68.《ネタバレ》 予告編を見て、雰囲気良さそうと思って見たら面白かったです。
若干、イメージとは違ってわざとらしさ・狙った感が満載の映画でした。台詞まわしも全員カッコつけまくり。多分演技が入りすぎてヘタっぽくなってるだけだと思いますが、そんな不自然な感じも好きなので楽しめました。舞台作品だったらさらにおもしろいんじゃないでしょうか。
素手で弾丸をつかんだり、シャカシャカ効果音つけて動き回るゾンビがいたりと、なんだか子供の妄想が全力で使われてて、ダサいけど好き。戦う前に必ず女を気絶させたりもいいなと思った。
後半の2人のバトルアクションは良くて激しくて何度か見返しました。喋りはみんな棒読みだけど、たたずまいは上手い。主役と悪役が渋い。
ただ、ギャグシーンは全然面白くないし、必殺処刑コップは蛇足・いらない。あっけないし。
ゾンビもどうかな、みんな頭悪いし動き遅いし、すぐ撃たれて倒れるし。たくさん殺しまくってるのはいいけど、みんな身体に穴あいたり爆裂したり。小道具の刀などもしょぼい。ずっと森の中も疲れる。
1番ひどかったのはヒロイン。まったく魅力ないしブサイク。
それなのに時たまどや顔したり、主人公に「俺の女に手を出すんじゃねえ!」って言われてニッコリしたときは爆笑してしまいました。サングラスかけようとした主人公に対する反応にはブチ切れそうになりましたが。
何を考えてああいうヒロインにしたのか。カワイイ系の女子高生とかにした方が良かったのに。とにかく悪いけどブスすぎる。最後までアップも多くて、ほんとにこれだけは酷い。
他の女性出演者も綺麗な人いないし、男キャストは面白いのに……ほんとにわけがわかりません。
突っ込みどころたくさんある荒削りだけど、なんかカッコイイ映画でした。2時間も長く感じなかったです。
エンディングも良かった。音楽も要所要所で入ってきて雰囲気出してたし。
自分はこういうのが大好きですが、とても人に勧められたもんじゃないです。