75.スタローンが目がうつろで冴えない保安官を好演しています。共演陣が豪華ですね。特に今は俳優業を引退して監督になったジョーイ役のピーター・バーグの演技が良かったです。ただし、ストーリーがわかりにくく、豪華俳優陣の良いところを活かしきれていません。。。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2021-04-27 08:51:56) |
《改行表示》74.《ネタバレ》 おお、スタローンの評価が二分されている。私は評価組の方です。もっさりと鈍重な感じ、彼はいつでもロッキー・バルボアなんですが、この作品においては周りをキレッキレの演技達者で固めているので彼の”使えない”感が際立ちまして、それこそがこの田舎警官キャラに求められている資質なのですな。 お偉いさんのハーヴェイ・カイテルはキレ者でおっかないし、つるんでるレイ・リオッタは安定の小賢しさ、チョイ役デ・ニーロには溢れんばかりの有能さを見せつけられて、ああS・スタローン立ち尽くすのみなのだった。 追い詰められたあげくキレる終盤の、やみくもに突き進む姿は手負いの牛にようでやっぱり重たく、いやスタローン適役だったんじゃないでしょうかね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-11 23:58:51) |
《改行表示》73.《ネタバレ》 警察ばかりが住む奇妙な町コップランド。その町には掟があり、ルールがある。 彼らは家族を装いながらも都合都合で人を汚いやり方で殺す。ごまかす。隠す。そして悲劇に見立てる。 スタローンが体重を増やして挑んだ本作はとにかく鬱屈し、見えない圧力がひしひしと体にジワジワと感じる。 最後のシーンは圧巻だ。両耳が聞こえなくなり、それでも戦おうとする姿は痛々しく悲しい。 正義は正された。彼がこれから向かう先に幸せがある事を願いたい。 …にしてもデニーロやロバートパトリックといった好きな役者が出ているのに気づかない「ヒゲ」って凄いなと思います。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-03-20 12:17:46) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-03 20:26:41) |
《改行表示》71.ハーヴェイ・カイテル演じる悪徳刑事とその仲間たちが住む、NYPDのベッドタウンが作品の舞台。 この町で警察に憧れていながらも警官になれない、不器用な保安官を演じるスタローンが意外にはまっている。 カイテルもこういう役はお手の物(いつも通りもうちょっとキレてくれても良かったかな)だし、レイ・リオッタの熱演も良かった。 序盤、デ・ニーロとカイテルの対立の構図が見えた時は面白くなりそうだったのですが デ・ニーロの役がほとんど機能しておらず、豪華キャストは持て余し気味。 次第に不正が蔓延る警官の町で孤立した保安官の立場や、その鬱憤が明らかになっていく。 見る者のストレスもたまる展開が続く。いつスタローン保安官がブチ切れて怒りの鉄拳が炸裂するのか?と思っていたのですが、 さすがに「ランボー」のように豪快に町を破壊することは無いものの、最後はしっかりスタローンの映画となっていました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-11-18 18:11:16) |
70.《ネタバレ》 スタローンの「枯れた」芝居は悪くない。もともとロッキーだってランボー1作目だってどこか社会になじめない不器用で寂しい男はスタローンの得意分野で、この作品でも当たっていたと思う。ただ、問題は全体の構成のちぐはぐさ。汚職警官モノにサスペンスを絡めて捜査官にデニーロと来て「これは掘り出し物かも」と盛り上がったのに、肝心のデニーロは「橋を渡ったら管轄外」といってスタローンを煽るだけ。でもスタローンは、警官の汚職もマレーが生きてることも知ってるので、もうこの時点でサスペンスの面白さは半減。あとは、スタローンがいつ爆発するかを待つだけの展開で、そしてキレて銃ぶっ放して終わり・・・。豪華キャストで「思わぬ佳作」になりかけたのに、良くも悪くも「スタローンもの」としてまとめてしまったのは残念でした。良かったシーンは、冒頭の橋の上の警官と消防隊の喧嘩、レイ・リオッタの曲者ぶり、耳が聞こえない状態でのガンファイトあたりかな。構成や脚本に明らかに難はあるけど、嫌いにはなれないタイプの映画です。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-04-22 09:51:47) |
《改行表示》69.ストーリー以前に、「コップランド」という存在自体が薄気味悪いですね。右も左も仲間内の警官だらけ。日本でいえば大企業の社宅みたいなものでしょうか。生活の場も職場も一緒って、想像しただけで息が詰まりそう。 それにしても、スタローンの寡黙な保安官というのが、どうにも似合わない。あれだけ突出した体躯を持っていれば、絶対に「君、ボクシングに興味はないか?」「君の活躍の場は海兵隊だ」等々のスカウトが殺到するはず…。などと思っているうちに、急にドンパチが始まって終了しました。そういえばデ・ニーロも出ていましたが、宝の持ち腐れという感じです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-03-15 03:08:06) |
