《改行表示》13.《ネタバレ》 “Butch and Sundance: The Early Days”『ブッチとサンダンス:若かりし日々』。前作のタイトルが2人のフルネームだったのに対し、名前だけになってます。 公開から10年後の続編、しかも前日譚だから役者さんも変わってます。トム・ベレンジャーがポール・ニューマンに似てるか?なんて考えたことなかったけど、まぁ案外違和感は感じません。 ブッチもキッドも実在した人物だけど、前作で作り上げられた陽気な義賊といったイメージが強く、その創られたキャラクターをモトに、さらに軽い性格にしたように観える。 若いだけに軽くても良いんだけど、ストーリーは行き当たりばったり。出所したらO.Cに仲間を売ったと勘違いされ、ひょんな事からサンダンスと組んで、雪道をスキー履いて血清を届け、ブッチの家に寝泊まりして…このツギハギの集合体のようなお話は、どこに向かってるんだろう?って、あの有名な『明日に向かって撃て!』に向かってるから観ていられる内容。最後が列車強盗だから何となく納得して終わる。 この当時、相当下火になっていたであろう西部劇映画。誰もが知る名作のキャラを出して、今風の軽いノリの青春映画にしたら、こんな風になりました。って感じ。…ネガティブな書き方になってしまっているかもだけど、前作に特段の思い入れがなければ、また気持ちをリセットして観ることができれば、案外普通に楽しめる作品でした。暇な深夜にボ~~~ッと観るのに最適。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-01-03 23:06:17) |
12.「若かりし頃」なんだから主人公2人が何か未成熟なのは別にいいし、ウエスタンというよりも裏街道青春モノではないかというのもまあいい。ただ、結局は一本の筋が見えない継ぎ接ぎ感満載の内容だし、ところどころ笑わせにかかっている箇所も、かえって浮いている。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-02-10 00:10:06) |
《改行表示》11.『明日に向って撃て!』があまりにも良すぎたので、どうしたって見劣りする。 ただ、若い頃のサンダスとブッチは、R.レッドフォードとP.ニューマンに似ていて違和感がない。 コミカルな小ネタが多かったが、これはちょっと空回り気味であまり笑えない。 ライトな仕上がりでインパクトと感動は全然ないが、それなりにまとまってはいる。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-12-28 00:52:32) |
10.《ネタバレ》 名作「明日に向かって撃て!」の前日譚。頭脳派ブッチと早撃ちサンダンス、強盗名コンビ結成秘話。二人の出会いからコンビ結成、“サンダンス・キッド”の名前誕生の由来、前作の“自転車”を想起させられる雪山での“スキー”、ブッチの家庭、サンダンスとブッチの兄貴分OCとの決闘などレアエピソード満載です。シメはやはり列車強盗。前作より10年後に作られ、俳優も変わって後で付け足したような作品ですが若き頃の二人の活躍を意外と楽しめました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-23 23:15:35) |
9.ブッチとサンダンスの二人の出会いと若かりし頃を描く、青春色が溢れまくりのストーリーで前日談というよりもどことなく別物な映画の感じがしました。男臭さも感じず若さを全面的に押し出した、比較的ドラマ要素が強いのは・・やっぱ別物にしか見えないなぁ。これから何年後だかに追いかけまくられて南米でズドーン・・あぁ、この映画を見る限りではそんなこと全く創造出来ねぇやってぐらいにライトに描かれているんでその辺はやや物足りないですかねぇ。 |
8.大物の若葉マーク時代というのはついつい興味をそそられてしまう。特にこれは正編が大好きなのですごく楽しみだった。ドクが出ているからではないけれど、BTTFな気分。前作のように時代色がよく出ているわけではなくイージーに撮られたような感じはあるけれど、面影のある若き2人の青春を垣間見るのもなかなかオツなもの。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-03-18 19:34:12) |
