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扉の影に誰かいる

[トビラノカゲニダレカイル]
SOMEONE BEHIND THE DOOR / Quelqu'un derriere la porte
(TWO MINDS FOR MURDER)
1971年上映時間:95分
平均点:6.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス小説の映画化
新規登録(2004-01-10)【おばちゃん】さん
タイトル情報更新(2022-11-17)【イニシャルK】さん
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監督ニコラス・ジェスネール
キャストチャールズ・ブロンソン(男優)記憶喪失の男
アンソニー・パーキンス(男優)ローレンス・ジェフリーズ
ジル・アイアランド(女優)フランシス・ジェフリーズ
森山周一郎(日本語吹き替え版【TBS】)
西沢利明(日本語吹き替え版【TBS】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【TBS】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本ニコラス・ジェスネール
音楽ジョルジュ・ガルヴァランツ
撮影ピエール・ロム
配給松竹
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 日本では「うーんマンダム」で国民的スターとなったブロンソンとその妻ジル・アイアランドの共演作。本作では実妻ジルはローレンス・ジェフリーズ医師(アンソニー・パーキンス)の妻役(やたらとキレイ)。物語の発想自体はとても面白いものの、オープニング映像からの15分間ほどは意味が判らなくて、観客サイドとしては非常に掴みが悪い作品と言わざるを得ない。ブロンソンも彼のイメージからはかけ離れた役柄で、全体的に何だかちぐはぐな印象ばかりが目立った導入部でした。  しかし話が飲み込めてくるとコレがなかなか面白く、ローレンス・ジェフリーズ医師の微妙にネジがズレた感じが絶妙で面白い。アレですよアレ、、この医師は「サイコ」のアノ人なので、どうしてもサイコパスかもしれないというバイアスが働きます(オープニングの意図も何となく理解)。勝手な意見ですが、この映画をサスペンスの名手(例えばヒッチコックなど)が監督していればもっと面白くなったと思われます。そういった意味では非常に惜しい、本当に惜しい作品です。 ストーリーは非常に凝った作りで、”本番”が始まるまではハラハラさせられますが、その後終盤に向けては何となく別のベクトルの生々しい感じの流れになります。これは夫婦共演ならではといった流れで、個人的にはウハウハでしたし1973年当時としては結構衝撃的だったかもしれません。  最終的には良くまとまっていて悪くはないのですが、前述の通り、サスペンスの名手(例えばヒッチコックなど)が監督していればもっと面白くなったかもしれないという惜しい感が残りました。あと、他の方もご指摘ですが音楽がちょっと合っていません。
アラジン2014さん [地上波(吹替)] 7点(2023-11-03 12:48:37)
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5.ブロンソン人気絶頂の頃、週刊明星(平凡?)に彼の半生記が漫画で掲載された。その中に本作の一コマが描かれ、彼とこの作品で共演したA・パーキンスのハイネックセーター姿が印象的だった。アイビーを知らない十代の心にそのセンスが響いたのかも。パーキンスを初めて見た映画として思い出深い。 ブロンソンが持ち味のアクションを封印し心理表現に挑んだ映画だと思うが、やはりミスキャストだろう。うつろな表情だけが記憶に残る。ネット上のメイキング映像を観ると意気込みは感じられるが・・・。対するパーキンスは記憶障害者を利用して妻の浮気相手殺しの完全犯罪を企む医師役。見入るような視線で神経質な性格を演じ、はまり役だ。自分の妻を相手の妻と思わせ、記憶を“移植”する精神科医の姿は独特の怖さがある。でも「サイコ」系の役柄はこのあたりで終止符を打ってほしかった。その後も同系統の役柄を演じ続けた彼のキャリアを考えると複雑な思いだ。 サスペンスとしては盛り上がりに欠けるが、スターの顔合わせを十分楽しんだ。室内シーンが多いものの、海辺が舞台のせいかホバークラフトは忘れがたい。また、パーキンスと妻役ジルが交互に映るエンディングは余韻が残る。
風小僧さん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-17 21:55:39)
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4.《ネタバレ》 自分の妻の不倫を、記憶喪失の男を利用して精算させようとする計略は、大変すばらしいと思う。ちょっと考えつかないようなアイデアだ。しかし考えがすばらしければすばらしいほど、およそ現実性がないと思う。ちょっとした手違いや突発的なことで簡単に崩れるはずだ。そういう思わぬことに対して十分に計画が練られているようにも思えず、おあつらえ向きの記憶障害者が飛び込んでくる偶然に頼っているようではお粗末だ。 映画全体に緊迫感が足りないと思ったらあの音楽だ。いくら何でもドヴォルザークの「家路」はないだろう。雰囲気をぶちこわしているしか思えない。それにタイトルだ。邦題は原題をそのまま訳したものだが、いくら何でもそのまんま。味も素っ気もなし。 前年の「雨の訪問者」が良かっただけに、非常に期待はずれだった。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 5点(2012-08-10 15:11:01)
3.ほとんどが部屋の中での映画でしたなあ。ブロンソンの筋肉が発揮されなくて泣いてましたぞい。
ケンジさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-18 19:43:45)
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2.《ネタバレ》 精神科医という立場を利用し、記憶喪失の男を操り妻の不倫相手を清算しようとする、題材としては面白いのですが、私としては期待してたほどではなかったようです。アンソニー・パーキンスはやはり犯罪を企む精神科医の役はとても上手かった。に比べ、チャールズ・ブロンソンはこれでは何だか怪しげな東洋人のように見えて仕方なかった。夫婦共演作だったのですね。(奥さんジル・アイアランド、美人です)でも自分の記憶がないというのは不安で仕方ない事でしょう。しかし果たしてその中で、本当の自分の妻、そしてその不倫相手と思い込んで撃ってしまうのだろうか、、な?それは精神科医だからそんなに操れたのだろうか?何だかちょっと疑問が残ってしまいました。 
fujicoさん 6点(2004-05-03 16:43:29)
1.夫婦だったチャールズ・ブロンソンとジル・アイアランド(ブロンソンより確か先に亡くなってしまった、かわいい女優さん)、そしてトニ・パキの共演。タイトルからわかる通りの、サスペンスものですが、同じくブロンソン主演で大ヒットした「雨の訪問者」などと似た路線かと思うと、これはそうではありません。「サイコ」風味がちょっと交じり合ってました。内容にあまりそぐわないタイトルだったような気がします。細部はよく覚えていませんが、トニ・パキとジルのほうが夫婦役で、ブロンソンが記憶喪失者、という配役がなかなかオツだったと思います。かなりハラハラしたので、7点にしておきます。
おばちゃんさん 7点(2004-01-14 11:36:31)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.17点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5116.67%
6350.00%
7233.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
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