20.《ネタバレ》 クリスマスらしい映画。 サンタクロースは本当にいるのか、という問いかけに現実的かつちょっとのファンタジーで応えている。 サンタがいるかどうかの裁判は、もしかすると個々人の信仰の問題にもなるんだろうな、と思った。万人向けのオススメ作品なので、気持ち1点加点。 【simple】さん [地上波(字幕)] 8点(2014-12-21 22:06:46) |
19.オリジナルのモノクロを観賞しました。自分の中で、評価の高い作品は、シニカルだったり、ひねってあったり、子供と一緒に観られるものは少ないが、これは万人受けする佳作。覚えていたらクリスマスに子供と観たい映画ですね。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-30 21:58:22) |
18.《ネタバレ》 素晴らしい映画だった。 クリスマスの精神、そしてサンタの心を描いた傑作だと思う。 現実しか見ないでお伽の世界を下らないものとする親子がサンタと交流することで 心動かされてゆくところがいい。 ささやかな優しさのにじみ出る感動の物語。 夢を持つこと、また夢を信じたいという気持ちの大切さに気づかされる。 自分を強く信じまたそれを自覚する者は勝利し、 真実と自分を偽り妄想によって他人をも貶めようとした人間は負ける。 ファンタジーが大々的に立証されることで得られる希望。 クリスマスの奇蹟に心温まる。 人の頑なな心を解く感動作。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-24 00:48:16) |
17.全編に渡りユーモアが溢れていて飽きさせません。そして全ての役者がとても良く、特にクリス・クリングル演じるエドマンド・グウェンと、想像を信じない少女スーザンを演じる子役ナタリー・ウッドの存在感はおっきかったですねー。後半の裁判沙汰はそんなバカなというような内容ですが、頓智が効いており普通に面白かったです。サンタの実在を証明する無理難題にあの答えは見事!と言うしかありません。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-30 00:57:30) |
16.《ネタバレ》 ○当時のハリウッドの強さを感じずにはいられない。ベタというか実直というか…ストレートで暖かい。こんな映画がない今だからこそモノクロのこの映画に存在の意味があり、説得力がある。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-21 15:22:13) |
15.《ネタバレ》 サンタと空想否定の母娘という両極端のキャラクターが対峙するのがわかりやすい。 精神科医と対立して裁判沙汰になるものの、基本的に悪い人は出てこないので嫌な気分にもならない。 会社の方針決定やら裁判やら展開は非常にアバウトなので、堅苦しくなく肩がこらない。 それでいて子供向けという印象はそれほどなく、しっかり楽しめました。 ファンタジー的な結末を持ってこなかったことにも要因があると思います。 暖かい気持ちにさせてくれるので、クリスマスシーズンにはお薦めです。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-27 20:10:40) |
14.《ネタバレ》 クリスマスには毎年でも観たいと思える作品。 自分はクリスマスの雰囲気がすごく好きなもんで、「ジングルベ~ル、ジングルベ~ル・・・」ってのが流れるだけで評価が甘くなってしまいますが、それを差し引いても素晴らしい映画です。 ファンタジックなシーンなんて全くないし、描き方は結構現実的。でもこの作品には夢があってファンタジックでどこまでも幸福感に溢れています。 クリスはいつでも本当に優しい優しい笑顔を浮かべるからこっちだって自然とニコニコしてきてしまいます。あんな笑顔を見てたらそりゃあライバル社長でさえ仲良くなっちゃいますよ。 信じるたり夢見ることで人は純粋に優しくなれるし、大切なことにも気付かされる。このサンタクロースはそんなことも教えてくれています。 やっぱクリスマスっていいものです。 【Sgt.Angel】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-09 19:35:29) |
13.《ネタバレ》 最後の盛り上がりに至るまでのプロセスがちょっと冗長かな、という気もしないではないがこの一本もやはりクリスマスシーズンお勧めの作品としてお勧めである。アカデミー賞を取った男優グウェンもさることながらここはやはり子役時代のナタリー・ウッド。ちなみに私は人々の持っている優しさや善意の気持ちが「サンタクロース」として具現化されたものと生まれてきてからずーっと信じているので、サンタ居ませんという定説には「ちゃんちゃら可笑しい」と断言する事が出来る。暖かい気持ちを持てばそれは皆サンタクロース。では皆様素敵なクリスマスを!HO-HO-HO! 【Nbu2】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-24 18:57:23) |
12.1947年といえば日本は昭和22年。シングルマザー&キャリアウーマンがもうこの時代にいたとは。自分は「サンタはいないんだよー!」という嫌なガキだったので、ちょっと自分の子供時代を思い出しながら見ました。「サンタは見る人それぞれの心の中に」といったエンディングが憎い。 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-25 09:54:39) (良:1票) |
11.サンタクロースと主張して裁判沙汰になるのなら、日本ではデーモン小暮と小倉優子は間違いなく、訴えられるでしょうね(笑)。 【STYX21】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-31 00:35:27) |
