196.《ネタバレ》 走行中のタンクローリーからガソリン抜くと言う凄い技を見せるのに、抜いたガソリンをポリタンクに入れるとは!!(2個)ちょびっとだけ盗むのならその辺に停めてある車で良くない? 【東京ロッキー】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-12-11 13:10:44) (笑:2票) |
【akila】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-07 03:47:50) (良:2票) |
194.小学生の頃はこういう映画は「観ちゃいけない映画」だという恐怖感があったのですが(“こういう映画”の中には何故か『キャノンボール』等も含まれていたんですけどね)、中学生くらいになると、恐る恐る手を出してみたりするわけで。そうすると、解説の淀長さんが「何とスタントマンが二人も死んでいるんです」とか言うもんで(しかも放送のたびに欠かさず言ってた気が)、ますます緊張しながら観ておりました。観終わった時には一回り成長した気がしたもんです(大いなる勘違い)。その後だんだんスレてきて、さすがに恐怖感は薄れてきましたが、本作のスリル感というのは、何度観てもやっぱりスゴい。まずオープニングタイトルと音楽が、粗野で無骨でカッチョイイ! そしていきなり始まるカーチェイス。低い位置のカメラによる、煽るような独特のバイオレンス描写、早くも映画自体が壊れかけ。「肉は腐りかけが一番美味い」というけど、映画は崩壊しかけが美味なもの(ホンマかいな)。例によって、晴れてるシーンと曇ってるシーンが入り混じるいい加減さは勿論あるけれど、気にしない、気にしない。冒頭、“ナイトライダー”が調子よく暴走しているのに、マックスに追跡された途端に泣きべそをかくのが、最高! 形而上学的かつ超自然的かつ非論理的なこの映画の魅力がここにあります。映画の物語は一応、「妻子の復讐」という形をとってますが、ほとんど言い訳みたいなもんで、映画中盤で警察を去るマックスのセリフにもあるように、「暴力への衝動」こそが真のテーマです。切っ先鋭い映画語法もこれに応えるもの、これはまさにバイオレンス映画ならぬ、映画バイオレンスそのもの。冒頭シーンはさしずめ、泣きべそをかく“ナイトライダー”がハリウッド映画で、これを猛追し蹴散らすマックスが、この鮮烈極まりない“豪映画”ってなところか。とまあ、この映画の乱暴狼藉ぶりばかりを書きましたが、実は他にも印象的で好きなシーンは色々あって、例えば暴走族がタイヤで円を描くシーン(犬がまとわりついていて、妙にオモロイ)、暴走族がリンチで人を引きずるシーン(その犬が追いかけていって、妙にオモロイ)などもそうだけど、何故か私がとても好きなのは、倒れた妻にむかってマックス役のメル・ギブソンが走っていくシーン。妙に気に入っているので、2、3作目でも是非一生懸命走って欲しかったのですが、だんだん走らなくなりましたね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-01-25 17:11:47) (良:2票) |
193.《ネタバレ》 “Mad Max”『狂ったマックス』になるのかな。マックスは人名ですが、文字面から受ける印象は『最高潮の怒り』でしょうか? この映画は衝撃でした。今より少し先の未来。治安は悪化の一途を辿り、法に縛られる警察の対応は常に後手に回る。 当時のオーストラリアでは暴走族が社会問題になっていて、同様に日本でも校内暴力など、若者による暴力行為が問題化してきた時代でした。そのため、こんな近未来も可能性として存在するんだろうな…と素直に思えました。 マッドマックスは止まらない暴力に対し、より強力な暴力で抑え込むという、一つの答えを示していたんでしょうね。黄色いパトカーも【INTERCEPTOR=迎撃】に【PURSUIT=追撃】と、物騒な役割分担がされていました。 '70年代の海外の暴走族イメージと言うと、ピカピカのハーレーに乗った髭面ロン毛、サングラスにノーヘルといった、イージー・ライダーのスタイルが思い浮かびます。彼らに直接的な暴力イメージはなく『俺を見てくれ』と言わんばかりの美しさも感じますが、本作の暴走族は、薄汚れたカワサキに乗ってて、ヘルメットの中に血走った目。革ジャンはホコリまみれ。ナイトライダーの死体を受け取りに来た際の、理不尽で一方的な暴力が、交渉の余地を感じさせません。このあと逃げ出したカップルが襲われますが、マックスたちに発見されたときは、男性もズボンを脱がされ、お尻に血が…関わりたくない野犬集団の怖さを感じさせます。 野犬の狂気を見せ付けたのが、冒頭のナイトライダー。薬物の影響か、ず~~っと叫んでます。