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不射之射

[フシャノシャ]
To Shoot Without Shooting
(Bushe zhi she)
1988年上映時間:24分
平均点:8.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇アニメ小説の映画化ショート(短編映画)
新規登録(2004-09-25)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2024-06-02)【イニシャルK】さん
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監督川本喜八郎
橋爪功ナレーション
脚本川本喜八郎
撮影田村実〔撮影〕
美術川本喜八郎
あらすじ
春秋戦国の世。邯鄲の都に住む紀昌は「天下一の弓の名人になる」と志を立てた。そこで飛衛名人のもとを尋ねると、師は「まず瞬きせざる事を学べ」と言う。紀昌は訓練のために一計を案じ、機織りをしている妻の足元に寝そべって…中島敦の名作『名人伝』のユーモラスな世界を、名匠・川本喜八郎監督のもと、上海のスタッフによる緻密な人形アニメーションで再現。真の奥義を究める男の姿に託して、兵法の本質を軽妙に描き出す。
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4.《ネタバレ》 川本映画の魅力はもちろん人形造形と動作(ストップモーションの映像にしては物凄くなめらかで細かい!)だけではなく、ライティングやカット割りの工夫で無表情の人形に命を吹き込んでしまう映像作家としての彼の技量。そこに自分は安心感を持っているのである。弓の道を究めんとした男が最後にたどり着いた境地、それは作家川本の「愚直にまで自分の進んできた人形アニメ映画に取り組み全うする」事に結びつくのでは無いか。これはもうアニメ映画を越えた「芸術」。年に一度は見てため息ついてます。
Nbu2さん [DVD(邦画)] 9点(2010-08-22 22:29:04)
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3.原作超えてるわコレ。いや表現媒体が違うから、比べる事自体が無意味なんだけどさ。あの人形の眼光を見たら、どれだけ言葉を重ねても表現できないモノがあるって事を思い知らされる。人形アニメという技法のポテンシャルが、最大限に近い所まで出切っている。 やっぱり、喜八郎はとてつもない。
エスねこさん [DVD(邦画)] 9点(2007-04-10 14:19:28)
2.上海美術電影製片厰に招かれた人形作家・川本喜八郎が、中島敦の「名人伝」を原作に中国で作り上げた人形アニメーション。老荘思想の教訓溢れる物語は、日本人の原作・監督作品とは思えないほど中国的。日本語版の橋爪功のナレーションにも味があり、淡々と、そして見事に人形達が「真の極意」とは何かを教えてくれます。これが日本人の手によるものと考えると、少し誇らしい気持ちにもなりますネ。これ、東京MXテレビで観たんですけど、MXって石原都知事の記者会見を中継するだけじゃなかったのね。う~む、これは中国アニメと共に東京MXも侮れんな、7点献上。
sayzinさん 7点(2004-10-09 00:37:17)
1.日本・人形アニメーション界の巨匠、川本喜八郎監督による弓を巡る師と弟子の物語。とにかく演出効果が面白く、人形の他にも燃え盛る炎やシラミの幻像、吹き荒れる強風などのイメージが様々な形で表現されていきます。物語の展開がやや少年漫画のノリなのは御愛嬌で、「おいおいウソだろ」「いくら何でもそれは有り得ない」などと突っ込みを入れながら観るのがまた楽しい(自分だけ?)。
かんたーたさん 8点(2004-10-01 19:00:43)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.25点
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600.00%
7125.00%
8125.00%
9250.00%
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