今風のCGや細切れ撮影にはない、古き良き時代のカーアクション映画の名作です。45年後の今見ても結構普通に見られるので点数は甘めです。
アラジン2014さん [地上波(字幕)] 8点(2023-07-31 11:40:26)
8.《ネタバレ》 わあ、これはカッコ良い映画ですね!わたしはハードボイルドの自己陶酔成分が苦手なのだけど、この作品は酔っぱらう隙が無いほどに無愛想です。へらへらと人を小馬鹿にした表情の刑事ブルース・ダーンを除いては誰も笑わない。口角すら上げない。紅一点のアジャーニすら。
”男は黙って○○”式の美学。ライアン・オニールのストイックさが夜の街の画とぴったり合って、心ときめく素敵さです。
カーアクションも元祖作だけあって迫力あります。今ほど派手に画がブレない分、むしろ観易い。後続作品のお手本になるだけあります。
クルマの一台一台に個性と存在感があって70年代ぽいですね。オレンジのベンツが素敵!(なのに壊された。ショック。)
濃い目のコーヒーにテキーラを垂らしたようなガツン、とくるハードでクールな一本。好きです。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-12-13 16:43:06)
7.作品全体に漂う、クールな登場人物とそれを生かした監督の演出が輝る。どんな状況でも常に落ち着き、自分の信念を貫くライアン・オニールのかっこ良さと謎の女、ミステリアスで何を考えているか分からないイザベル・アジャーニ、アクションシーンの凄さだけで評価されがちな作品だけど、刑事物、犯罪映画としても今時の映画ではなかなか味わう事の出来ない作品としても評価したい作品です。無駄にうるさいだけの音楽も無い。CGでは味わう事の出来ない迫力、スピード感、そういう物がこの作品からは見る事が出来ます。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2016-09-10 18:17:43)
6.《ネタバレ》 カッコいいっ!!!!ライアン・オニール!もうなんだそのカッコ良さ!クール!ハードボイルド!惚れちゃう!嫉妬しちゃう!
銃を向けられても表情は変えず、いつだってドラテクは天賦の才能!罠だとわかっていても突き進み、勝負に負けない!付いてくるイザベル・アジャーニもあぁ、美しい…。
ギリギリな刑事とのギリギリの攻防、チンピラ達との一触即発の決闘。そして迫力のカーチェイス。
男のロマンがたった90分にギッシリ詰まりに詰まった濃厚なハードボイルド"男"映画でした…。
えすえふさん [DVD(吹替)] 8点(2016-05-31 21:15:31)
5.《ネタバレ》 この頃のウォルター・ヒルはマジで格好良いな~!カーペンターの『要塞警察』にも通じるクールな傑作。一度も笑わないライアン・オニールと、謎の女イザベル・アジャーニ、そしてそれを追う刑事ブルース・ダーン。カーチェイスシーンも、CGなんかない時代なので、生の迫力を味わえる。ヒップホップなど余計なBGMもなく、車のエンジン音とタイヤの軋み音、そして遠くから聞こえるパトカーのサイレン音のみと言う、実にシンプルな構成。やたらと派手な爆破シーンとかありえね~アクションとかもない。ないない尽くしで贅肉を極端に削ぎ落としたストイックな作りが最高。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-23 21:56:14)(良:1票)
4.その昔、水野晴朗のロードショーで頻繁に放送された傑作。
 アクションシーンは、ブリットとマッドマックスの中間のカメラワークをしていると思う。 夜のロサンゼルス、対向車線を疾走するカーチェイスは迫力満点である。
 ライアンオニールとイザベルアジャーニの黒の衣装が格好よく、古臭さを全く感じさせない。 二人の一番美しかった姿が、この映画で堪能できる。
 ドライバー、謎の女、刑事……登場人物に呼び合う名前はない。全員が終始ポーカーフェイスのまま極めてシンプルな会話だけで進んでいくのだが、それだけで各々がどんなバックボーンを持っているのか、十分観客に伝わってくる。独特な哀愁を感じる。
 最後に誰が勝ち、誰が負けるのか。これだけシンプルな人物設定と構成だからこそ、観終わった後に爽快な気分になるのだと思う。
 
クロエさん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-01-16 11:08:35)(良:1票)
3.あれ? 大事なポイントに誰も言及してないですね…この映画、「主役のオニールとアジャーニが一瞬たりとも笑わない」っていうのでも有名になったんですよ(いや今ならカウリスマキとかがフツーにやってますが)。ウォルター・ヒルの作劇能力は本作(と『ウォリアーズ』)で頂点に達したと思ってます。映画を見始めた頃からしばらく、血気盛んな自分的には10点満点を維持してきたんですが、『イシュタール』に出会ってからオイラの興味がバカ映画に向いてしまったので、今はちょっと点が低め。あ、でも両方ともアジャーニがヒロインだぞ。なんだそういう事だったのか(笑)。
エスねこさん [地上波(吹替)] 8点(2005-05-15 01:25:02)
2.近年の派手なカーアクションに目が慣らされている方には、冒頭からシンプルに攻めているこの作品は物足りないか、又は新鮮に感じてしまうかも知れませんね。  印象はスマートなカーアクション映画。 プロットも至ってライト。派手すぎるクラッシュや爆破を多用しない、テクやマシンに対してのウンチクが無い、セリフも控え目。制作費の関係上、小規模にとどまっている様です。それがかえって独特のクールな雰囲気と人物描写の魅力を引き立てている。この時代のアメ車(ムスタング等)がお好きな方には、スマートさと共に楽しんで頂きたい。このシンプルさ、エンドクレジットにも反映されています。
MAZEさん 8点(2004-02-15 13:56:06)(良:1票)
1.そのものズバリのB級ハードボイルドカーアクション映画の快作。裏道という裏道を知り尽くし、パトカーの追跡を振り切って強盗たちを逃がしてやってカネを貰うニヒルな逃走請負屋ライアン・オニール、その彼を執拗に追いまわす、かなり異常だが何故か憎めない執念刑事ブルース・ダーン、主人公を目撃しながら偽証するクールな女賭博師イザベル・アジャーニ。この3人を軸とした犯罪ドラマが、夜のLAの冷たい空気の中で、抜群のハードボイルド的ムードを醸し出していた。カーチェイスシーンにもヒル監督のセンスが冴えていた。
アンドロ氏さん 8点(2003-02-03 11:43:31)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 7.27点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.33%
5310.00%
613.33%
71240.00%
8930.00%
9310.00%
1013.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review4人
2 ストーリー評価 8.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review4人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review3人
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