46.これはその時代にその土地で観なきゃよくわからん映画ですね。画面の端や奥の方でも無数の小ネタが炸裂してて、その密度の高さに圧倒されました。ぶっちゃけ全然笑えないしつまらなかったわけですが、回り回ってそのつまらなさが逆に面白い感じでした。実況解説版なんて作ったら結構ウケるんじゃないでしょうか。全体にそこはかとなくフランスっぽいです。エッフェル塔からの眺めが素敵でした。 【すらりん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2024-01-19 14:33:37) |
《改行表示》45.《ネタバレ》 “Zazie dans le métro”邦題まま。聖闘士星矢にハマっていた時に『雷鳴のザジ』って漫画を読んだから、こんな小さな女の子が主役のコメディだったことに驚いたわ。それもトムとジェリーのようなドタバタコメディ。 ザジの目線で'60年のパリの街を観光するのが楽しい。さすがパリ、当時からオシャレの最先端。今の時代でもBSで放送されるくらいだし、この映画の影響って大きかったんだろうな。 一番大きな影響って“小さくて生意気な女の子が大人相手にイタズラをする”ってキャラ設定だったりして。おかっぱ頭にオレンジのシャツが特徴的なザジ。映画を観ていて思ったのがザジの既視感。おかっぱの女の子。あぁクレラップのCMだ。ザジに赤い服着せたらクレラップちゃんだ。影響?受けてないっす。なんて言わせないぞ。ちびまる子ちゃんは前髪ギザギザだし、ワカメちゃんはもみあげが跳ね返ってる。ザジの影響受けてる後継者はきっとチコちゃんだろう。 ただコメディ部分は良く解らないってのが正直な感想。当時はウケたのかなぁ?ドリフみたいなのは解る。おじさんとの追いかけっこからカーチェイスまで。かなり気合が入ってるのは伝わる。 けど、人の位置が瞬時に変わってるの…とか、婦人の頭ぶん殴ってカバン盗む泥棒に一切触れないの…とか、ザジに話し掛けるおじさんと古着屋のオヤジが同じ人だったり…とか、靴屋が一瞬黒人になったり…とか、それってどういう種類の笑いを狙ってたんだろう?不条理ギャグでいいの? 最後の大乱闘なんか意味不明。ザジほとんど寝てるし。でもなんか、最後の「歳取ったわぁ」って決め台詞と、のどかな音楽が、レトロな映画を味わった、ちょっとした満足感を与えてくれたよ。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-25 23:02:54) |
《改行表示》44.前にリバイバルで劇場で観たのですが、ポカーン状態で 観終わった時には時間を返して欲しかったので おクチに合わなかった記憶。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 3点(2020-07-26 01:34:11) |
【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2018-12-25 21:04:14) |
42.ドタバタギャグの部分は赤塚不二夫みたいで楽しかった 【はらいそ】さん [DVD(字幕)] 2点(2014-12-01 20:47:02) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 不思議の国のアリスみたいにぶっ飛んだシュールな映画だった。 愉快なドタバタコメディーで見ていてなんか楽しい。 とにかく普通じゃない。古い映画ではあるが、斬新過ぎる展開には驚かされました。 芸術的だと感じる場面が多い。 少女サジ役が小生意気にも可愛らしくて印象的。 ただし薬でもやってそうな感じが少し不気味だった。 おかしな人々に驚かされっぱなしの映画だった。 追いかけっこが最高に楽しい。 最後のほうの破壊だとか乱闘が理解不能だが面白すぎる。 「食べ物で遊ぶな」っていいたいけど、それを超えている。 観る人によっては日頃の憂さやストレスを吹き飛ばす物凄い作品なのかもしれない。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-28 18:07:19) |
40.快活で茶目っ気たっぷりの少女ザジ、そのびっくりするような行動と映画の作りは実におもしろい。だがそう思ったのは前半だけで、後半はだんだんおふざけが目立つようになり、ドタバタ劇にうんざりしてきた。そもそも「地下鉄の~」とする意味合いはあるのだろうかという疑問さえ起こった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-10 14:03:13) |
39.有名な映画作品だが自分にはこの芸術性を解することはできなかった。支離滅裂なストーリーと噛み合わない台詞。それがこの映画で見たことのすべて。記憶に残ったことといえば自動車や家具など小道具類のデザインがオシャレだったこと。ただし最後には壊されてしまうけど。 【時計仕掛けの俺んち】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-01-11 23:38:48) |
38.当時はどんな風に受け止められたのだろうか。今見てもひとつもおもしろくない。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-02-21 19:15:50) |
37.これがあのルイ・マルか、と思ってしまうほど後年とはテイストの違う作品。「ケスクセー?」と問いかけるザジが忘れられません。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-25 10:52:53) |
