7.《ネタバレ》 川崎瞳が、怒り心頭の上、看護師をそそのかして劇場型犯罪をぶち上げたが
理由は、病院と上級国民の身勝手な臓器売買を、白日の下に晒す事だ・・て、
それだけじゃない、なんと関係者の皆殺し計画。 まあそれならそれでいい。
ただ、心理的に納得行かないのよね。 意識不明で心肺停止の姉を殺されたという
怒りは、何故病院だけに向かったのか、赤無視で跳ね飛ばしたトラックはどうよ?
意識不明だった自分の腎臓も取られたけど、化粧して犯罪計画を推し進めるまでに
元気になったし、普通の女の子に皆殺しの動機としては不足だ。
普通の女の子が、あの協力者と2人だけなのに、本物の拳銃を2丁も手に入れた
経緯が見えない。無理がある。
その、もう1丁の拳銃で、総理の暗殺を謀るというトンデモ娘が、「心のキレイな
実質他人の医師」が、記者会見で「憎むのはやめよう」と呼びかて、思いとどまった?
来たよ、日本映画のつまらない良心的演出・・ ダッセー!
少なくとも、仲間だったピエロの男を、単独犯にする為にあっさり撃ち殺しちまった
キレまくり娘なんだから、総理を撃つのに迷いなんかないはず。
韓国映画なら、総理が死ぬか、川崎瞳が死ぬか、両方死ぬかして終わるのだが
日本映画の監督は、何故かそれができない。
中盤でサイコなキャラさせといて、温かいエンディングとか、間抜けでしかない。
書いていたら腹が立ってきて、もっと点数下げたくなるのでこの辺にします・・