21.確かに他のホラー映画に比べて恐いという類の作品ではないし、ストーリーだけ気にするならば、退屈なのかもしれない。しかし、この作品には、サム・ライミの撮り続けてきたホラー映画、その技術が集約されている。終始こだわり続けた斜めの構図は、緊張を生む古典的な技術であるし、映像が高速回転するのを見てしまえば、『死霊のはらわた2』の名シーンを思い出さずにはいられない。ワンカット、コマ落としで家屋を駆け回る遊び心にしても、カメラのピント合わせの遊びひとつとっても、ホラーを撮り続けてきた製作への自信にみなぎっている。そういった過去の技術を堪能した後、ラストは現代のゴーストハウスの得意とするCGでたたみかける。正直、特別面白い訳でもないけど、ここまでの評価の低さは…煮えくりかえるよ…はらわた。 【ハッシーふりかけ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-16 17:36:52) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 これはつまらん。説明が足りず、意味不明なのもきつい。 怖くもないし。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-05-31 15:15:06) |
19.《ネタバレ》 「ジャパニーズ・ホラーの観せ方を取り入れたハリウッド映画」としては、上出来。しかし、アメリカ人には新鮮なその観せ方も、日本人にはなんら目新しい部分を感じさせないモノなので、怖くない。点数が辛~くなってしまうのも、ムベなるかな。 なにより、日本人には「ブギーマン」の知識がナイ。 その謎が観ていくうちに解けるのかと思っていると、かなりガックシくるでしょう。 ストーリーは「ブギーマンにどう立ち向かうか」なので、「そもそもブギーマンてなんなんだよ」と思って観てると、謎が解けなくて消化不良になってしまう。 そもそも出発点が間違ってます。制作サイドは「ブギーマンは万国共通のモンスター」等と言ってますが、その認識、違うから。日本にはモンスターはいませんから~。 ジャパニーズ・ホラーを参考にするなら、ジャパニーズの幽霊・妖怪・魑魅魍魎についても研究してほしかったなぁ…。 カメラワークなどの観せ方はウマイ。さすがサム・ライミ。 キャストも好感度の高いタイプの青年を使い、全体に丁寧に作ってあり、好感は持てマス…けど、そんだけ。 ワタシは、実はブギーマンは隠れ蓑で現実に連続殺人鬼がいる、その正体はお父さんか叔父さん、主役のどれか。と思ってました。あるいは、ブギーマンは霊で、人間に憑りついて殺人をする、とか。ベッド下とクローゼットでテレポートが始まった時「あ、ハズれた」と思いましたが、今でもそっちの方が怖くなったんじゃないかな~と。 ラストの退治方法からは、「子どもの強い恐怖心と想像力がブギーマンを実体化させる」と受け取れてしまうので、結局ティムの父を殺したのはティム自身てコトになってしまうのでは…?いいの?とちょっと思いました。まあ、そこまで息子を怖がらせた父親自身の責任でもあるのでしょうけどねぇ…。 子どもを脅すのはほどほどに、という教訓映画てコトで。 【りりらっち】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-01 08:45:49) |
18.《ネタバレ》 映像的にはこだわりが出ていていいんですけどねぇ、、、。そもそも、ブギーマンとはなんぞや?という話なんですよ。それは暗闇が作る恐怖なのか?どうやって闘うのか?どうもブギーマンというのは、向こうでは都市伝説の一つなんだそうで、つまり日本でいうところの人面犬とか口避け女みたいなものかな?だとすれば、こんな意味不明なキャラでもそれなりに許せるのかもしれません。だけどこちらはブギーマンのバックボーンがないので、こいつは何なんだろう?とずっと思いながら見る羽目に。前述のように、映像表現はよく出来ているので少々残念ではありました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-07-18 16:07:38) |
17.これはひどい。終始主人公がボケ面で狂人まがいのことをするだけの映画。人を退屈させるポイントを心得てますね。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 1点(2009-11-11 05:00:09) |
