反逆児(1961)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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反逆児(1961)

[ハンギャクジ]
1961年上映時間:110分
平均点:6.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
時代劇歴史もの小説の映画化
新規登録(2004-04-20)【東京50km圏道路地図】さん
タイトル情報更新(2017-12-23)【イニシャルK】さん
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監督伊藤大輔
キャスト中村錦之助(男優)三郎信康
桜町弘子(女優)しの
岩崎加根子(女優)徳姫
北沢典子(女優)お初
安井昌二(男優)天方山城
河原崎長一郎(男優)小金吾
河野秋武(男優)減敬
原健策(男優)羽柴秀吉
三津田健(男優)平岩親吉
片岡栄二郎(男優)久米新四郎
香川良介(男優)大久保忠世
明石潮(男優)酒井忠次
風見章子(女優)
松浦築枝(女優)望月
喜多川千鶴(女優)小侍従
大邦一公(男優)生駒主水正
高桐真(男優)
嵐歌之介(男優)薬丸
中村錦司(男優)亀弥太
遠山金次郎(男優)浅太
浅野光男(男優)本多忠勝
片岡半蔵(男優)伊作
泉春子(女優)
久我恵子(女優)於莵
佐野周二(男優)徳川家康
杉村春子(女優)築山御前
進藤英太郎(男優)渋河四郎兵衛
東千代之介(男優)服部半蔵
月形龍之介(男優)織田信長
原作大佛次郎「築山殿始末」
脚本伊藤大輔
音楽伊福部昭
撮影坪井誠
製作大川博
企画辻野公晴
小川貴也
栄井賢
配給東映
美術桂長四郎
鈴木孝俊(美術考証)
編集宮本信太郎
録音中山茂二
照明和多田弘
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 花売りの娘を慰み者にして向こうが会いに来たら「俺は欲しいとは言ったが愛しいと言った覚えはない」 「三郎信康と知ってそなたも応じたのであろう」かっこよくて潔い錦之助しか知らない自分には新鮮で驚きのシーンでした。 男なら一度くらいは吐いてみたいセリフではあります。まあ、小心者の自分には一生無理でしょうけど。 最後の切腹が本当に壮絶だった。一人目が結局辞退してその後数度の介錯失敗だのむごすぎ。早く楽にしてやれって>< 岩崎加根子と杉村春子のお歯黒と抗争が凄く怖かった。あと、錦之助の舞が本当に見事でした。
ジャン・有馬さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-18 10:40:07)
8.徳川家康の息子にして織田信長の娘婿、切腹により若くして命を絶った悲劇の武将・信康を主人公にした時代劇。名前も「信」「康」なんて、実に憶えやすく、憶えやすいだけに存在感が薄く、(真実がどうだったかは知りませんけど)どっちかっていうと、信長の冷血横暴ぶりの一例として、歴史の脇役みたいにしか名前の上がらないヒトのような気がするのですが(日本史における、ローゼンクランツとギルデンスターンみたいな存在ですな)。それだけに、彼をどういうカラーで描くのかが注目されるところですが、残念ながらやっぱりこの映画の中でも特徴が薄い。妙な呪術にハマる妖怪のような母親など、ソレっぽい人々をソレっぽく配置して、東映時代劇らしくそれなりに豪華に仕上げて。手堅くはあっても、特色がもうひとつ感じられず、ただそんな「ソレっぽさ」で押し切られても、ピンとこないんですな。そんなボケボケのまま“同意”を求めてないで欲しい。。。むしろ、もっと明確に“理不尽”でなきゃいけないのではなかろうか。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-29 08:06:36)
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7.2012.01/06 鑑賞。半世紀まえの作品らしく、大見得の舞台の感じ。伊藤大輔大監督で、懐かし俳優が多数出演も期待外れでもう一つ。。当時から半世紀で時代遅れー1点。  
ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-06 21:16:42)
6.今からみれば、名匠伊藤大輔の映画作りは、いささか古風、もしくは昔かたぎに感じるけれども、十分楽しめる一本でした。しかし、なんといっても、築山殿の杉村春子の鬼気迫る演技に脱帽。杉村春子に8点。
