《改行表示》52.《ネタバレ》 オカンにゲロシャワー、「私にも写せます(当時のCM)」からのフライパン一撃。こういう路線か。当時ブームだった'60年代ノスタルジーとちょっとオーバーなコメディの融合。少年時代は炭鉱町の再現度も素晴らしく見応えがありました。 オカンも樹木希林と雰囲気の似た女優さんだなと思っていたら、内田也哉子だったのか、劇中のオカンがスゴく違和感なくお年を召したので、ちょっと不思議な感じで良かったです。 ボクが大人になるにつれ、平栗くんのモヒカン辺りからオーバーなコメディ色は減っていき、徐々に観ていて辛い闘病ドラマになっていきます。自由奔放なオトンから離れて、女手一つでボクを育て、内職、料理屋と働いたお金で仕送りするオカン。ボクの誘いでアッサリと東京に出てきてしまうオカン。地元に未練とか無かったんだろうか?精一杯頑張って生きてきて、なんであんなに苦しんで死んでいかなければならないんだろう。ベッドの上で苦しむ小さな身体を観て、恐らく多くの人が自分の母親とダブらせて観てしまうことでしょう。そして順番からして先に逝く母親に、いま、どれだけ親孝行ができるだろう?と考えるでしょうね。 タイトルの東京タワーの意味が、ちょっと解りにくかったです。オカンとボクは、いつか東京タワーに登ろうと約束をします。それほど重要なイベントでもなかったと思いますが、ミズエと別れたためか、オカンの生前は果たされることはなかったようです。東京タワーは、行こうと思えばいつでも行けたけど、結局行けず終いになったことの象徴でしょうか。後悔のない生き方とは、思いつく限りの、そんな些細なやり残しを、一つ一つ果たしていくことの積み重ねなのかも知れません。 最後にボクがオトンに「仏像の絵がほしい」というけど、オトンは「描き上がったらの、もうちょっとや」と。そういえばオトン、船の模型ももう少しで完成するのに、やめてしまっていましたね。8mm撮っても映写機がない。そして未完成の東京タワーとの写真。東京に弾き飛ばされ、地方に出戻ったオトン。敢えて色々をやり残すことで、未練は多くても後悔の少ない生き方をしていたのかも知れません。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-09-05 21:10:00) |
《改行表示》51.「おかん」「おかん」と慕ってくる連中がウソくさい。 樹木希林とオダギリジョーの雰囲気に頼っている作品、、 「いつか」と言ってた自分に後悔するのかと思いきや、そんな様子が感じられなかった。 【へまち】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-12-29 21:41:33) |
50.映像を撮っているんだからそれをそのまま流せばいいのに、実況解説かと思うほどの同じ内容のナレーションを延々と重ねてくる構成にうんざり。出てくる人たちもことごとく類型的かつ表層的で、人格的な面白みがありません。●結局、東京タワーが何で出てきたのかも不明。●あと、九州弁が全然ダメです。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-12-23 02:20:08) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 男の子の母親に対する情は特別なんだよね、まして一人っ子なら。 この映画ではオカンとボクのお互いを思いやる気持ちがホント素晴らしい。 それだけに、抗がん剤の激痛で苦しむオカンの姿をみていてほんと辛かった。 私にも高齢の母親がいるが、今まで親孝行してきたかなと改めて思った。 内田也哉子と樹木希林の親子共演が違和感なく(当たり前だが)非常に良かった。これはポイントが高い。 オダギリも良かったが中学生時代はちょっとイメージがちがってたかな? 散々めちゃくちゃして離婚したオトンが、最後は癌で倒れたオカンの元に戻ってくるところもジーンときた。 残念なのは、何でボクはミズエのような素敵な女性と別れたのだろう?あんなにやさしくて気遣いができ、しかもチャーミングな娘、他におらんでしょ? 【とれびやん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-12-20 20:23:53) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 久々に見るのが苦痛な映画だった。 下の方も書いているけれど、マザコンの息子と共依存の母親の話で、まったくもってつまらない、長い、下らない。 オダギリジョーや樹木希林もこんな役回りをさせられて、さぞ迷惑だったことだろう。 最後の終わりかたまで気に入らない。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2021-01-05 20:43:35) |
47.見方によってはありきたりな地方出身のマザコン話ではあるんだが、虚構のような現実感があるようにも思えるし、ある種のファンタジーにも思えるし、不思議な感覚に襲われる。 |
46.《ネタバレ》 抗ガン剤治療を、がんばって受けようよ、とタメ口でオカンにいうミズエ。他人のお前が何を言う。全体的に、不調和でフワフワした感じがするのは、母親に対する息子の気持ちは、本来もう少し屈託があるはずだから。意図して削った部分なのだと思うけれど。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-05-19 10:22:08) |
《改行表示》45.先に田中裕子主演のドラマを見ていたこともありあまり感動できなかった。原作小説は読んではいないが、映画の方が原作に近いということはすぐわかる。リアルだし、映画的だし、淡々とかつしみじみと物語を語っていく。ナレーションがはいるので、なおさらそう感じる。そしてオカンが死ぬ前も死んでからも長い。だがどうしても盛り上がってこない、そうあのTVドラマの印象が今も長く強く残っているからだ。 TVと比較するとどうして役者が地味だ。田中裕子のオカンを、樹木内田の親子で演じアイデアは良しとしても、田中の芸達者には遠く及ばない。そのほかの人物にしても、迫力不足を感じた。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-04-22 05:52:15) |