68.《ネタバレ》 ○スタローンの作品は色々観てきたが、ここまでナイーブな役はロッキー1作目くらいしか思いつかないくらい貴重。○警察の内部を描く作品は好みだが、サスペンスとしてはかなり面白さに欠ける。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-02-22 21:54:43) |
67.《ネタバレ》 これだけ有名キャストを詰め込んでおいて、これだけ料理し切れてないとは・・・。何のために出てきたのか分からない人がたくさんいます。スタローンも何がどう変わって、そして何を生かして最後の逆転に至るのか分からないし、そもそも敵方にも頭脳も戦略も見当たらず、最初から強そうに見えないので、それを破るカタルシスがありません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-01-24 02:13:40) |
66.所謂警官不祥事モノで真面目な作品ではあるのだが、あまりサスペンスにはなっておらずストーリーは退屈。物静かなスタローンは初めちょっと違和感も感じたのだが、見ているうちにこれはこれで悪くはないかなと思えてくるようになる。 |
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《改行表示》65.《ネタバレ》 公開当時にも鑑賞したのですが、その際には、他の出演者の演技力と釣り合っていないことや、そもそも弱い男には見えないことから、本作におけるスタローンはミスキャストだと思いました。しかし、現在になって作品を再見すると印象も随分と変わるもので、これはこれでなかなか良いキャスティングだなと納得できました。演技派として名高い俳優の中に、むしろ大根役者として知られるスタローンを放り込んだこと自体が、彼が演じるフレディというキャラクターの立場を表現しているようです。。。 警官が多く住んでおり、犯罪が起こりようのない街、コップランド。その治安を守る保安官はそこにいるだけの存在であり、住民の警察官達からは見下されています。不慣れな社会派サスペンス映画において木偶の棒となり、終始、周りの演技派俳優達に圧倒されまくるスタローンは、警察官に囲まれてバカ扱いされるフレディと同じ立ち位置にあるのです。デ・ニーロやリオッタから早口で煽られても、それに言い返すことのできないフレディの姿は、俳優として行き詰まりはじめていた当時のスタローンと重なります。。。 そんなスタローンが、ラストでは得意の銃を握り締め、彼をさんざんバカにしてきた演技派俳優達をブチ殺しにいきます。ここに来ると映画は完全に西部劇の雰囲気となり、監督もノリノリ。「俺の特技はこれなんだ!覚えとけ!」と言わんばかりにスタローンがショットガンをぶっ放す場面では、拍手喝采したくなるほどのカタルシスが得られました。レイ・リオッタの参戦にも燃えた。社会派サスペンスはどうなってしまったんだという点はこの際置いといて、これはこれで良しとしましょう。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-20 01:19:56) |
64.1日たったらどんなオチだったか忘れてしまった。スタローンとデ・ニーロが出演する意味ナシ。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 3点(2014-04-29 18:09:27) |
《改行表示》63.《ネタバレ》 今となっては彼の主演作品が30越えてしまったので、こういった感じのキング・オブ・地味なモノが前後の出演作品とメリハリつける為に一つくらいあってもいいんじゃないかと思えます。ただしこれ、リアルタイムで劇場観賞に当たった人の心中察したならば、お気の毒サマでしたって言葉の一つもかけてあげたくなる迷作ですね。正直なところ、面白さが一つも感じられませんでした。残念ながらスタローン援護は今回ナシです。 そのくせ地味な展開なわりにゴチャゴチャしすぎてるんです それでいて人の名前と顔がなかなか一致しないんです ジョーイって誰やねん フィックスって誰やねん ちょっと不親切ですよ 結局誰が誰やら理解出来ないままそのまま終わってしまったジ・エンドだ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-03-07 22:06:17) |
62.《ネタバレ》 地味に話が展開して行く、真面目な作品です。「保安官」と「警官」の立場の違いを勉強したくなりました。ラスト近くのレイ・リオッタの登場がカッコ良かった。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-11-24 18:18:44) |