16.ホラーという分野は題材はいいのに駄作になってしまう、「惜しい」とか「もったいない」作品が多いような気がする。ブギーマンというのが本当に都市伝説みたいになってるのかは知らないが、子供の恐怖の対象として「クローゼットに隠れている、得体の知れない怪物ブギーマン」がいて、子供の頃蒸発した父親はブギーマンに連れ去られたのだ・・・という思い込んでいるトラウマ青年、というすべり出しは中々いいのである。この「本当に起こったのか、空想だったのか」わからない(つまりホラー映画にもサイコ映画にもなりうる)という状態でもっと引っ張り、例え本当に怪物はいたのだ!というホラーに落ち着いたとしても、あんなCGばりばりのクリーチャーを見せずに工夫すれば、もっと面白く出来るはずなのだ。出だし以外にも、謎めいた少女とのやりとりとか、恐る恐るドアを開けるちょっと和製ホラー的緊張感(家にテレポートしたのは拍子抜けだったが)とか、結構いい要素があちこちに散らばってるのである。ミッシング・チルドレンももっと面白い絡め方ができそうだし。あのCGブギーマンには心底がっかり。最後のオチもあっそってな感じ。ただの駄作というより、観てて惜しい、もどかしい映画。 【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-02 13:26:10) |
15.《ネタバレ》 結局 闇に潜んでいたのはなんだったんだろ・・・ブギーマンってあのマスク被ってる男だと思っていたのに(-_-;) 怖いところもさほどなく幼稚な感じ「ポルターガイスト」に近いかも、という印象でした。。。 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-10-16 16:07:43) |
14.前半??な部分があり、妄想か現実なのかわからないまま展開しなかなか良かったです。ただ結構引っ張りますねぇ。おもしろいけど。おいおい彼女はどこいったんだ? 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-07 12:26:38) |
【ゆりたぬき】さん [DVD(吹替)] 1点(2007-07-28 19:31:04) |
12.《ネタバレ》 導入部は面白そう!と思ったのですが・・。 何かの気配とか突然音とかフラッシュバックとかもう飽きてしまいました。 恋人とのシーンに時間を割くより、あの少女の存在をもっと際立たせたほうがドラマチックな展開になったのではないかと。オムニバスの一編を長めにしたような印象。 映像は良かったのに残念。 【木村家の娘】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-30 00:31:07) |
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11.最後の15分まで、クローゼットの中の何かがよく正体が見えないという点では「ドリームキャッチャー」や「サイン」的な正体見えてガッカリは無かったのですが、いざ正体現したら動きが速くて結局なんだか分からないとなると、怖さも無いし観客はただ戸惑うんだなあと再認識しました。モーテルのドア辿ってったら自分の家に出ちゃったり、そこらへんの意味不明さは嫌いじゃないんですが、説明が欲しかったです。演出がヘタなのかなー?見せ方によってはもう少し怖く出来たんじゃないかと思いましたが「悪魔の棲む家」のようなスケールやたたみ掛けが無かったのが致命的だったかなと思いました。 |
10.《ネタバレ》 丁寧に作ってあると思いますが、はっきり言って怖くありません。ジャパニーズホラーの影響を受けたらしいのですが、その影は残念ながらまったく感じ取れませんでした。本編ラストで、ブギーマンがティムの前から消滅した時、このまま終るわけはないと、「カラス」「玉」「人形」「イスに掛けた服」など、他に復活のキーワードになる物は残っていないか考えていた・・・が、そのまま無事?終了。(エンドクレジットの後のおまけは蛇足)全てにおいて肩透かしをくらった感じです。 【リニア】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-30 10:41:18) |
9.面白くない、怖くない、オチもエンディングも納得できない...ホラーとしてはかなりヒドイですね。 【あおみじゅん】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-05 16:51:07) |