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36.うう、だめだ。頭の中が?でいっぱい。監督の巨匠度の前にふざけてんのか、という怒りも不完全燃焼になってストレスがたまる。わからない。完全に白旗上げた映画。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-02 07:02:00) |
《改行表示》35.何なんだこれは・・・?ポップで、何ともシュールな摩訶不思議ワールド。中盤以降はひたすらドタバタで最後はムチャクチャ、ストーリー性や辻褄などは度返しして、凝った編集を多用したその場のギャグや雰囲気を楽しむ映画なのでしょう。台詞も無く早送りやキャストのオーバーな動きだけで見せるシーンはサイレントの映画でも見ているような感覚でもありました。理解不能な部分もありますが嫌いな雰囲気でも無い。一言で言えば面白かったということになるのかな?そう思わされる勢いは確かにある、高得点の方の気持ちも低得点の方の気持ちも分かる世界でした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-12 20:12:22) (良:1票) |
34.いかにもヌーベル・バーグな斬新な手法はとても面白いが、後半の間延び感はどうしても否めない。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-12 11:25:42) |
33.なんか育ちのいい子が、無理にイタズラッ子ぶってる、っていうような感じ。フランス映画って、戦前の人情喜劇の伝統がドンとあるわけで、でもなぜかアメリカ的なスラプスティックにも憧れを持っている(ルネ・クレールはうまくスラプスティックを使えたが)。ああいうのやってみたいなあ、と憧れ続け、しかし残念ながら「育ち」の違いはなかなか乗り越えられない。出だしのタクシーにぎゅうぎゅう詰めになってるあたりは、なかなかいいかなとも思ったんだけど、だんだん醸されてくるフランス風軽妙さと、トムとジェリー的アメリカマンガのタッチとのズレが気になり出す。はしゃぎっぷりに神経質なものが加わってしまう気がする。自作のパロディふうにブラームスを流したりするのも、なんかちょっとこの映画のトーンとは違うんじゃないの、というか、本来そっちの洒落っ気のほうが地なんじゃないか、とか。でもフランス風人情喜劇を(当時の)現代に再現するとなると、こうならざるを得なかったのか、という時代の苦さでもあるのかも知れない。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-17 10:06:36) |
32.《ネタバレ》 ヌーベルバーグ的なスプラスティックコメディということなんでしょうが、さすがにガチャガチャしすぎで観る者を置いてけぼりにしてるような感じ。フィリップ・ノワレがエッフェル塔の上で唐突に哲学的な詩みたいなものをうなりだすのは、さすがに鼻がつきました。同時代のコメディでは、ジャック・タチの方がはるかにセンスが良いのではと思いますね。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-19 01:31:36) |
31.こういうのをフレンチ・コメディと言うんですか?素面で見るにはきついです。ガブリエル伯父さんがイケメン扱いなのはギャグなんでしょうか。最後まで笑いのツボがつかめずに疲れる映画でした。高所恐怖症の人には結構なスリラー映画なのでご注意。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-04 12:40:10) |
30.単なるガチャガチャ映画でした。期待しすぎたのが敗因かも。 【アレヒ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-02-27 19:19:53) |
《改行表示》29.最初の10分くらいこそ、こじゃれた名画の匂いすらしていたものの気がつくと登場人物とストーリーは崩壊していました。編集もめちゃくちゃで、早送りやワープなどなんでもアリ。一つの展開にオチがつく前に次の場面に行くものだから、常に今何が起こっているかがわからない。セリフもほとんどなくて、音楽がジャカジャカなりっぱなし。 笑っていられたのは前半までで、加速し続けるめちゃくちゃのスピードに完全に置いてけぼりにされ、カオスティックなラストをただ呆然と眺めることしかできませんでした。これがフランス流フリースタイルコメディなのか。いったいなんだったんだこれは…。 【すべから】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-10 22:07:16) |
28.《ネタバレ》 主人公の少女は快活で自由奔放な性格でありますが、この作品自体も彼女の性格に負けず劣らずの自由奔放な作りとなっています。その作風たるや真に奇想天外予想外。1秒先の展開も予測不能で、シュールでオシャレでポップでキッチュ。アートでありながら、内容はからっぽという、他に類を見ない作品です。一番好きなシーンは、昔のサイレント映画風に早回しで繰り広げられる「おいかけっこ」のシーン。本当に楽しく愉快で、正直、90分まるまるザジのおっさんのおいかけっこでもよかったと思うくらい、ずっと見ていたいシーンでした。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-14 17:45:14) |
27.最初から最後まで、ほとんど意味が分かりませんでした。笑わせたいのか、それによって別の何かを表現したいのか、見ていて悩みます。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-11-03 03:52:44) |