《改行表示》61.《ネタバレ》 豪華出演陣ですねぇ。 スタローン、カイテル、デニーロ、リオッタ、パトリック、みんな好きなのでワクワクしましたよ。 決して明るいお話ではないですが、スタローンが愚直な保安官を好演していました。 序盤カイテルたちのスピード違反を見逃すくだりで、若手女性保安官が融通の利かないような扱いを受けて、やるせない感じになっていましたが、まさにあんなのの積み重ねというか延長線上に汚職警官への扉が開いてるのかもしれませんね。 捏造、収賄、果ては殺人まで、腐敗ってのはとどまるところを知りません。 街の犯罪と戦いつつ自己研鑽もしなくちゃいけない仕事ってのはよっぽどの覚悟がないと務まりませんね。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-08-08 12:25:54) |
60.《ネタバレ》 スタローンの派手さのない寡黙なキャラがいい。内に秘めた正義感が最後には行動へと移されるのだが、ここでも無駄に派手にしていないのが好感。皆が、汚職をわかっていても、その状態を受け入れている状態では、そこにメスを入れることは非常に難しいことだろう。それだけに、スタローンが行動するごとにどうなるかと緊張感があった。事件後に、彼が、周囲からどうのような目で見られながら過ごしていったのかが気になった。正しいことをしたとしても、それを良いように見ない人たちも少なくはないのでは?と思ったからだ。デ・ニーロがもう少し活躍するのかと思ったが、そうではなかったのが少し残念だった。銃撃戦の辺りで現れたりするんじゃないかと思ったんだが・・・。まぁ調査官だからそれはないのかもしれないけれど。 【スワローマン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-28 23:08:42) |
59.《ネタバレ》 豪華俳優の中、非常に地味な作品。スタローンには肉体俳優のオーラはなく、萎れた中年親父と化しています。ロバート・デ・ニーロなんて必要だったのかとも思えましたね。「プリズン・ブレイク」で名が上がった、マイケル・ラパポートも出演しています。汚職警官の実態と正義に目覚める警官を描く本作。その正義が中途半端で感情移入できないし、相棒のゲリー・フィックス刑事も正義を見せたように勘違いさせようとしてるが、保険金を狙った殺人者に変わりはない。ラストの銃撃戦も淡々と終焉を迎え、見所なし。オススメはしません。 【マーク・ハント】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-06-18 18:31:56) |
58.《ネタバレ》 スタローンとデニーロの共演 …珍しい、、、あんまりないですよね? の割になんか薄味な内容なような&正直デニーロちょい役じゃないすかコレ こんなにテンションの低いスタローンを観たの初めてかも 最近ランボーを観たばっかりなのでやっぱり「変な」期待をしてしまったのは俺だけか?w ある意味新しいスタローンを観た印象でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-06-22 22:59:54) |
57.デ・ニーロ、カイテルのタクシードライバーコンビに押しも押されぬアクションスター、スタローンの異色の共演ということで既成概念に凝り固まった期待をさせてしまっているのがもったいない。ストーリーだけ見てみると社会派色が強いのだが、映画はそこに重点を置かない。かといってサスペンスにも力を入れていない。警官の汚職、真相の追究と社会派でありサスペンスであることは間違いないのだが、映画はひたすら、過去にニューヨーク市警に憧れたが人としての正しい行いと不器用な愛ゆえに断念せざるを得なかった男の人間臭い生活と葛藤と哀愁を丁寧に描いてゆくのだ。それをスタローンにさせているのだが、巷の悪評はアテにならない。なかなかどうして、いいんです、スタローンが。クライマックスの耳の不自由さを活かした演出も見せ場を効果的に盛り上げていてよかった。安定した生活をけって男としての決断を見せるというのは、今思えば同じマンゴールド作品『3時10分、決断のとき』に通じてゆくんですよね。ちなみにスタローンの演じたフレディ・へフリンという名は『3時10分、決断のとき』のオリジナルに当たる『決断の3時10分』の主演俳優ヴァン・へフリンからとったのだそうです。なので『決断の3時10分』と『3時10分、決断のとき』をつなぐ重要な作品ということにもなりそうです。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-22 14:20:43) |
56.《ネタバレ》 冒頭から主人公の日常・人柄・背景が丁寧に描かれていました。警官同士の不正に立ち向かうまでの動機付けも、ゆっくりと進み解りやすかったです。不正を働く側にも、元はまじめな警官で仲間の生活を守る為だったような信念が垣間見え良かったと思います。主人公の身体的障害がラストで効果的に使われていました。 【ホースケ2号】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-09 22:51:52) |