《改行表示》41.《ネタバレ》 昔テレビで見た記憶がある。フォレスト・ウィテカーの何とも言えない表情が印象深く、再度視聴。 人種問題を正面から描いているわけではないが、鳩好きのネイティブ・アメリカンや、間違いで殺されるシーンに何らかのメッセージ性があるように思う。言葉の通じないアイスクリーム屋も象徴的。 さびれた街の雰囲気と、全く頼りがいのないマフィア、随所に散りばめられたラップが程よくマッチしている。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 9点(2022-05-29 22:55:17) |
40.hagakure、bushido、samurai、rashomon、yabunonaka・・・。孤高のアニマルラヴァー。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-23 14:57:09) |
39.《ネタバレ》 二度目の鑑賞。一度目はつまんねぇ~って思えたけど、改めて見るとなかなかムーディでいいじゃないか。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-12 01:42:52) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 屋上で行われる修行が侍らしくないのはご愛嬌として、電話やファックスではなく伝書鳩を使ったり、最も気持ちの通じ合う親友とは言葉が通じなかったり、「そんなやり方はダメでしょ」と鳥に狙撃を阻止させて銃撃戦を見せてくれるあたりがタマりません。 それとやっぱりこれは役者陣が素晴らしいと思います。フォレスト・ウィテカーの巨体はトロそうでありながら素早く(ルーイを守るためジョニーを射殺する時の素早さ!)、攻撃的でありながら同時に柔和であり魅力的です。また、高齢化の波がもろに押し寄せているマフィアのジイ様たちが良い味を出していて、階段を登るだけでゼイゼイ息を切らしていたり、バスローブ姿でラップを披露したり、真剣な顔つきでアニメを見ていたりと、そのユニークさは相当な面白さです。 ・・・それからこの映画は他の映画のアイデアを拝借しており、過去にゴースト・ドッグがルーイに救われた二度のフラッシュバックにおいて、ルーイの回想とゴースト・ドッグの回想ではチンピラの銃の方向先が異なっているのは黒澤明の「羅生門」への、水道管から射殺するのは鈴木清順の「殺しの烙印」へのオマージュとなっているのでしょう。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-03 18:48:26) |
37.10年前の印象とだいぶ変わりました。自分も歳を取ったんでしょう。当時、ブラックミュージックに陽の目が当り始め、街中にオーバーサイズな服を着た人がいて、この映画は「時代の先端なのかも?」なんて思っていました。おもいっきり白人でロックな風貌のジム・ジャームッシュが監督をしたことにも凄く驚いたことを覚えています。この人のアンダーグラウンドなものを作品に落とし込む独特な感性が好きなんです。しかし今作は、きっと日本人以外のジム・ジャームッシュのファンであれば、作品世界に浸り、武士道に感動し、この人の映画はいいな~なんて思えたりするのでしょう。日本人であるが故にどうしてもしっくりこないのです。さすがのジム・ジャームッシュも「侍」に関する理解は、他の外国人とあまり変わらないのかもしれません。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-04 17:15:34) |
《改行表示》36.だるい雰囲気が良いです。 レオンのオマージュなんでしょうか?話にオリジナリティはないんですが、見せ方にオリジナリティがあります。 なんかかっこいいんですよね。 で、どこまでふざけてるのか、海外にはゾッコンのかたも多いこの映画、その境界が全然分かりません。 でもその結果ものすごい味が生まれてるんですよね。 【黒猫クック】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-25 21:53:03) |
35.微妙に評価の難しい作品。一体どこからどこまでがギャグなのか?「葉隠れ」の引用はマジなのか?そこらへんがよく分からない。欧米の観客はこの映画をどう評価しているのだろうか?『デッドマン』のようなスピリチュアルなものとして捉えているのか?ジャームッシュの本音が気になる。それにしても、フォレスト・ウィテカーはあんなに太っていてよく動けるものだ。とにかく観ていて退屈はしなかった。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-17 07:56:51) |
《改行表示》34.“苦笑”という言葉がとても似合う作品。 ジャームッシュは大好きだが、本作は、まぁ普通かなぁ・・・ 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-08 14:45:44) |
33.《ネタバレ》 下の方のレビューの方々の間でも問題視されていたけれど、主人公が正確に武士道を理解していたかどうか、って問題。いや、これは、ズレてますよ。誤解してます。でも狙ってるズレだと思う。いちいち挿入される「葉隠」の引用、これが、どうも物語ともずれてるし。で、このズレが、違和感となってしまったらこの映画は楽しめないんだろうな。私にはツボにハマってしまった。ばかばかしくて面白かった。ディテールのこだわりもたまらんです。イヌの表情、アニメばかり見ている敵役たち、いいところで飛んでくる鳥。思い出すとくくっと笑ってしまう。主人公と少女が語る、『羅生門』というアンソロジーの中では「藪の中」が一番よかったわ、という会話。さりげなく黒澤へのオマージュ、入ってません? 武士道ときたら黒澤ってことかしら。それもまた誤解のような気もするんだけど。そこまで狙ってる? 【いのうえ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-13 23:18:02) (笑:1票) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 武士は死ぬことと見つけたりって言っても、何もファビョった主人に殺されことないじゃないか。あれじゃ犬死だって。 レクサスとかアイスクリーム屋のフランス人とかアメコミとか音楽のボリュームはいつも21とか、暗示めいた雰囲気はいい。 【michell】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-13 11:44:28) |
