バタアシ金魚のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バタアシ金魚

[バタアシキンギョ]
1990年上映時間:95分
平均点:5.81 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-06-02)
ラブストーリーコメディスポコンもの青春もの学園ものロマンス漫画の映画化
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タイトル情報更新(2021-01-11)【イニシャルK】さん
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監督松岡錠司
助監督当摩寿史
演出前田哲(演出助手)
キャスト筒井道隆(男優)カオル
高岡早紀(女優)ソノコ
東幹久(男優)永井
土屋久美子(女優)プー
大寶智子(女優)リリコ
浅野忠信(男優)ウシ
桜金造(男優)よしお
伊武雅刀(男優)カオルの担任
佐藤オリエ(女優)まさえ
白川和子(女優)ババア
山村美智(女優)かよ
原作望月峯太郎
脚本松岡錠司
音楽茂野雅道
作曲茂野雅道「耳元でファルセット」
撮影笠松則通(撮影/水中撮影)
美術小林正巳
録音井上秀司(録音協力)
鶴巻仁(録音助手)
東京テレビセンター(録音スタジオ)
照明渡邊孝一
中須岳士(照明助手)
松岡泰彦(照明助手)
その他テレビ東京(協賛)
IMAGICA(現像)
あらすじ
水泳部員のソノコ(高岡早紀)に一目ぼれしたカオル(筒井道隆)は、泳げもしないのに水泳部に入部し、こともあろうにオリンピックに出場することを宣言して、自称オリンピックのメダリストのババア(白川和子)をコーチにして特訓を始める。一方ソノコは「あいつは女の腐ったやつのケツ拭く紙よ」と相手にしない。そんな仕打ちにもめげずにカオルはライバル達(東幹久、浅野忠信)と新人戦にのぞむのだが。
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7.《ネタバレ》 ヤングマガジン連載中に愛読していましたが、あのほとんどサイコパスみたいで超自己中なカオルが主人公の漫画が、まさかこんなに瑞々しい青春映画になろうとは初見の時はびっくりした次第でした。今となっては貴重な高岡早紀のスク水姿を拝めるし、高岡早紀はもちろんのこと筒井道隆と浅野忠信のデビュー作というのも貴重なところです。生徒の服装や髪形を見るとけっこう平凡で真面目な高校の生徒たちという感じだけど、ビールを飲むし煙草はふかすわ高校生同士でラブホから出てくるわで、まさに今はやりの“不適切にもほどがある!”って感じで、現代の邦画界隈では炎上必至ですな。でも自分も通っていたのはごく普通の高校だったけど、部活の合宿なんかでよくビールなんか飲んでたよな、そんなに目くじら立てなくていいんじゃないかな。当時17歳の高岡早紀の演技はまさに美少女登場!でした、途中で激太りするところで二役(というか三役だったらしい)という演出にはやっぱびっくりしたな。そしてラストのワンカット・ワンシーンで撮られたカオルとソノコのプール内での乱闘は、何度観ても心に刺さります。 この作品は、誰もが覚えのある思春期特有の男の子・女の子のカリカリした感情の表現が今観ても新鮮で、最近の邦画の監督たちにも見習ってほしいものです。監督の松岡錠司はその後ドラマでの活躍がメインになった気がするけど、本作はやはり彼の最高傑作だろうと思います。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2024-03-02 21:16:14)
6.《ネタバレ》 原作未読。ですが、個人的にはかなり気に入りました。ヒトの精神年齢は下がり続けている…とも言われますケド、ある面ではソレはそーでもないかな…ともまた思うのでして、ソコへ来てこーいった「青春の心象風景」とゆーのはどーしたって自身が実体験した質感(或いは自身が若いうちに仮想体験した種々のそーいった「創作物」の質感)を生涯保ち続けるものかな…とも思われるのでして、その意味では私なんか世代的にはソレこそあだち充とか(どっちかちゅーたら『タッチ』よりは『H2』の方すかね)後は今作ぽいので言ったらも~『スラムダンク』とか、だからこーいうバカで熱血でごく純粋なヤツ(=作中の永井とは対照的に性的な匂いをあまり感じさせない様な)てのには確実に非常に共感できるのですよね。もうね、最近の邦画の青春映画によ~く出て来るごくこまっしゃくれて女だとかに気遣いも欠かさない、ソレでいて立派に色気付きやがる一方で本質的にはやっぱバカでガキで…なんて若造連中ってのにはね、私は正直「虫唾が走る」と言っても過言ではねーのですよ(まあゆーて、そーいう映画も別に全然楽しく観れるコトは観れるのですケドね)。