《改行表示》44.《ネタバレ》 悪くはないけど、特筆すべき点も無い作品。 家族という普遍的なテーマを扱っているので作品には入り込めましたし、豪華キャスト陣の演技には引き込まれました。ただ、全体的にどうも深みが感じられず、正直「ふーん、こういう話だったんだ」程度の感想しかありませんでした。まあ、親孝行はできる内にしとかなきゃいけないなと思わせてくれはしましたが・・・・。 【TM】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-08-20 00:53:05) |
《改行表示》43.樹木希林の娘が出ているというので、ついミーハー感覚で観てしまった。 顔つきはもちろんのこと、しゃべり方や格好がそっくりでつい笑ってしまったのだが、 やっぱり演技はうまくなかった。キャスティングにこだわるなら、主人公の子役から十代も、 ちゃんと似ている役者さんを選んでほしいよね。小林薫だけは、 一人で若い頃からオッちゃんまで演じていて、違和感を感じさせないところはさすがだった。 ドラマとしての出来は正直良くない。ありきたりな設定に展開と、 斬新さもなければ工夫も見られず平々凡々。 原作自体が作者の母親に対する思いを綴っただけのものなら、もう仕方がないんだけどね。 主人公はあくまで脇役、オトンとオカンの恋バナに焦点を当てたほうが、 ドラマとしてはよっぽど面白くなったと思う。 子供がお母さんを好きなのは当たり前だし、違う観点から突っ込んだところを観たかったな。 劇中での夫婦関係が非常に不思議だったので、鑑賞後はつくづくそう思う作品だった。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-13 07:47:38) |
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《改行表示》42.母親の子どもに対する愛情の深さ、大きさを実感します。決して裕福ではないのに、都会に出て放蕩三昧していた主人公の行動と自分自身が重なりました。。。自分の母親は健在ですが、生きているうちに親孝行しなければ、とつくずく感じた次第です。 オダギリジョーはじめ、樹木希林、松たか子の演技もよかった。 【にゃまっち】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-31 13:21:46) |
41.最近流行りの昭和ノスタルジーの日本映画の1つ。周りの友人は揃って感動して泣いてたが、個人的には感動というより微笑ましかった。「母の死」という題材1つで多くの人を感動させ、また一部には微笑ましさで笑顔すら与えるのは樹木希林の為せる業。昭和と日本と家族を描いた傑作です。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-15 23:04:02) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 普通に淡々と物語は進んでいくんだけど、何故か序盤からずっと目頭が熱くウルウルしっぱなしでした。 きっとそれは、この映画を鑑賞しつつ実際の自らの母子関係も並行して照らし合わせてしまったからだろうか・・・ オダギリジョーと樹木希林さんの演技も良かったです。 母親の愛は偉大です。 私は母子家庭という環境で育ったので身につまされます。 親孝行せねば・・・ 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-02 13:02:51) |
《改行表示》39.なんてことはない普通の話だけど、いい映画。 キャストもいい。特に樹木希林の哀愁漂う自然な演技はすごい。 【Yu】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-04-14 11:13:44) |
38.《ネタバレ》 妻投稿■共依存者の映画だと思う。 【はち-ご=】さん [DVD(吹替)] 2点(2010-03-16 23:44:11) |
37.原作未読でドラマも見ていないので、この映画だけの感想です。この映画が見せてくれる母親像は、ひとつの理想だと思う。特に何が得意という訳ではない。自分のことなどそっちのけで、子供のことが心配で心配で仕方が無い。もの凄く、普通の母親です。でも、理想の母親です。自分は幸いにして、この映画の母親と同じような女性から生まれました。恥ずかしくてその母親には面と向かって言えないけど、幸せ者です。離れて暮らしていますが、母の日に伊勢丹から花を贈るくらいで、この映画の主人公ほど母親を大事にしていません。ちょっと自分が恥ずかしくなったけど、恥ずかしいので明日から態度を変えることも無いでしょう。いい映画です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-19 00:45:30) |
《改行表示》36.時は大事。もっと早く、気づいてしっかりしなくちゃ! 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-08-02 13:24:03) |
《改行表示》35.数年前に映画館で鑑賞し、つい最近もう一度鑑賞してみた。 そうしたら、数年前よりも泣けた。 おそらく、親の存在の有難さ、いつか亡くなるという恐怖を数年前より真剣に考えるようになったからだと思う。 物語の中で疑問に思ったのは、オトンの存在。家族を捨てた(?)のに、中盤からひょうひょうと出てきて今更何?と感じた。 全体評価としては、物語は淡々としているけれど、母との絆を感じることが出来るし良いと思う。 【ひまわり】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-01 23:35:37) |
34.《ネタバレ》 なんだか淡々と進んだ印象です。原作を読んでいる際には通勤電車の中で涙をこらえていた記憶があるのですが、そこまで感情移入することなく終わってしまった感じです。ストーリーだけを追ったあらすじ紹介程度にとどまっている気がします。原作が心に響いただけに残念ではあります。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-05-18 21:57:31) |
《改行表示》33.主人公が最初から最後までいい人過ぎるかな まあ良かったです。 【guijiu】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-03 00:02:32) |