24.《ネタバレ》 ジョンウェインもいいのだが、何といっても、本作ではサイドキャラが光る。 アル中から立ち直ろうとしている弟、 頭の切れる若者ガンマン、 片足が不自由なおじいちゃん保安官。 キャラが立っているというのは、こういうことだと勉強になる映画。 あれこれ人物が出てこないで、数人のメンバーをじっくり描いている。 ドラマ作りの教科書みたいな映画。 それにしても、敵が「皆殺しのマーチ」を演奏して、敵意満々なのに、 のんびりしてるジョンウェインは、図太い! 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2023-12-07 01:22:48) |
23.《ネタバレ》 ~Rio Bravo~メキシコ国境の大河リオ・グランデ川を3つに分けた時の、中流部の別名。スペイン語で意味は怒りの川。テキサス州の漠然とした川沿いの町。 「西部劇全盛期のオススメ作品は?」と聞かれたら、この映画は入れたい。シンプルでテンポが良く、西部劇の魅力が詰まっている。 スーパーヒーローのジョン・ウェインが颯爽と登場して、すぐ一言もしゃべる事なく殴り倒されるのに驚いた。しかも助けた相手に。 チャンスの仲間3人(ホテルのカルロスも仲間か)が、それぞれ魅力的で見せ場があるのも良い。 特にスタンピーがいい味出していて、セリフの一言一言がなんかツボにはまった。あんなヨボヨボで足が悪いのに、機転も利くし頼りになるし、何より一緒に居て退屈しない。最後に助けに来てダイナマイトを華麗に投げるさまは『そうそう、こういうのでイイんだよ』って思ったわ。 デュードとコロラドが歌いながら、4人でくつろいでいる場面がなんかいい。 最後にチャンスがフェザーズに告白してストッキングを投げる。それを拾い上げるスタンピー。平和になった町の表現が、ベタだけど良い。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-20 17:30:53) |
22.《ネタバレ》 「ジョン・T・チャンスと愉快な仲間たち」って感じの娯楽作。悪党を相手にするのにそんなにお気楽でいいのか、と思うほどユーモラスで楽しい。その一方でアル中から立ち直るデュードの話をからめ、シリアスな部分もありバランスを取っています。ドラマと笑いとロマンス、三拍子そろった楽しい快作でした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-02-15 08:18:20) |
21.《ネタバレ》 3人が歌って、それを見ているチャンスのシーンがとても好きです。町を包囲され緊張感が常にある状況があってのそのシーンだっただけに、気持ちが晴れるような気分で見てる方まで楽しくなってきました。 チャンスの恋愛話は余談のように感じましたが、冒頭の痰ツボ?に金を入れてそれを蹴飛ばされるシーンやグラスに付いた血のところ、デュードを撃ってしまったスタンピー爺などなど印象に残るシーンが多く、多くの人が満足できる作品だと思います。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 8点(2017-01-19 21:07:28) |
20.ジョン・ウエインの西部劇でこの面白さは意外でした。登場人物たちに素直に共感できるとても楽しい映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-01 20:13:17) |
19.「あなたが好きな西部劇映画はなんですか?」と聞かれたら、過半数の人が本作を選ぶだろうと思われる定番中の定番。それまでのウェスタンの概念を変えた画期的な一篇、なんてことではもちろんありませんが安心して愉しめる娯楽映画の金字塔です。ハワード・ホークスの手腕は当時円熟の域に到達しており、“男の友情”“ロマンス”“敵との駆け引き”という要素のバランスが取れていて心地よい。ジョン・ウェインはもうジョン・ウェイン以外の何ものでもないという堂々たる演技、対照的にそれまで洒落者キャラが多かったディーン・マーティンが人生のどん底まで落ちた男の哀愁を見せてくれる。そこに痺れるぐらいクールなリッキ-・ネルソンが加わるんだから、これはもうキャスティングの妙としか言いようがない。 『恋の手ほどき』がMGMミュージカルの掉尾を飾ったのと同じ様に、1年遅れて撮られた本作が50年代にピークを迎えた西部劇の到達点である事は間違いない。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-11 20:49:19) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 ○午前10時の映画祭で鑑賞。○いつものジョン・ウェインのキャラにプラスでサブキャラが魅力的。○何気に挿入される音楽シーンやラストの撃ち合いも良かった。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-09 22:35:28) |
17.《ネタバレ》 最近のど派手でトリッキーや社会派なシナリオの映画を観て、古い西部劇を敬遠してる人がいると思う。残念だな。この映画を観てみたら西部劇と映画の全て、泥臭いが素場らしくたっているキャラクターの世界にひたれる。また、観たくなる映画の一本に出会える。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-20 20:33:40) |