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《改行表示》31.《ネタバレ》 ジャームッシュ監督が好きなので、途中までは楽しく観ていたのですが・・・ 伝書鳩が主人公になついているのにビックリ。 鳥に囲まれた生活も良いかなぁと思わせられました。 しかし、スナイパーとは言え殺しすぎです。 本物の武士は無用の殺生はしないもの。 自分の主義の為には道路で出会った人まであっさりと・・・これはどうかなぁ? カッコイイ人殺しの話しは嫌いです。 人も動物も死なないお話しが観たいです。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-07-12 20:38:02) |
30.《ネタバレ》 非常にテイストレスな作品。全てにおいて説得力が感じられない。それを補うためなのか10分に1回くらい葉隠の一節が出てきますが・・・。破産寸前のおじいちゃんマフィア共がアニメ好きだったり階段上がるだけで息切れしてたりといった点は、観客を笑わせようと狙ってんのか他意があるのか謎。シリアスな作品だと思って見ると2時間弱の尺はツライね。 【ぷらむ少佐】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-25 15:23:56) |
29.肩を揺らして歩く黒人のノリ、プープップーってファミコンゲームのようなBGMが微笑ましい。見所の一つ、暗殺シーンはなかなか良い演出でした。全編ゆったりともったいぶったリズムで何気なくも意味有りげなカットに、監督の意図は何だろうとあれこれ考えながら見てしまって疲れた。この監督の映画を見続けていると何か見えてくるのかもしれませんが、現状ではこの点数です。 【リン】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-02-01 03:43:31) |
28.《ネタバレ》 一風変わってて、いい雰囲気のハードボイルド。ラスボスの倒し方は「ああいう方法があるのか」とちょっとビックリ。 ところで「武士道は死ぬこと見つけたり」というのは、例えばお家を守るためであったり、国を守るためであったり、そこに属する大事な人達を守るためであったり、共通の価値観・文化を守るためであったり…自分の命と引き換えにそれ以上に重要なものを存続させられる局面にあって、礎として死を受け入れる…という考え方だと思う。自分が切腹する事によって、お家の体面が保たれて断絶されずに続いていくといったような。これは徒に犬死することとはちょっと違う。そういう点で主人公があそこで死ぬことによって、後世に何を残す事ができたかを考えると少し微妙でした。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-25 13:42:52) |
27.この映画は基本的に最高だ。でも、突っ込みたいのが一点。少なくとも日本刀は刃を上に向けて(つまりミネを下にするってことよ)鞘に収めるのが鉄則。じゃないと鞘の口に添えた左手の指がどんどん切れていきます。ウィテカー兄ちゃん、大丈夫か? サムライとはなにかって精神的な問題よりも、まず振る舞いをきちんと真似しましょう。でも、この映画のテンション悪くないと思う。 |
26.伝書鳩にしびれた。緊張と弛緩が、ぜーんぶ的外れに配分されているあたりが、ちょっと真似のできないジャームッシュの世界。ところどころに出てくる英語訳の葉隠れに一驚。ジイサン侍の狂信的うわごととは全然違う立派な箴言みたいに読めてしまう。呑み込めないと言って止めといてもいいはずのところを強引に消化すると、こういう創造的誤解が生まれるわけだ。人殺しを生業にするのは勧められないけれど。 【哲学者】さん 8点(2004-06-14 10:11:00) (良:1票) |
25.ここでもウィテカーが芸達者ぶりを発揮。この人、演技の為にいろんな事をかなりハードに訓練してるはずだけど、なんで痩せないんだろ?最後まで己の武士道精神を貫いたゴーストドッグはご立派。彼の魂のご冥福の為にも、勘違いだということは伏せておいてあげよう。しかし、『ラストサムライ』より、こっちの解釈の方が好きだわ。 【桃子】さん 7点(2004-03-02 14:36:25) |
《改行表示》24.外国映画で日本のことを知るのも変だけど、なんか武士道ってカッコよさそうだなーと思った。音楽のせいかな?あとこの映画で、カメラワークの面白さというものも知ることができた。 これを見てから一年以上経っても、忘れがたい雰囲気がある映画。温度が低い無機物みたいな抑えた感じがとても渋く感じられた。 【●えすかるご●】さん 8点(2004-01-29 00:18:16) |
23.ジャームッシュの映画で二丁拳銃が見れるとは思わなかった(ちょっと得した気分)。異文化の精神世界に酔狂する主人公という設定はなんとなく「デッドマン」を彷彿させる。相変わらずのカッコイイ映像にはほれぼれするが、犬の存在が最後消えていたのでそこが気になる。なんでもかんでもリモコンで悠々と、というのも簡単に進めすぎに感じる。でもあのリモコン欲しい。 【R&A】さん 7点(2004-01-26 12:07:51) |
22.普通にクールでかっこよかったと思う。黒人+武士道=ゴーストドッグって感じでいいよ。生き方に筋が通っている。 【コーヒー】さん 5点(2004-01-22 06:23:09) |