《改行表示》632.《ネタバレ》 “少林足球”邦題まま。わかりやすくて面白い!この単純だけど難しいことがしっかり出来ている映画です。観る度に元気が出るというか。WCアジア初開催で盛り上がってたサッカー。CGたっぷり、ワイヤーアクション少々の味付け。隠し味はジャパニーズアニメ。当時下火になっていたカンフー映画を、国際的に売り出すのに申し分ない盛り込みようでした。私のなかの『第二次映画鑑賞ブーム』の中で、かなり衝撃を受けた作品。そうそう、香港映画を劇場できちんと観たのはコレが初めてだったと思う。 欠点が無い訳ではなくて、歌とダンスを思いついて、チンピラに絡まれるところまでが長く感じる。そして『下品だなぁ、香港ではこんなコテコテの昭和ギャグが、未だにウケてるのかな?フフン♪』って。でもそんなクドさすら無くなったら、国際的な娯楽映画として無敵じゃないか香港映画!って、驚異に感じてしまった。ファンの立ち小便から名刺入りの空き缶を見付けるまでなんて、まるでサイレントコメディのお手本のよう。 ただのコメディとしてじゃなく、素晴らしいカメラワークにも注目したい。シンがチンピラ相手に本気出したときの、ファンの驚きは、ぐわんぐわん回るカメラで表現。シンの壁リフティングがどんどん上達する様子や、最初の本試合でキックオフシュートを決めるトコなど、ボールが如何に非常識なスピードで動くかは、固定カメラで客観的に観せる。少林チームの連戦連勝は本当の試合のように遠景で。圧巻は決勝の魔鬼隊戦を前に、主要メンバーの顔アップ。みんな右側に目線を送り、カメラも右にゆっくりスクロール。その先には優勝トロフィー…こんなの観せられたら心震えてしまうではないか。 最後のボロボロのシューズ、ムイの予想外の活躍に涙が出てしまう(私だけか?)のは、この映画が真面目にしっかりと創られてるからだと思った。 今後どれだけ面白い映画を創ってくるんだ?恐るべし香港映画界!…って思ってたけど、あの年代辺りがピークだったようで、正直残念に思う。 またこんな楽しい映画を創ってくれないかな。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 9点(2023-01-22 14:52:35) (良:1票) |
《改行表示》631.笑えるかといえば微妙ですが、デタラメぶりをどれだけ楽しめるかが評価の分かれ目という感じ。ごくごくたまに見るのはいいけれど、似たような作品をまた見たいとは思わないですねぇ。 それよりちょっと気の毒だったのはヒロイン。3度ほど〝衣装替え〟をしていますが、まともな姿は1つもなし。これもジョークの一環でしょうか。 そう思っていたら、ちょうど昨今、この女優さんは中国当局から抹殺されつつあるとか。香港を含め、かの国はだんだん息苦しくなっているようで。こういう映画を見て「くだらねぇ」とか言っている時代が一番平和なのかもしれませんね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-09-09 02:00:28) |
630.《ネタバレ》 改めて観るとそれほどのものではない。CG技術の進歩した今観たからかもしれないが、昔はもっと楽しめて観れたのに。ノリも薄ら寒く粗だけが目立ってしまった。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-08-18 01:17:35) |
《改行表示》629.《ネタバレ》 中途半端にせず、とことん振り切ると、こんな楽しい映画ができるんだ、という典型。 しかし、本当にできそうと思わせてしまう所も、少林寺三千年の為せるわざかも。 笑いと本気のバランスもちょうど良くて、ムイがゴールポストにぶつかるシーンは秀逸だし、兄弟子たちが体を張ってチームに尽くすシーンには胸が熱くなる。男のツボを押さえた憎い演出。 ラストでチャウ・シンチーに喋らせない所も上手い。 ジャッキーの頃から積み重ねてきた映画作りのノウハウが、惜しみなく注ぎ込まれた良品。 ヴィッキー・チャオのキュートさにも当然加点。 |
628.当然鑑賞前からコメディとして割り切ってるし、内容も予想どおり。上も下もないが、ちょうど良いシンプルさとおもしろさ。 |
627.メガトン級の面白くなさ!! しょぼすぎて笑いがでてくる。 【へまち】さん [インターネット(字幕)] 1点(2018-02-10 11:27:17) |
626.あまり笑えなかった。というのも、漫画的表現をCGで実写化しても違和感は拭えないし、「こうすれば笑うだろう」という思惑が画面に出てしまっているから。ベタが悪いのではなく、荒唐無稽さにも最低限のリアリティが必要であり、えげつない下ネタや暴力シーンもまた他のギャグとミスマッチを起こしている。この手のスポーツ系の笑いは本能的なものからくるもので、漫画やアニメだからこそ成立する。『キャプテン翼』や『テニスの王子様』がシリアスに徹すれば徹するほど笑えてくるのと同じで、その天然さには敵わない。 |
625.マンガみたいにコミカルなのはいいんですけど、いろんなことが中途半端。兄弟弟子が11人じゃないですし、武術が使えない役者ばかり。練習シーンはいきなり覚醒してしまって、徐々に盛り上げる工夫がない。ストーリーも弱いので、続けて見ているのがつらくなりました。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-12 18:27:35) |
624.《ネタバレ》 見直してみて、「見直した」ってヤツです。もっと天真爛漫に、ただ可笑しい映画だと思っていたのですが。「この興奮と尊敬の念は歌以外には伝えられない」。2回やる卵のキス。敵チームのプールの訓練シーン。ハエのシーン。「愛じゃない」。「退屈しのぎにひとつ踊りましょうか、引っ込んでろ 私が踊る」。何の効果も生まない「少林羅漢陣」。妙な味付けがふんだんに施してある。コクの深い作品だったのですね。テレビで半年に1回くらいやって欲しいと思う一作です。 【なたね】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-21 12:09:37) |
