8.《ネタバレ》 女にモテモテの美容師ジョージのキャラは、演じるウォーレン・ベイティ自身のセルフパロディみたいな存在、なんせその頃関係があったジュリー・クリスティーとゴールディ・ホーンを出演させてるんだから、これぞプロデューサーの特権ですね。この映画はクリスティーとゴールディそしてリー・グラントとの三角関係のもつれとその顛末というところですかね。ベイテイはけっきょくボロボロになった挙句にクリスティーが去って行くのを寂しく見届ける結末ですが、まさにLA版『アルフィー』というストーリーなわけです。マイケル・ケインの『アルフィー』と異なり洒落っ気がないしょうもないお話しと言ってしまえば身も蓋も無くなってしまいますけど、そうとしか言いようがありません。ニクソンが大統領に初当選した1968年11月の三日間という設定ですけど、ベイティを取り巻く三人の女とベイティの関係が、美容院の客という以外は説明不足過ぎてほんと判りにくい。おまけにグラントの娘エディ・フィッシャー(これが映画デビュー)にまで手を付けたことが暗示され、ほんとこの映画のキャラたちはどいつもこいつも感情移入できないろくでなしばかりで嫌になっちゃいます。でもいちばんイライラさせられたのはベイティのヘアスタイルで、いくらカネになるからと言っても女の髪ばかりいじってないで自分の髪形を何とかしろって!まさに“紺屋の白袴”です(笑)。そして60年代のお話しなのに他の登場人物たちも70年代の人みたいなのも、違和感アリアリでした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-11-24 22:51:46) |
《改行表示》7.政治家の女に、女優に、と周りに常に何人もの女がいるプレイボーイにしてカリスマ美容師という主人公の男。 演じるのはウォーレン・ベイティ。なるほどという雰囲気はよく出ていたのですが、 昨日はあっちの女、今日はこっちの女という具合で ベイティが女の間を行ったり来たりがかなりの時間を占めるので、結構早い段階で飽きが来てしまいます。 ゴールディ・ホーンが出ている作品なので見たのですが、彼女も周りにいる女の中の1人です。 しかし彼女の見せ場はしっかり用意されており、期待通り全盛期のゴールディの魅力は全開の作品ではありました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-21 21:15:00) |
6.ゴルディ・ホーン出演の未見作ということで見たのですが、ゴルディ・ホーンは主演ではなかったのですね。こんなに意味不明な(難解ではない)映画もめずらしい。明るい希望につながるわけでもなく、厳しい現実に突き放すわけでもなく。かといってエロチック映画と割り切れるわけでもなく。映画制作の意図が不明です。普段は「不思議ちゃん」系で魅力を発揮するゴルディがむしろ一番まともな人格とは。 【satoshi】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2009-06-17 10:21:33) |
5.《ネタバレ》 ゴールディ・ホーンの出演映画は日本でヒットしないというジンクスがありました。この映画も公開時は惨憺たる興行成績だったはずです。なぜ各部門でアカデミー賞の候補になったのか知りたくて、それを確かめに私は映画館に足を運びましたが、謎は深まるばかりでした。クライマックスでウォーレン・ベイティにボカシがかかっていましたが、ボカシ無しはどんな映像だったのだろうと、それだけが気にかかりもやもやとした気持ちになりました。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 2点(2007-02-11 22:22:19) |
4.この年のアカデミー賞ってレベル低ぅっ!なんでこんなしょーもない作品から助演が男女共に揃って2人もノミネートされているんでしょうか?(ましてや、助演女のほうは受賞していらっしゃるようだし、まさか獲ってるし)不思議でならない 他にも何が脚本賞だよ どこが美術賞なんだよ なんでこんなしょーもない3股男の独りよがりな的な散髪劇場が評価されているんでしょうか? ほんと不思議でならない 内容的にも終始イライラしてしまった 普段めったなことでイライラなんてしない私なんですが 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-09-12 22:30:38) |
3.主人公の美容院での軟派ぶりは多少面白かったが、それ以外は、特に個性のない登場人物同士がくっついてるのか離れてるのか分からないような自己満足的関係を延々と続けているだけの作品。ゴールディ・ホーン姉さんのぴちぴちぶり(!)に+1点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-30 01:28:18) |
2.《ネタバレ》 色あせた印象をもつ昔の映画。「俺たちに明日はない」のような今見ても色あせない感じはこの映画にはないですね。ビバリーヒルズで、雇われ美容師をする主人公は、彼女がいながら、金持ちの奥さんや昔の彼女と本能のままに情事を重ねる。映像センスに光るものは感じないし、ストーリーもなんか単純。主人公の描かれ方も単純で、成り上がりたい男が、結局女で身を滅ぼしていく・・・のかな?同じシノプシスでも、いまの監督たちが描けばもっと面白くなりそうだいけど。ウォーレン・ビィーティは、「俺たち…」以外にあまりいい作品はない感じしますね。 【如月CUBE】さん 7点(2005-01-05 12:27:40) |
1.《ネタバレ》 高校生の頃よくTVで放映されていた。その印象でいえば、まぁ面白いかなといったところ。W・ベイティ扮するプレイボーイが女性との良好な関係を保とうと右往左往している様が笑えた。しかし、正直いってプロットの出来までは記憶しておらず、詳しい人のレビューを読んでみたい。ちなみに、本作は公開当時結構話題になったらしい。何かの賞レースにも絡んだと聞いたような気も・・・?! 【恭人】さん 6点(2003-11-28 19:14:02) |