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7.この作品。どうなんでしょうね。うっふっふ。トム・ベレンジャーはポール・ニューマンに似てるから抜擢された、ってな話を聞いており、観るまでは「?」だったのですが、観たら納得、確かに面影あります。でもウィリアム・カットの方はどうでしょうね~。まあでも、この「似て非なるもの」ってのが曲者、なんだかフラストレーションがたまってくる。何しろ、映画自体は、「似て非なる」どころか「まるで異なる」映画ですからね~。かの『明日に向って撃て!』と比較しちゃあ、これはキツい。しかし『明日に~』をの存在を無視すれば、何が言いたいのかわからない散漫な映画。まあ、ようするにコバンザメみたいな映画、ですが、水族館でコバンザメを眺めているのも、それなりに面白いもの、ではあります。 【鱗歌】さん 5点(2004-08-13 15:04:33) |
6.ブッチとサンダンスの若かりし頃の話を描いた作品ですが、主役2人の雰囲気はなんとかあるものの、全体的に情緒に欠けた点で平凡な出来になっています。確かに前作と比較せず別物として存在している映画なのですから、そういう目で見ないといけないのですが、前作に物凄く感化された自分としては辛くなります。青春映画として、ハツラツとした彼等をみるのは、知らなかった過去のアルバムを見つけたみたいでうれしくもあるのですが、ただそれだけの要素しかないので、作品としてはこの評価です。 【映画小僧】さん 5点(2004-03-27 12:44:45) |
5.ゲゲッ!R・レスターが西部劇撮るの?!と汗かきまくりで見ました。レスター・タッチは健在のまま、気持ちのよい青春映画に仕上がってましたっけ。 【nizam】さん 8点(2004-03-11 12:49:22) |
4.前作に特に思い入れがあるわけでもないので、あまり落差などは気になりませんでした。むしろ“野獣教師”と“波乗り野郎”がコンビなのが良かったと思います。ゆっくり旅をする二人を見ていて、どことなく微笑ましく感じたのはむしろ前作以上かもしれません。欲をいえば音楽が前作のように良ければ嬉しかったのですが…。 【プミポン】さん 4点(2004-01-15 18:45:08) |
3.うぉ~!懐かしい!そうそう、妙に股間がもっこりしたスーパーマンもどきの「アメリカンヒーロー」のウィリアム・カット。この映画、特に面白いわけではないんだけど、ブッチとサンダンスをこよなく愛する者にとっては2人の姿を拝めるだけで満足できたりする。いや、そういう心構えで見ないといけない。そして【オオカミ】さん の言われるとうり、ウィリアム・カットとトム・ベレンジャーがホントにブッチとサンダンス(ニューマンとレッドフォード)の若かりし顔として違和感が無い。それだけで十分です。間違っても「明日に向かって撃て!」と比べちゃいけない。 【R&A】さん 7点(2003-11-20 12:09:44) |
2.若き日のブッチとサンダンスってことですが、この主役の二人、ウィリアム・カット(テレビシリーズ”アメリカンヒーロー”の主役ですね)と、皆さまおなじみのトム・ベレンジャー。とにかく雰囲気がいいです。ほんとにレッドフォードとニューマンの若い頃みたいに見えてくるから不思議です。ドジでコミカルな二人の珍道中は、やがて来る悲劇的結末を感じさせない青春ドラマという感じです。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 10:49:33) |
1.《ネタバレ》 怖々観た映画です。あのブッチとサンダンスをやっちゃうのかぁ~と。『スティング2』(未見。まだ勇気がない)がヒドイって聞いていたので本当に怖かったんですよね。ブッチとサンダンスの出会いを描いた映画ですが、まだ二人とも若いためか行動にスマートさはありませんし、設定にも違和感があるところがあります。中でも驚いたのがブッチが妻子持ちだったってこと。しかも前作より“いい人”っぽく描かれているし。細かなところをみてしまうと『明日に向って撃て!』との矛盾点は多々ありますが、そういうのを抜きにして楽しむことができました。あんまり深く考えないことが、こういう映画(前作が異常に人気のある作品ただったため、二番煎じを狙って作られたもの)を楽しむコツなんじゃないでしょうかねぇ~。ただ、ブッチが本当に肉屋でバイトしていたり、白い帽子の保安官の顔が見れたりという小ネタ的楽しみがあります。列車強盗をたった二人で遂行してしまうのには笑えました。大人数に見せかけるため、サンダンスが列車の屋根の上でバタバタと足踏みしている。う~ん、やっぱり前作とは別の映画だ。でもいっかな。 【追記】↑の【オオカミ】様、【りく&あん】様が書かれているように、確かに二人の若かりし頃の雰囲気という意味では違和感がありません。その点前作が好きな人も安心して観られると思います。あくまで細か~な設定上のこと。例えば、本作ではブッチがサンダンスの名前を考えているのに、前作ではブッチはサンダンスの本名を知らないという超オタク的見地からです。すみません、あまりにも前作が好きすぎて……。【りく&あん】さんのおっしゃるように比べてはいけないんですよね。 【元みかん】さん 7点(2003-10-21 03:07:27) |