『スーサイド(自殺)・マシーン』はBスプリングスティーンの“明日なき暴走”の歌詞にも出てきますね。 「アイアム・ロッカー!アイアム・ローラー!アイアム・アウト・オブ・コントローラー!アイアム・ナイトライダー・ベイビー!!」きちんと韻を踏んでてカッコイイです。そんなキレッキレのナイトライダーが、マックスとたった1回交差しただけで、自信を喪失して泣き出します。薬の効果が切れたのか、内なる狂気が一気に冷めて、ちっぽけな人間に戻った瞬間です。この落差こそが、狂気を抑え込む狂気の演出として際立ってます。 友人と家族を失ったマックスは、法を捨ててトーカッター達を追い回し、無慈悲に殺して回ります。暴走族を殺す行為に、何の感情も、カタルシスも、達成感もありません。ただブッ殺すだけです。 でもジョニーだけは違いました。ババも言ってましたが「奴はナイトライダーとは違う」と。ラリったジョニーはトーカッターの台詞「夜空を見上げるたびに…」を叫びますが、ちゃんと覚えてるのは「ナーイトライダー!!」だけ。ジョニーはファッションとしてトーカッター達に憧れるだけの弱い若者です。 マックスはそんなジョニーを野犬の一匹として無慈悲に殺すのではなく、人間として助かる選択肢を残します。でもそれは、とても選べない選択肢でした。暴走族に身を落とすという選択は、もう人間として後戻りができない選択なんだと。 全てを失ったマックスからの、暴走族に憧れる現代の若者へのメッセージ。2以降のバイオレンス作品とは違う、至高の一作です。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 9点(2024-07-07 15:12:06) (良:1票) |
192.ピーター・ウィアーやピーター・ジャクソン、そしてジョージ・ミラーといい70年代にデビューしたオーストラリアやニュージーランドの映画監督に共通しているのはぶっ飛んだアナーキーさだと思います。彼らは今じゃそれなりの巨匠となっていますが、その中でもミラーだけはデビュー時の狂気をはらんだアナーキーぶりをまだ濃厚に発散している感じがします。この映画はアメリカじゃヒットしなくて日本でのバカ受けが世界に広まってカルトになったそうですが、考えてみれば本作がなければ偉大なる『マッドマックス2』も生まれなかったし、つまり『北斗の拳』も誕生しなかったしストリートファイターも存在してなかったかもしれないんですよ。 中身は非常に粗削りなB級アクション以外の何者でもないんですが、これほど観る者を虜にするB級映画は滅多にありません。あの衝突シーンはスタントに死者が出たとホラを吹かれてもそりゃ納得しますよ。この映画の素晴らしいところは、広大な地平線とそれに区切られた空が下手な役者以上に演技しているとしか思えないところです。デビュー作でこんな画を見せるなんて、やはりジョージ・ミラーはただものではなかったんです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-04 22:40:04) (良:1票) |
191.《ネタバレ》 ちゃんと観たのって初めてだったんですが、個人的にイメージしてたもんとは ちょっと違いましたね。 悪党はモヒカンだらけってイメージが強かったんですが ちょっと違いましたね (なんだ 髪型 十人十色じゃん ) もっと荒れ果てた世界観をイメージしていたんですが、ちょっと違いましたね (その辺、肩透かしっちゃ肩透かしなんですが、別に文句言っているわけではない。) けども、クラッシュシーンについては やはり凄さを感じましたね 前半、タンクローリーに轢かれてしまってた人なんて 確かあれって人形ではないですよね ちゃんと見ていたところ あれって確か生身の人間さんでしたよね すごい映像ですよね さすがです。 その他、ラストの直線バトルで、マックスカーがラスボスに追いつく瞬間の加速ってあれハンパないスピードの見せ方になってますよね ゾッとしました 恐かった。 そして、ラスボス、死ぬ直前1秒前に見せた顔のドアップがまた凄い驚愕な顔だった しばらくあの顔忘れないでしょうね。とにかく衝撃的な顔だった。 【3737】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-01-04 12:58:32) (良:1票) |