goroさん [地上波(邦画)] 8点(2011-06-29 04:02:39)
5.《ネタバレ》 ヤマトタケルや義経にも通じる「一族に使い捨てにされるりりしい若者」という日本古来の悲劇の伝統、と錦ちゃん側から見ると古典劇的な設定なんだが、ドラマの展開の軸はどちらかというと女たちの心理ドラマで、だから杉村春子・岩崎加根子ら新劇俳優のほうが生き生き演じている。だいたい「忠臣蔵」でも、大石は旧劇系、吉良は新劇系という配役になるもので、複雑な心理を演じるとなると新劇系に託される。だからこれは時代劇ではあるけれど新劇なので、するとラストの介錯の刀がためらうあたりの大時代な演出はシッカリ浮いてしまう。いっそ女のドラマと割り切った作りにしてしまえばスッキリしただろう(ま、ポスターのトップは錦之助でなければならなかったんだろうが)。杉村・岩崎に加えて桜町弘子も、あの時代の「コマとして使われる女の悲劇」を演じていた。グレートマザーに滅ぼされていく若者を「反逆児」とわざわざ持ち上げなくても良かろう。このタイトルは「反逆児になれなかった坊ちゃんの悲劇」の略なのか。錦ちゃんて、悲憤慷慨する場面で歯を剥くといつも笑ってるように見えるので昔は戸惑ったが、慣れてくるとその笑ったような怒ったような不思議な表情が「なるほど、屈折した悲憤慷慨なんだなあ」と味わえるようになったものだ。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-05-18 12:14:35)(良:1票)
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4.《ネタバレ》  無茶苦茶退屈するかと思ったら、そうでもありませんでした。 むしろ、いろんな感覚が50年も経つと随分変わって来るんだなと興味深かった。 ぶっちゃけ、今の感覚ではあんなに「母上、母上」っていう主人公じゃ、こいつマザコンかって感じで、その時点でドン引きですよね。  この映画が制作された時代には母と息子の情愛ってのがそんなに深い重さを持ってたかと面白かったです。  あと、よくさも得意げに「今の時代劇は嘘、昔の武士の妻は眉毛おとして鉄漿なんだよ」とか言う人がいますが、実際にやったらどれくらい違和感があるか、ものすごくよくわかりました。  たまには大昔の映画も悪くないですね
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-12-18 18:07:06)
3.徳川信康演じる中村錦之助の演技とクライマックスの切腹のシーン、更に美術的にも格調高い作品です。ただ、期待しすぎたのかな?期待したほどの凄い作品だとは感じませんでした。しかし、それでも観るべきところは結構あったし、現代の時代劇よりはずっと良いし、伊藤大輔て監督の他の作品はまだ観たことないので、今度は他のも観て見比べてみようと思ったりしました。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-12 23:09:23)
2.中盤がとても退屈だった。時代劇ではあまりみられないキスシーンとかが嘘っぽく感じる。この作品でも見られる錦之助の舞は流石に上手さ迫力と素晴らしい。最後の切腹シーンも見せ場ではあるけどむごい。三島由紀夫の切腹シーンみたいな感じ。介錯の千代之介は結局切れないとか言うし、安井昌二?は失敗してさらに錦之助を苦しませる。早く楽にしてあげてと思わずにはいられない哀れさ。
バカ王子さん 6点(2004-06-28 00:04:43)
1.《ネタバレ》 錦之助が難しい境遇で生まれ育ちながらも、自由奔放に生きる若武者を好演。いろんな女にちょっかい出しちゃうし、それを「俺は嘘はつかないだ!」といって奥さんには白状しちゃうし、やりたい放題。本当は奥さんや実母を愛する錦之助だが、奥さんや実母の勝手な行動に翻弄される。女の執念は怖いなあ。出る杭は打たれるで、最後は切腹により悲運の死を遂げるが、最後の何度も行ったり来たりする介錯シーンは、とっても大袈裟で大いに盛り上がる事間違いなしです。
東京50km圏道路地図さん 7点(2004-04-20 13:35:32)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5111.11%
6555.56%
7222.22%
8111.11%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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