新学期 操行ゼロのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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新学期 操行ゼロ

[シンガッキソウコウゼロ]
Zero for Conduct
(Zéro de conduite: Jeunes diables au collège)
1933年上映時間:45分
平均点:7.00 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2003-10-19)【おっさんさんさん】さん
タイトル情報更新(2008-05-02)【にじばぶ】さん
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監督ジャン・ヴィゴ
キャストルイ・ルフェーブル(男優)
ジャン・ダステ(男優)
脚本ジャン・ヴィゴ
音楽モーリス・ジョーベール
撮影ボリス・カウフマン
配給フランス映画社
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3.俯瞰で撮るとドキュメント的になる。対象と同一平面だとドラマとして共感できる点を探しながら見ているが、上からの視線だと観察的になる。だからこそ非ドキュメントのスローモーションで羽毛が舞う場になると、その効果が絶大になるのだろう。いかにも「普段」ではない。そもそも映画という表現の軸にある対立は「記録」と「幻想」だと思っているもので、本作の俯瞰とスローモーションの対立には「まったくそうだ」と思わずうなずいた。それとフランス映画にある「自由万歳」の精神、それが硬直した・スローガン的なものでなく、「だらしなさ万歳」や「のんき万歳」にもしばしば通じているのが、いいと思う。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-10-08 09:37:51)
2.《ネタバレ》 絵が突如動き出すことの斬新さ、あるいはそのユニークさ、あるいはそれらを含めた驚き。ここしかないというところで使われる有効的且つ必殺のスローモーション。先生の後に続く子供たちの列のお見事な、そして笑うこと必至の自由奔放。前衛的でありながら瑞々しく活き活きとした描写の数々。子供たちが大人たちに仕掛ける本気のクーデター。最後はほとんど戦争映画だ。子供たちの堂々とした背中で終わらせるというとんでもないエンディングに度肝を抜かれた。
R&Aさん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-18 15:11:41)(良:1票)(笑:1票)
1.《ネタバレ》 いやー面白い、観ていて思わず顔が綻んでしまう。きっとジャン・ヴィゴもこの映画の中の子供たちと同じように操行ゼロな人だったんでしょうな。冒頭、曲芸師のように次から次へとパフォーマンスを始める少年たち。消灯の合図と共にベッドの上で暴れ出す子供たち、この瑞々しさ!枕の羽が舞い散るシーンはその幻想性に神懸っています。チャップリン先生、飄々とした教頭のキャラクターも好き、お前はユロ伯父さんかい。しかしこんな内容で上映禁止処分とは手厳しい時代だったんですね。逆に「新学期 操行アリ」とかいうタイトルで優等生クラスの話だったら何の問題もなく公開されたことでしょう、そんなの一部の教育関係者を除いて誰も観たがらなさそうだけど。
かんたーたさん 8点(2005-02-21 00:41:05)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5116.67%
600.00%
700.00%
8350.00%
9116.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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