190.《ネタバレ》 妻投稿■2と違い核戦争は起こっていないが、終末観はいろんな意味で1の方が強い気がする(車暴走させて大喜びしている親父と警官双方)。こういう指摘は野暮なんだろうけど、「核戦争後に街が荒廃したら秩序がなくなり暴力の巣窟になる」という設定は、広島や長崎や福島の人を見る限り嘘っぱちに見える(無秩序なのは国だけだろ!)。むしろ秩序がある中での暴力や暴走こそ、等身大の破滅というか、そういうのを感じさせるんだよねえ。■この映画、等身大の破滅という点では、物凄い容赦ない。糸鋸を渡すシーンなんて、ああ、もう主人公は完全に壊れたなって感じ。パニッシャーなんてもんではなく、秩序がある中でそれと別離させられた主人公が、罰という概念すら感じさせずボンとやっちゃうところは、「モロ破滅」。私のマッドマックス・ザ・ベストです。わーい。 【はち-ご=】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-09-17 00:33:11) (良:1票) |
189.インターセプターの魅力に尽きるでしょうね。未来のはずなのにやたらと泥臭い原始人のような暴走族といい、B級作品というカテゴリーに 分類されて終了のハズが、ファルコンXBクーペなる謎の車をチューンしたスーパーマシンが登場するおかげで魅力が数倍UPです。 同内容でパトカーがボロいカローラかなんかだったら絶対見ませんし、そうなるとメル・ギブソンの現在の活躍も無いわけで、 それを考えると感慨深いものがあります。これだけキャラクター性の高いチューニングカーとなると“ナイトライダー”のK.I.T.T (劇中の暴走ゴリラの名前ではありません。念のため)“バック トゥザフューチャー”シリーズのデロリアンなどと 肩を並べていると思います。バットモービルは新型も含めて、公道は走れそうもないので何とも言えませんが… ストーリーはともかく、雰囲気を楽しむべき作品だと思います。 【HLB傭兵】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-06 10:39:33) (良:1票) |
188.B級アクションのお手本のような映画です。クールな主人公、悪すぎる敵、暴虐な展開と、メジャーでは出せない味が凝縮されています。それにしても暴走族が怖すぎです。はじめて見たのは小学生の時でしたが、コアラとカンガルーが作り上げたおおらかなオーストラリア像を完全に壊されました。あんなにもバイオレントな国には一生近寄るまいと心に決めましたね。そして、これ、「リーサル・ウェポン」「ブレイブハート」「パトリオット」「サイン」と、メルギブはよく奥さんを亡くしますね。 【ザ・チャンバラ】さん 9点(2004-07-08 16:07:34) (笑:1票) |
187.家族が呆気なく殺されるシーンも非情なら、バイカー達が次々と薙ぎ倒されていくシーンも非情だ。もう20年以上前、中学生だか小学生だかの頃に観た時は、その荒んだストーリーと迫力ある映像<危険なスタント>に唖然としながらも、これまでに感じたことのない奮えを覚えたものだった。この映画がテレビの洋画劇場で流れた翌日には、教室内の悪ガキ連中みんなで昨日の奮えを語り合った。「あれ、絶対ぇー、死んでるよー!」当時のガキんちょはみんな「マッドマックス」に興奮したのだ。(僕の周りでは) 【onomichi】さん 9点(2003-10-18 11:08:26) (良:1票) |
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186. 全世界にオーストラリア映画を認知させた功績は確かに認めるが、アクション映画にしては陰性でスカッとしない。冒頭のナイトライダーの描き方がイッちまった只のキ○ガイにしか見えないので、彼を崇拝する暴走族がマックスに復讐する、という一連の流れがスッと呑み込めない。同僚を殺されたのは兎も角、妻子まで殺される展開はマックスの怒りを喚起させるためとは言え、余りに後味悪過ぎ。キレたギブソンがV8スーパーチャージャー・インターセプターで逆襲に転じるや、それまでの傍若無人ぶりがウソのように呆気なく次々と殺される暴走族共が又肩透かしというか拍子抜け。あそこまでマックスを挑発するんなら、もうチョット何か秘策でもあるのかと思ったのに…!インターセプターのターボ加速ぶりはナカナカ迫力あったけどサ。 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-21 00:17:23) (良:1票) |
185.マッド・マックスというタイトルですがマックスはなかなかキレてくれません(笑)、かなり我慢強いです。友を殺され、家族を殺され、溜まりに溜まった怒りを後半一気に爆発させます。前半にチラッと見せておいたインターセプター登場もカッコイイです。今の作品と比べるとかなり見劣りするかもしれませんが、時代を考慮するとカー・アクション映画のさきがけだったような気がします。 【眼力王】さん 6点(2003-01-11 22:23:46) (良:1票) |
