《改行表示》8.《ネタバレ》 宮城まり子のおばさん声が気持ち悪いです。 小学生向けと思われる内容で、最後まで見るのがしんどかったです。 パンダの無敵ぶりに驚かされました! 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2020-12-16 21:14:58) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 日本アニメ黎明期の作品として重要な役割を果たしたとは思いますが やはり現在の作品と比べると低い点になってしまう。 シナリオとして気になったのは許仙が罰を受けたのは魚娘が宝を盗んだからで 崖から転落死したのも白娘の後を追いかけたから。 どちらも二人の妖怪が原因。 その割にあんまり反省してるようには見えない。 話の展開もゆっくりで観てて辛かった。 声もボソボソしゃべってて何言ってるのか分からないシーンが多かった。 そもそも日本語に聞こえない。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 3点(2020-04-19 23:36:08) |
6.《ネタバレ》 日本初の漫画映画ということで鑑賞致しましたが、残念ながら面白くないですね(ウチのカミサンは面白く無くて途中で寝たっていってたw) 話しに抑揚が欠け繫がりがなくてかなり退屈、途中の動物編?はほぼほぼお話しに関係なく単なる時間稼ぎにしか見えないし、、、まぁ、アニメーションの技術面は当然まだまだだけどそこよりも肝心のストーリーテリングがダメですね、声優がたった二人でこなしてしまうというのも時代を感じてある意味興味深いです。まぁそういいつつも日本初ですからね、の、3点 【Kaname】さん [インターネット(邦画)] 3点(2019-07-09 11:24:09) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 ディズニーアニメにも所謂ジャパニメーションにも属さないアニメ。 絵が本当にきれいなんですよ。 一枚絵としても雰囲気があるのがいいですね。 中国の民話を子供向けにマイルドにしてるんですが、白娘の見返りを求めない愛が丁寧に描かれています。 日本のアニメは美人の白娘よりも可愛い小青を見本に発展したんじゃないかなーとか思ったり。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-24 00:36:44) |
《改行表示》4.まず、1958年の時点でこんな素晴らしいアニメ映画が作ることができた、という事実に驚愕です。森繁久弥、宮城まり子の二人で全ての役の声を担当したのも圧巻です。 本作品については、宮崎駿が強く影響を受けた作品としてその存在は知っていましたが、初めて見て、歴史的重要性を思い知らされました。本作品をみて、高畑勲、宮崎駿の作品の源流を見ることができた気がします。宮崎駿の『崖の上のポニョ』は明らかに本作品のオマージュないしリメイクと言ってよいと思います。なんだか『ポニョ』を見返したくなりました…。 |
《改行表示》3.「アニメ作品」というジャンルに芸術性を見出せ難い時代に、よくぞここまでの作品を産んでくれたと感謝したくなるような、アニメの母といって過言でない作品。50年以上前の作品という事で、やはり古さを感じますが…この美術、音楽のポップさは素晴らしいですね。動画も躍動感があり、コミカルで可愛い。 しかし、私的には「声優を二人でまかなう」というのはイカガなものかと思ってしまった訳ですが。や、見事でしたが。 蛇足ですが、日本初のカラーアニメとの事ですが、実は世界初の「アニメキャラクターとしてパンダ登場」だそうです。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-02-21 05:06:04) |
2.《ネタバレ》 実に大らかな作柄。声優(ナレーション、歌含む)がたった二人というのは弁士の伝統が残っていたからでしょうか。現在ではありえない選択で、そういう意味で貴重。芸達者の二人だから成しえたこと。登場人物や動物達の造詣は優美で、傑出していると思います。アニメーションの動きはさすがに古さを感じさせるものですが、背景画はとても温かみがあり、心にかなうものでした。物語は中国民話を改変したもの。男の子(許仙)が白蛇を可愛がっていたが、大人達に指弾され、泣く泣く野に逃がす。後年妖術の力を得た白蛇は娘(白娘)の姿に化身し、かつて可愛がってくれた男の子を探し出す。大人になった許仙は白娘に一目惚れ。白娘の正体を見抜いた僧法海の妨害など、いくつかの障害を乗り越え、最後に本当の人間となり許仙と結ばれるという恋愛物語。わかりやすい内容だが、感動は薄い。その最大の理由は、白娘が人間になるために払う代償が少ないから。人魚姫では、声を失い、足の痛みに耐えなければならなかった。白娘の場合は、払う代償は単に妖術が使えなくなるというもの。人間になれば妖精としての永遠の命が失われることになるが、元々人間になりたいのだから、大きな代償ではない。さらに死んだ許仙を生き返らせる生命の花をもらう。これは安直すぎる。さほどの努力もしてないのに障害が解決されるのでは感動も薄くなろうというもの。最後のクライマックスは、白娘の下女小青の頼みとする「なまず王」と法海との妖術対法力合戦。人間となってしまった白娘は浪に翻弄されるのみで影が薄い。許仙は宝石を盗んだ罪を着せられ、強制労働に従事させられ、白娘の幻を追って崖から墜落死する。常に受け身で、法海や白娘から助けられる存在。白蛇は許仙の類まれな優しさに惹かれたのだが、許仙の優しさが発揮る展開もない。許仙がもう少し活躍する展開になれば、名作になりえただろう。脚本がひとつの方向を向いていない。物語中盤で、町の愚連隊である動物達が仲間に加わるが、物語にはほとんど絡まない。許仙と白娘が再会するきっかけとなった笛、胡弓といったアイテムも後半活用されない。だからとぎれとぎれの印象となる。ちなみに小青は魚から人間に変身するが、これは後年宮崎駿の「ポニョ」の原型か。「崖の上のポニョ」のベースに本作品があるのかも。宮崎氏は、この映画を観た経験がアニメ界に入るきっかけの一つとなったと語っているのだから。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-07-15 18:52:51) |
1.《ネタバレ》 日本で初の天然カラーアニメとなる本作!これは凄い。普通、アニメと言うと出てくる人物、動物など皆、違う人が声を担当している。中には一人で二役てのもあるけど、このアニメは一人二役所ではない。ピーター・セラーズもびっくりの男の声は全て森繁久彌、女の声は全て宮城まり子とたった二人で全ての声をこなしている。たった二人の声だけで一本のアニメ映画を完成させている。何と言う凄さ!凄いのは何も声だけではない。今から五十年近くも前の作品なのに、古さを全く感じさせない。昔、子供の頃に観て楽しかった「まんが日本昔話」のような世界観、懐かしくて、だけど、とても新鮮!若い男女の恋物語、底に絡んでくる大勢の動物達のキャラクターも面白くて可愛い。タイトルにある白蛇になってしまっている愛すべき男を助け出そうとする女の優しさ、強力しあう動物達、妖怪だろうが、人間だろうが、動物だろうが、皆、優しい愛情に包まれている。何とも心温まる優しい映画である。このアニメ、間違いなく手塚治虫や藤子不二雄、宮崎駿、いやいや、日本中のアニメ作家、漫画化に大きく影響を与えている。漫画が日本文化であるように、アニメも日本の文化の象徴!絵が動くということの面白さをそれまでは黒白でしか表現できなかったものをカラーという初の試みで見せてくれている。いや、魅せてくれている。このアニメ映画の成功があったからこそ今の日本のアニメがあると言って良いだろう!とにかく素晴らしいアニメの傑作です。それにしても森繁久彌の声はいつ聞いても良いなあ!声だけで直ぐに森繁久彌と解る。俳優としても勿論だけど声優としても素晴らしい。日本映画は本当に惜しい人を失ったと思う。 【青観】さん [DVD(吹替)] 9点(2011-01-08 21:52:53) |