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10.観よう観ようと思いながら、やっと観ることができました。予想以上にいい映画でしばらく画面(スクリーン)に釘づけでした。夢を失った母親とおしゃまな子供、サンタは本当にいるのでしょうか?ラストはちょっとあっさりでしたが、それでもよかった。歳とったらあんな爺さんになれたらいいなあー、無理か。 【杜子春】さん 8点(2005-01-08 22:26:37) |
9.《ネタバレ》 何と、まだ見ぬこんなにも素晴らしいクリスマス映画があったとは!クリスマスのWOWOWに感謝。これはおそらくサンタクロースに限らず、現実に囚われすぎてしまい信じることを忘れてしまった人々の悲しみを訴えかけた作品だと思います。特に母親(モーリン・オハラ)が自分の娘(ナタリー・ウッド)に「サンタさんなんて居ないのよ、あのサンタクロースは私が雇ってクビにしたわ」などと説明するシーンには唖然としてしまいました。そういう意味でこれは案外純粋な子供には見せられない映画なのかもしれません、なので個人的には是非とも夢を見ることを忘れてしまった大人の方々に観て貰いたいです。基本的には僕もサンタクロースを信じていない人間ですが、この映画を観てまた久しぶりに信じたくなりました。それにしても最後のあんな裁判がまかり通るのは世界広しと言えどもアメリカ映画の中くらいでしょう、そんなアメリカ映画の良さを再実感したのでした。 【かんたーた】さん 8点(2004-12-25 20:07:46) (良:1票) |
8.生まれつき人より強い猜疑心を持ち合わせ、それを矜持にすらしているこの私が、有り得ないことに小学5年生までサンタクロースの存在を信じていた。心から信じていた。今でも実はどこかで信じてます。サンタさんはいるんです。ええ、絶対にいます。多分この作品のように、たまに精神病院に収容されつつどこかにいます。また裁判中かも知れません。 【ひのと】さん 8点(2004-08-22 16:15:39) (良:2票) |
7.例えば、どうだろう。サンタは存在するのか、という問いに、最高裁が「サンタクロースはいるのです。私達の心の中に」と判決を下したとしたら。世間はバカにするだろうか。クリスマスらしい、いい話として扱われるのではないだろうか。それくらいにクリスマスはオールマイティ・カードであり、免罪符になり得ている。ところが映画は、この安全地帯に着地することを拒もうとする。なぜ、人間はファンタジーを必要とするのか。世間が、何となくあいまいな気分で、いることにしているサンタクロースの正体とは何かを徹底的に考えようとしている作品だと思う。 |
6.いやー、いいっすねー。とにかくクリングル老人の人柄に尽きるね。デパートの従業員はバカばっかだけどなんだか見てると心が休むねwリメイク版もいいけどこっちもいい♪ |
5.「サンタクロースは本当にいるのか?」 この夢のあるテーマに、デパート業界の商魂や裁判沙汰、キャリアウーマンの母子家庭・・・と現実的なモチーフをからめ、「不思議だけどもしかしたらあるかもしれない話」に仕立ててあるのが、さらに夢を抱かせる。 王道を踏んだ名作。素直にハッピーになれる映画。 それにしても、当時のアメリカって、こんなに豊かで進んだ国だったのかー!と敗戦国民を自覚する。 【よしの】さん 8点(2003-11-22 14:36:47) |
4.私はクリスチャンではないのでクリスマスを祝ったりはしませんが(笑)、サンタの実在論争には興味があり、毎年NORADのサンタ追跡プログラムを観て楽しんでいます(笑)。で、本作は彼が実在するという前提で話を進めていて、それを否定する側もやがて・・・ということですね。観ていてとっても楽しい気分になる作品です。未見の方はぜひ。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-18 01:04:28) |
3.すっごーくいい話じゃないですか?子どもがかわいい。ドタバタしているし、ありえない!ってところも多いけど、全体を通して好きになれる映画です。クリスマス前にまた見たいです。 【るいるい】さん 8点(2003-10-06 17:12:49) |
2. クリスマスをテーマにバレンタイン・デイビスが書き下ろしたオリジナルストーリーをジョージ・シートンが脚色&監督したハートウォーミングな映画の代表がコレ。世知辛い浮世に身を置いている内に夢見ることに対してシニカルを気取ってアイデンティティを保とうと努める哀しきリアリスト辺りには是非御覧頂きたい逸品である。何と言っても実在のNYメイシー百貨店を舞台にした年末商戦というリアリスティックの極みとも言える設定に法廷ドラマまで加えた上でファンタジーを融合させるストーリー展開が秀抜。MVPは当然オスカー助演男優賞を得たクリス・クリングル役のエドマンド・グウェン。一世一代の名演技とは正に彼にこそ相応しい。ドリスを演じたモーリン・オハラもナカナカ好演していたと思う。そうそう、子役時代のナタリー・ウッドを見るなら本作が最も知名度が高いしキュートな演技を楽しめるハズ。難点は…強いて言うなら、シートン監督作品全般に共通するコトだが「まったり」し(過ぎ)ているテンポ。もうちょっと、こう、キビキビと演出してくれれば文句ナシに満点だったんだが。でも、それじゃシートン独特の味わいが無くなるか…。最後に、コレを観終えて尚且つ「嘘臭い」「ありえない」と言い張るようなら相当重症かと…w。1994年に(リチャード・アッテンボロー主演で)リメイクされたが、余計なアレンジに走った冗長な凡作、観るなら断然シートン版! 【へちょちょ】さん 8点(2003-10-04 01:24:24) (良:1票) |
1.94年の「三十四丁目の奇跡(“せき”の漢字が違うんですね)」のオリジナル(とはいえ「跡」の方は未見なんですが・・・)。大人にも子供にも楽しめる、上質のファンタジーですね。ある意味現代のあまりに商業主義的なイベントになってしまったクリスマスを批判している面もあるし、あんまり硬いこと言うのもナンですが、「宗教(信仰)とは何か?」「狂気と正常とは?」といった「裏テーマ」が随所に盛り込まれているのが興味深かったです。ただ、後半の裁判のオチはちょっと「惜しい!」と感じてしまいました。サンタの証明がああいう形っていうのはなあ・・・。でも、いい作品です。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-10-01 17:00:41) |