【TERU】さん [インターネット(吹替)] 3点(2023-11-05 14:58:14) |
183.《ネタバレ》 シリーズ最新作の「怒りのデス・ロード」が面白かったので。最新作までとは行かないまでも、「北斗の拳」に影響を与えたということだし、さぞ化け物級がヒャッハーしていることだろうと想像したのですが・・・まあ普通の暴走族でした。調べてみたところ、派手になるの続編からのようですね。当時としては派手なカー・バイクアクションだったのでしょうが、今となっては、それほどでもないです。倒れたバイクの人の後頭部に、別の倒れたバイクが後ろから突っ込んでいるシーンは、想定外だろうし、ちょっとヤバいなぁと思いましたが。広大な大地を舞台にしているわりに、事件としてのスケールが小さく、しみったれてるなと。終わり方も続編ありきだったのでしょうか。あまりスッキリしません。メル・ギブソンがまだ若造です。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-03-20 19:27:30) |
182.面白くない。 2が大好きなので、そこから初代に興味をもって見てみたが、こんなにもひどいとは。 続編ができる映画って、だいたいは初代が最高の出来で、続編はイマイチになるものなのだが、逆パターンは珍しい。 単純にストーリーが退屈なのだが、まだそれはいい。 売りにしているカーアクションの部分の出来がひどいのはさすがにどうかと思う。 カーチェイスは、ほぼ直線の道路を後ろからただ追いかけるだけ。ひどい。 ろくでもない暴走族連中に主人公が報復するのだが、単に追いかけっこしてたら相手が事故って自滅するのばっかり。全くスカッとしない。 制作費がかかってないらしいのだが、低予算でアクション映画を作るのは無理があると思う。 しかもこの映画、舞台は近未来だったのか。見ていて全然気づかなかった。未来感が全然ないんだけどそれも低予算ゆえだろう。 どうして低予算で、近未来を舞台にしたアクション映画なんていういかにも金がかかりそうな映画を作ったのか首をかしげる。 ただ、これがそこそこのヒットだったというのだから、1970年代だとこれでも凄かったんだろうか? 【椎名みかん】さん [インターネット(字幕)] 2点(2021-07-13 13:50:31) |
181.《ネタバレ》 「怒りのデスロード」しか見たことが無かったので、順番に見てみました。 リアルタイムで見たら面白かったかもしれませんが、ただのB級アクションとしか思えませんでした。 でも内容はともかく、バイクがいろんな種類があって見てて楽しかったのと、スタントマンが凄いなと思いました。 今は合成でやってしまうことも、昔は全部人が現実にやってたんだと思うと、撮影の苦労とかも考えてしまったので甘めの点数です。 【nanapino】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-14 02:31:46) |
180.30年以上ぶりに見ました。この映画のインパクトは当時凄かった。今回鑑賞して、あまりに音楽が 合っていないのに驚き。シリーズ2,3とゴロっと世界観が変わってきたなと当時は思ってましたが なかなか、1での世紀末感、虚無感もなかなかなもの。粗削りですが面白い。でもやはり音楽がダメ でした。何度も言いますが。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-15 00:42:50) |
179.演出は古臭い。アクションも、その後の作品から見ると、生ぬるい。小品佳作。ただ、奥さん役の女優が良い 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-01 12:35:21) |
178.第1作目がここまで演出編集が古めかしいものとは思っていませんでした。ただ、この時の技術、またトレンド等、時代背景を考慮するに、世界に衝撃を与えたのは理解できます。 【460】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-07-09 01:04:07) |
177.《ネタバレ》 「怒りのデスロード」の予習として視聴。どれだけクレイジーな映画なのかと期待していたら、意外と硬派な復讐劇で肩すかしでした。 復讐劇ならカタルシスを楽しみたい所ですが、最後の一人以外はあまり来ませんでした。導入をもっと手短にまとめて、一人一人じっくり復讐した方が面白くなったかも知れません。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-07-04 23:24:40) |