69.自分も、レンタルビデオのテープを巻き戻さずに返却する奴は殺すべきだと思います。 【永遠】さん 8点(2004-06-10 23:33:34) (笑:2票) |
68.《ネタバレ》 欧米のコメディは自分には合わないと思った。主人公の主婦が無礼な人間を殺しまくるが、何も殺さなくてもと思ってしまう(分からなくもないが)。では、主婦が殺人鬼になった背景を知りたくなるけど、これもあまり触れられず。何故か擁護する家族といい、メディアが騒ぎ出す風刺な展開までどこで笑えば良いのか分からない。裁判の結果、「おいおいこれで良いのか?」と終了。そういう映画なんだから、細かい部分や倫理的なところはナンセンスだけどね。観賞後、実話だと思って検索したら、作り話だったの? まあ実話だったら、アメリカの民度を疑うし内心背筋が凍る。いずれにしても、人間の潜在意識と良心を問う意味では、"ブラックコメディ"なのかもしれません。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-01-02 11:25:35) (良:1票) |
【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-18 12:46:53) (良:1票) |
66.ハハハと笑って、その瞬間、嫌な気分になる珍しい映画。観たときの感触は、普通のブラックコメディ(「博士の異常な愛情」や「マーズアタック」みたいな)と違う。たぶん、普通の人(あなたやわたし)の悪意を、ことさら些細な理由でそのままぶちまけるから、ビミョーに嫌な感じがするのだと思う。これを観て、悪意の持ち主とその向かう対象の両方がごく普通の人、という映画は、意外に少ないかもしれないと気づいた。片方が異常者だったり(「ケープフィアー」)、普通の人同士なら状況に誘因があったり(「ファーゴ」)、どこかで観客自身と切り離せるようになっている。この映画は、そういう切り離しが効かない設定で人間の邪悪さを拡大して見せつけるから、笑っちゃうけど、変に嫌な感じが残る。ある意味、傑作。 【哲学者】さん 8点(2004-06-27 10:50:36) (良:1票) |
65.《ネタバレ》 殺人シーンいっぱいですが、これは笑っちゃう映画。理不尽なことは許さないキャスリン・ターナーママ。まあ、ある種自己中に見えないこともありませんが、許すもんかこのヤローてな具合にわき目も振らず(?)殺人を犯す姿が、いちいちコミカルで目が離せません。最後は人の靴の色まで注文付けてましたね。おっかねー。 「事実を曲げないでちょうだいっっ!!」ってJ・ウォーターズ狙われちゃったらどうする? 【のはら】さん 7点(2004-01-22 18:40:41) (笑:1票) |
64.《ネタバレ》 1994年の作であるなら、「フォレスト・ガンプ」や「スピード」の同級生じゃないですか。であるとすれば、この安っぽさは狙ってのことなのだと思いますが、ただ安っぽいだけだったと思います。気に食わない奴は攻撃対象ってママが一辺倒すぎるんですよ。ママの人格に緩急がない。冒頭のハエのくだりのような生理的に嫌な感じがもっとあると見応えがあったのでは(どんな見応えだ?)。悪趣味な映画だと聞いてましたので、ワタシ、気持ちが荒んだ今こそと、視聴に臨んだものですが、さっぱり気持ちが落ちていくばっかりです。悪趣味というより、つまらない悪ふざけを見せられたと思っています。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 1点(2022-01-26 21:35:42) |
63.《ネタバレ》 こういう映画は、どうもなぁ・・。悪趣味な映画なんだけど、ある層には人気なのかな?俺には分かんない(笑) 【トント】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-04 12:47:24) |
62.《ネタバレ》 非常に楽しい作品です。潜在意識をくすぐられますね。 ただし、回想部分は… 誰だって一度や二度は自分の邪魔をするものを排除したいもの。そのあたりの内なる言葉の叫びは、この作品では抑え目ながら取り上げているようです。 物質文明への警鐘か、はたまた殺人衝動を心から聞き入れられずにしてより深みにはまっていくのか… 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-10 01:25:42) |
61.ジョン・ウォーターズ監督大好き!なにげにDVD化待ってました~。嗚呼もう、殺人犯なのに「行け行けー!」と不謹慎にもつい応援してしまうのはどうしてだろ?ボンクラな息子&思春期(発情期?)過ぎる娘と同程度の私だからでしょうか。本作一番のシーンは「ビデオ巻き戻せ~!」と鬼気迫る場面でしょうか。2000年代の子に分かるのかどうか疑問ですが。そして“アニー”の曲は最高…過ぎます(爆笑)!トゥモロートゥモロー♪ 【泳ぐたい焼き】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-04 00:42:26) |
60.《ネタバレ》 一番最初に実話うんぬんの説明があるが要らないのでは。 これのおかげでなんだかイマイチ入り込めなかった。 どいつもこいつも頭おかしいな、ありえねー、って感じでバカなコメディとして観たかった。 【虎王】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2013-10-05 14:08:37) |