623.クダラナ面白い。昔の『Mr.BOO』とかの香港コメディっぽいセンスで好きでした。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-18 15:44:09) |
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622.いちいちケチをつける類の映画ではないんだと思う。 |
《改行表示》【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-23 16:48:53) |
620.《ネタバレ》 お馬鹿に徹していますが、実はオーソドックスな構成の功夫映画です。志を持った若者が、老師と出会い道を示される。仲間との出会い。仲間の協力を得て悪を倒し、志を果たす。基礎がしっかりしているので安心して最後まで見られるのだと思います。その上でギャグやどんでん返しをバランス良く編み込んでいる。この辺の感覚は長年の経験で培われたものだと思います。中々の力作です。 【kirie】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-08-28 21:57:07) |
619.笑いと涙と興奮をつめ込んだ楽しい映画ですよ。テレビでやっていると何故か見てしまう・・・ 【東京ロッキー】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-08-18 17:11:42) |
618.少し暴力描写が過剰な気もするけど、何も考えずに笑って観れるからテレビで放送しているとついつい見てしまう映画。 【勾玉】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-08-18 13:47:31) |
《改行表示》617.《ネタバレ》 笑って燃える、傑作サッカー映画。(いい意味で)チープなCGがいい味。迫力あるし。●少林寺で共に拳法を学んだ6人と、20年前にスター選手だった男がチームを作り、人生大逆転(!)、大会で優勝する物語。●主人公のシンは、少林拳を広めるために模索の毎日。ある日、浮浪者のオヤジと出会い、サッカーのコーチを頼む。二人で兄弟子と弟弟子に「やろうぜ」と声をかけ、争ったチンピラも参加して、大会に出場する。●シンのドラマと共に、コーチの復讐ドラマも熱い。さらにシンとムイの恋愛も絡み、ラストで驚きの展開。脚本がすごくいい。見せ方も上手いので飽きない。 ■島本和彦のギャグ漫画というか、日本のスポ魂漫画というか、日本の漫画を理想的に実写化したような映画だと思う。ちなみに脚本監督主演のチャウ・シンチ―は『キャプ翼』のファンだそうです(パンフより)。■映画はやっぱり原語だよ。でもこの映画だけはいつも吹替え。それが初めて原語で観始めて、ずっと最後まで。「原語が良いかも」。山寺・玄田の吹替えも大好きですよ。★観客を楽しませたい。その精神に、文句無しの10点! 【激辛カレーライス】さん [DVD(吹替)] 10点(2014-07-31 00:59:25) |
《改行表示》616.前回レビューをしたのが4年前で、ワールドカップの事しか書いてなくて、よく削除されなかったなぁと思ったので反省。今回はちゃんと映画についてレビューを書きたい。 ドードシドシソーラミーミソラーレイ、ドーシーミソラレイ、ドシラドシラ‥‥ ↑のシーンがとにかく好きなんだよー!観た人には脳内再生余裕なはず(笑) サッカーのシーンよりも、こういうくだらないギャグがとにかく面白くて繰り返し観てしまう。映画館で観た当時なら間違いなく10点点けていたが、今だと冷静に観てしまうので9点とする。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-06-25 17:57:07) |
《改行表示》615.《ネタバレ》 いやあ文句なしに楽しめる作品です。考えちゃダメ!面白がらなきゃ!! 【ぺーこ】さん [地上波(字幕)] 8点(2014-04-20 19:33:31) |
《改行表示》614.《ネタバレ》 初見で衝撃をうけました。ムチャクチャ楽しかった。 この映画を見てしまった後に、2番煎じ系を見てももうダメですね。 それほどのインパクトがあった。 ラストシーンの町の看板は、個人的なツボでした。 【たかしろ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-04-08 09:36:18) |
《改行表示》613.「小林」じゃなくて 「少林」だった事に初めて気付いた今年。 子供の頃は真面目に面白がって見ていましたが・・・今見ると、ね。最高のギャグ映画ですよ。ええ。 恐らく「コマンドー」や「イレイザー」に匹敵する素晴らしくアホな映画の一つでしょう。 派手なCG演出で余計に笑ってしまいます。 チャウ・シンチーがユースケ・サンタマリアにしか見えない。 でも、キーパーの鉄の手を持った鬼影擒拿手(魔の手)の兄貴がカッコイイです。ブルース・リーコスチュームで無駄にキメてる辺りとか、失業中だったりとか。最高の天職ですね。 二度と手が使えなくなってもかまわないという勢いで敵のボールに喰らい付く姿がカッコイイ。 まあ、本編はツッコミどころ満載で楽しいです。ラストシュートなんか何処の「キャプテン翼」だよと。 芝生もゴールもドッカーンですかそうですか。いくら体が覚えているとはいえ、流石にブランクあるでしょうよ。少林寺とはいえ。 しかしアレですね・・・すっぴん美人て良いですよね。 ケバい化粧している時よりも、坊主頭のノーメイクの方がキレいな顔してます。美しいです。 是非ともジョン・ヒューストンの「勝利への脱出」とセットで御覧下さい。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-29 20:45:52) |