8.《ネタバレ》 終始うっすら笑ってしまいました。 この子があんまりにも怖がりなもんで。 疎遠だった母親が死んで、久しぶりに帰郷する、というパターンは「ライディングザブレット」を思わせます。作り手はキングとか好きなんでしょうね。 これそんなに悪くないです。B級にしたらマトモな仕上がりだと思う。(ラストのドタバタを除いて) 同じスティーブン・ケイの「デッドマン・コーリング」と比べても、こちらのほうがよいと思います。 終盤までの出来が悪くなかっただけに、ラストがお約束のCG一本締めに終わってしまったのが残念だが、そこに至るまでのティム君がひたすらビビって暮らしている様子なんかは、けっこういいと思います。 主演の俳優さんも、いいですね。若い頃の太川陽介に似ているのだが。自然でさわやかな嫌みのない演技だと思います。有名じゃなくても、このくらいできる子がいるのは喜ばしいですね。って、なんだか「ギミーヘブン」の安藤のあまりのひどさと比べるとレベルの差に悲しくなってくるけどね。ちなみにケイト役の子は、シガニー・ウィーバー似ですね。(しっかりエラも張っているし) しかし男の子の怖がりって、どうしてこんなに笑ってしまうのかしら。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-17 21:46:04) |
7.呪怨の日本版をアメリカ人が観たらこんな感じなんだろうな・・・という印象。 【k】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-10-21 23:43:26) |
6.《ネタバレ》 サム・ライミ製作という宣伝文句に見事騙された感じ、こんなに怖くもない映画を観せられるのならカーペンターの『ハロウィン』を現代風にリメイクし直した方がまだ観る側は納得したんじゃないのかな。『スクリーム』っぽく始まり、『ポルターガイスト』っぽく終る、ブギーマンが人間だろうが怨霊だろうが観る側をちゃんと怖がらせてさえいれば、こんな低い評価にならなかったと思うんだけど。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-10-12 22:05:57) |
5.《ネタバレ》 『ハロウィン』シリーズの新作かと思って借りたんだけど違ったみたいでした。観終わった感想は・・・何だこれ?意味が分からないし怖くも面白くもない。それにあのラストの化け物フィギュアと丸い玉壊して終了って90分も引っ張っておいてオチはそれかよ!! |
4.ど・・・どこが「観客を10回以上飛び上がらせるような絶叫ホラー」なんだあ。これじゃあ「観客を10回、いや100回以上ため息つかせるようながっくりホラー」だぜ。つまらん。 【シェリー・ジェリー】さん [試写会(字幕)] 1点(2006-06-11 14:37:58) |
3.《ネタバレ》 「呪怨」のようなキメ細かな怖がらせ方や意外な展開を期待していたが、大袈裟な悲鳴ばかりが耳につき後半の安直モンスターにがっかり。1時間半の映画がとても長く感じた。「全米ナンバーワン大ヒット」って、アメリカ人の感性の鈍さを再実感。 怖がらせるなら主人公は可憐な少女にしなくちゃ。タフな青年じゃヤラレそうな雰囲気皆無でハラハラしない。あの迷作「サスペリア」だってジェシカ・ハーパーだけで許せるじゃん。 この映画には、ぜひワーストランキングを競ってほしい。 【ちくわ】さん [試写会(字幕)] 0点(2006-06-05 14:32:52) |
2.サイコな雰囲気を引きずりつつ、ミッシング・チャイルド等も絡めながら、結局はC級モンスター・ムービーへと流れていく退屈なホラー映画。まぁ、確かに怖くも面白くも(ついでに言えば残酷でも)ないんですけど、それ以上に、私はブギーマンの設定(正体)が良く解らなかった。要するに、子供の頃に怖かったり不気味感じた物の複合体がブギーマンってことなのか? ならば被害者は子供であるなり、怖がる本人だけの筈なのに、映画では大人や関係ない人達がバンバン生贄になっていく。それに、決着(克服?)のつけ方も良く解らん。この公開はDVD発売の宣伝だな、2点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 2点(2006-06-02 00:04:37) |