1.《ネタバレ》 凄く古い映画だった。
村人全員が狂っているという最強の映画。
それもごく自然にごく普通に狂っている。
陽気な音楽にのせてまるで村人の遊びであるかのように残酷な行為が行われる。ハイテンションに。
ちなみに村人全員が南北戦争で虐殺された南部の村民の怨霊である。
それからちょうど100年にあたる100年祭に
村が迎えた北部の人間を一人殺すと村人全員が笑顔になる。子供も老人もである。
残酷なのか楽しいのかよく分からなくなるのはまさに発狂。
とてもチープなんだけど愛おしい。
残酷さとチープさがちょうどいいところでピッタリはまってる感じがする。
まさにドライブイン劇場で多くの人を楽しませたんだろうなって感じの映画。
残酷行為をしてる村人の声を聞くとやっぱ狂ってるな。
村ぐるみというのがよく表れていて良かった。
個人的な欲をいうともっとカンニバリズム色を強くしてほしかった(当時では難しいのか)。
やっぱりカントリーミュージックがヤバいのかな。見てて楽しくなってくるし。
リメイクも面白かったけどこっちは天然な感じがしていい。
スプラッタホラーの原点であり頂点である作品の一つとしてファンの間で語られているので
その点も評価。