地味に、出て来る若い役者さん達は今となっては大物も多いし、演技もごく爽やかで総じて好かったと思います。コレもやっぱね、高校生の青春映画なんてのはハタチ前の役者で撮った方が絶対イイですよね(演技も下手に「巧すぎない」方が確実に好い…と個人的には思います)。中でもやっぱ高岡早紀の魅力は際立ってましたね(諸々と)。夏、学校、プールサイド。雲一つない快晴。このシチュエーションにノスタルジィを感じられないっていう人間なぞ存在しているのでしょーか?(加えて、ソコに17歳の高岡早紀が居るってのなら、ソコはも~たぶん永遠のエデンだろうと)
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-07-17 21:33:46)
5.モノレールやラブホテル街等の近代的な風景と、神社や畑などののどかな純日本的風景の
共存が印象的な映画。この完全な都会でも完全な田舎でもない曖昧な風景群に象徴されるように、人間も繊細で破滅的で幻想的でもある多面的な性質の存在として、実に巧みに描かれている。
最近はあまり見かけないが、筒井道隆はこれといい「王様のレストラン」のオーナー役といい、純粋でどこかぬけている役を全く嫌味なくやれる比類なき才能を持っている。

マグロのグさん [DVD(邦画)] 8点(2006-05-09 13:24:12)
4.これかなり好きな映画でした。「泳ぐ 泳ぐ 俺たち~」の大合唱シーン、こんな風にたわいもない事で群れて、笑いあってた頃を思い出します。ちなみに自分は元歌の陸上部員だったんですけど。筒井道隆の若いくせして妙に野太い声が個人的にツボ。どうでもいいけど筒井君は相変わらずヌーボーとして今も昔も一向に変わらないっすね。高岡早紀も初々しい。
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-04 17:10:32)
3.色々な作品が映画化されているけど原作にもっとも近いように思う。
ばばあとのやり取りは最高。牛って浅野忠信だったのか。
彼が一番原作に近い(ただ丸坊主なだけか)ように思ったが。
以外な事実で7点を8点に。
きつまさん 8点(2004-04-03 12:45:02)
2.とりあえす原作みてぇなぁと。高岡早紀かわいいです。浅野忠信も必見です。台詞がおもしろいですよね。ソノコくんがいまいちわからない。
バカ王子さん 8点(2003-12-31 21:45:33)
1.《ネタバレ》 公開された当時、新聞の小さなコラムで取り上げられていて、「女のくさったやつのケツふく紙」なる主人公が無性に気になって衝動的に場末の映画館で見てしまった。登場した若い役者さんたちが後にそれぞれトレンディドラマの主役になっていったという意味で今では伝説的な映画と言える。表面的には、主人公の兄ちゃんがいきなりオリンピックに出ると宣言したり、女の子が太ったり痩せたりと、はちゃめちゃな内容なのだけど、モノレールや雲などの何気ないシーンが非常に丁寧に撮られていて、なんとも言えないメルヘンチックで切ない味が出ている。見る側の感性によって評価には大きな差が出てくると思う。私は非常に気に入ってビデオまで買ってしまったけど、友達で納得してくれる人はいなかった。ちなみにパンフの中で、あるシナリオライターと称するおっさんが、この映画は要するに童貞と処女の映画なんでしょ。いっそのこと「処女と童貞」っていうタイトルにすれば良かったのに、などとおちゃらけた事を書いていて、こういうやつにはこの映画の良さは永遠に理解できないと腹がたった。
キムリンさん 8点(2003-08-28 12:09:08)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 5.81点
000.00%
100.00%
200.00%
3414.81%
4622.22%
527.41%
6311.11%
7414.81%
8725.93%
913.70%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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