16.排除されていた者たちが地縁でもなく、血縁でもなくコミュニティを立ち上げる。その美しさ。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-06 00:32:37) |
15.若干長い気もするが、アクションばかりでなく心理戦も混じった攻防が面白い。そして、愉快で愛嬌のあるキャラクター達の掛け合いがとにかく楽しく、それぞれにちゃんと活躍してくれるのが良い! 特におしゃべりなジイさんがキュートすぎです。 クライマックスもドカンと盛り上がり、女性にもススメられる陰惨さのない爽やか西部劇。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-23 11:58:22) |
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14.テレビで何回か面白く見て、これが西部劇なんだとインプリンティングされてしまった。後に名画座で見たが、スクリーンでの鑑賞はやはり良かった。ハワード・ホークスの履歴を調べると、良い映画がたくさんあるのに感心する。古いもので見逃している作品や、忘れてしまった映画があるので、少しずつ見ていきたい。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-17 01:04:08) |
13.ギターを伴奏にみんなで唄うシーン。泣けた。「私は何でここで泣くんだろ?」ってその時不思議に思ったんですけど、皆さまのレビューを拝見していてナルホドと納得。ウェスタンって男の映画ってイメージですけど、魅力的な女性も多いと私は思います。この作品のフェザーズも意志が強くてキレイでカラダ張って生きててカッコイイ!彼ら3人が唄ったあの歌のように、彼女が待ってる家へ帰るカウ・ボーイの姿が目に浮かびませんか?嗚呼、なんだかたまらなく郷愁をそそる。名作です。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2005-01-11 13:42:54) (良:2票) |
12.お正月大晦日~元旦の夜、何気なくやっていたTV映画。どうしてこんなつまらなそうな映画をお正月にやっているんだろうと思ってみたら、引き込まれました。納得の西部劇。 【杜子春】さん 8点(2004-12-24 18:02:26) |
11.解りやすい時代劇みたいなストーリー。エンターテイメントとしても素晴らしい。 【PAD】さん 8点(2004-10-13 13:23:46) |
10.偽悪というか偽善というか、すっきりしないカッコ良さを描いたマカロニ・ウェスタンとは違い、わかりやすい痛快さと明るさを備えた西部劇です。緊張感あるシーンと人間ドラマが適度に配され、最後まで飽きることなく鑑賞することができました。 【K】さん 8点(2004-07-05 20:27:26) |
9.まとまりのあるストーリー展開で観やすかったです。 【しまうまん】さん 8点(2004-06-12 12:09:04) |
8.冒頭の酒場の場面がいいじゃないの!アル中でヨレヨレのディーンマーチンがフラフラ現われる。あのダンディーなディーンマーチンが、よく引き受けたなと言いたくなる情けなさ、ヨレヨレさだ。酒、酒、酒、その一心。恥も外聞もない。一人の意地悪そうな客が「ホラ、これで飲みな」とコインをタン壺の中に入れる。手を入れてコインを取ろうとするディーン。すると、いきなりそこへ、ごついブーツを履いた足が現われてタン壺を蹴っ飛ばす。カメラが、パンするとジョン・ウェインが立ってて、ディーン・マーチンを怖い顔で睨みつけてる。この冒頭だけで、傑作だと思ったぞ。座長芝居の段取りの王道というかスターの見せ方が抜群に上手いな~!大向こうから「待ってました!」と声のかかりそうな呼吸の良さ。こういう映画をもっと作らんかい! 【ひろみつ】さん 8点(2004-06-03 23:12:24) (良:2票) |
7.内容的にはノーマルな西部劇って感じだけど、ウォルターブレナンのキャラと、ディーンマーティン達が歌うシーンは良かった。 【ボーリック】さん 8点(2004-02-07 00:49:00) |
6.痛快にして豪快!ジョン・ウェイン、ディーン・マーチン、リッキー・ネルソン、ウォルター・ブレナン、キャスト全員がそれぞれ持ち味を発揮して素晴らしいハマリ役。詰所に篭城して皆で歌を唄うシーンとか、ダイナマイトで敵のアジトを爆破するシーン等々見せ場の連続で、何回観ても飽きない面白さ。これぞ娯楽西部劇の王道! 【きのすけ】さん 8点(2003-10-24 14:00:30) |
5.ハッキリ言って「バカ西部劇」。もちろん誉め言葉である。砂塵、馬、拳銃、ライフル、テンガロンハットに保安官バッチ、そして酒場といい女。これしかない。荒野も真昼もシェーンもいいが、まじめすぎる。そんなバカ映画の中でも、一押しのお笑いシーン、二階から階段を駆け下りる途中、ロープに引っ掛かってコケるジョン・ウェイン保安官。まさにバカである。 【Gloria】さん 8点(2003-10-21 22:48:42) (笑:2票) |