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59.《ネタバレ》 これ、DVDにやっとなってくれたんだー!久々ママと再会。20年も前に、“でんぢゃらすじーさん”の精神が確立されていたのですねえ。なんせ殺られてしまうことに理の通った原因はほぼゼロ。がっつりと中年贅肉のついたK・ターナーが嬉しそうに嫌がらせ電話をする姿は戦慄のひとこと。でも、生活してると「あー死ねばいいのに」と殺意のわく相手が複数は存在するストレス社会に耐えるワタクシたちに成り代わり、ママがばっさばっさと“許されざる者”(ママ規範による)を成敗してくれるのだ。観てるこっちもついつい悪ノリ、「いいぞーママ!」などと思っちゃうのが我ながら怖い。注意点としては実話がベースだなんて思っちゃうと楽しめない。これはあくまでウォーターズオリジナルの、諧謔に満ち満ちた暴走コメディなのだ。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-01 23:22:11) |
58.《ネタバレ》 悪趣味大魔王J・ウォーターズにしては予想外にまともな撮り方なんですが、これとか『ヘアスプレー』や『クライ・ベイビー』からJ・ウォーターズに入門しちゃった人は、彼の過去にさかのぼって行ってとんでもない目にあうんだろうなと苦笑しちゃいました。K・ターナーやS・ウォーターストンといった大物俳優が出演していますが、P・ハーストやT・ローズといった常連のキワ者たちもちゃんと顔を見せてくれています。 良くも悪くもこの映画を象徴しているのが、包丁振りかざしたK・ターナーが獲物を目指して疾駆するシーンでしょう。とてつもなくシュールなんですけど、彼女の奮闘の甲斐があってけっこういい絵柄だったと思います。そして随所に引用される映画ですけど、J・ウォーターズのH・G・ルイスへの敬愛ぶりと、J・ヒューストン版『アニー』に対する憎しみが良く判りました(笑)。 でも「秋には白い靴を履いてはいけない」なんて風習がアメリカにあるなんて、ぜんぜん知りませんでした。はっきり言って意味判りません、世界は広いんですね(笑)。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-15 20:44:17) |
57.《ネタバレ》 オチは期待通りで楽しかったです。それはそうと、家族の行動がちょっと謎。ママを疑ったり恐れたりしてるわりに熱心な弁護ぶりで。 【次郎丸三郎】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-12-27 19:07:35) |
56.実際あんなママが近隣住人で、実際自分がターゲットになったとしたら… やられてたまるかごるああああ!あんなオバハン返り討ちにしてくれるわ!と 日本刀を出して応戦してしまいそうです。負ける気がしない。 【どぶん子】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2011-10-21 19:37:17) |
55.かなり笑えましたね。ママ、もうめちゃくちゃなのに、なぜか共感してしまう。でも実話だと思うと、ゾッとします。そのうち日本でもこういう人が現れそうですね。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-25 17:51:58) |
54.《ネタバレ》 特に法廷で足パコパコするシーンが最高。笑えました。 【うどん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-09-22 23:50:13) |
53.《ネタバレ》 模範的家庭をパロディにする、ってのもアメリカ映画の重要なジャンルか。しかもだいたい朝食シーンから始まるんだ。模範的にパチリとハマリすぎていることの気味悪さに敏感ってことか。中流アメリカは市民社会として安定してるがゆえに、その「市民」が成り立っている「きわどさ」にも敏感。市民であることの面倒くささ、シートベルトを締め、ゴミを分別し、借りたビデオはちゃんと巻き戻し、そういうあれこれの些細な厄介さの上に、市民社会は存立している。殺人が徹底してないのが不満、やはりこれは「公共的正義」のみにおいて狂うべきで、個人的なもの(学校の先生とか)が入ってくるのは不純。もっと分別をしっかりしてほしい。シートベルトを締めない男を追いかけるときには、ちゃんとシートベルトを締める。「あなたはリサイクルしてましたか?」ってのが裁判の決め手になるのが、当時のアメリカ社会の皮肉になってるよう。「正義」という保証を与えられた狂人が一番怖いという話。火掻き棒で刺すと肝臓がついてくる。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-08 11:54:47) |
52.《ネタバレ》 観ている最中は大笑い、でも観終わった後はいろいろと考えさせられます。 理論武装して大義名分を掲げ自分の価値観やルールを他者に押し付ける人間や国家、そしてそれに対し理論で論破できず傍観せざるを得ない司法や周囲の人々・・・現代社会の問題点を鋭く皮肉った傑作コメディですね。 シリアル・ママは特別な事例でもなんでもなく、程度の差はあれども人間誰しもがその資質を持っているのではないですかね?(特にこの作品を観てスカッとした気分になった方はかなり危険度高いのでは?) 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-04-03 10:42:16) |
51.《ネタバレ》 まず、これが実話だという事にびっくり、こんな笑える映画にしちゃっていいのでしょうか。いっちゃってるママの殺人の動機とその方法には驚かされ、笑わせてもらえる。家族をばかにしたやつらや、マナーを守らないやつは即座に殺しに行きます。何人殺せば気がすむのか。終盤の自己弁護の裁判シーンは圧巻です。異色な映画。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-01-31 12:47:45) |
50.全力で馬鹿やってます、という感じだった。 本作品にとってこの微妙な馬鹿馬鹿しさが大事なのだ。 ブラックユーモアが冴えてましたね。 ふと我に帰ると「やり過ぎ」を感じるが・・・。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-05 15:13:55) |