21.特別な物語ではありません。誰もが十代の頃に感じたことを、登場人物達が語ってくれるのです。初めは他人の5人が、どんな様子に変わっていくのかが見物です。ただのアイドル映画かと思ってましたが、とても見応えがあり、ビックリしました。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-29 23:31:41) (良:1票) |
20.こんなところからも友情が芽生えたりするから、高校時代って楽しいんだよね。誰しもみんな、悩みを抱えてて、得意なことがあって…って。十分コミュニケーションとった後で、告白していくシーンが好き。実際にこういうの、結構あったような気がする。エミリオのダンスが観れるのもファンとしてはおいしい。 【桃子】さん 9点(2003-10-15 18:48:10) (良:1票) |
19.これはとっても意義の大きい映画。80年代中期に流行した青春映画群の中では抜群に大きな意義がある。それは若手俳優の演技のみで全編押し切ってしまった点にある。それでいてキチッと見せ場を作っているあたりはお見事。当時の若手スターは実力も求められていたことを明らかに示している。全編スピーディーで実にテンポの良い映画だ。シナリオ完成の時点で、かなり良く出来たものだったのかもしれないが、いずれにしても役者が揃っていなければ、これだけのクオリティは誇れなかっただろう。 【チャーリー】さん 9点(2002-08-07 00:44:21) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 青春モノってそれこそたくさんの切り口があるけれど、本作は図書館という一か所に人物を留め置いて、互いのおしゃべりで高校生の心理に分け入っていく会話劇なのでした。18歳という季節の微細な揺れを忘れず記憶していないと書けない脚本だと思います。 キャラ配置はクラスカースト上位の男女2名・ガリ勉・不良・不思議系、とうまく散らしています。80年代の作品だけどこの構図は大きく変化してはいないのではなかろうか。現在の10代でもきっと共感しうる感受性が備わっています。 高校生ってのは家と学校が世界の全てだったりします。大人の目から見たら他愛のない悩みが、彼らのリアルな演技で懐かしく思い出されました。 たぶん月曜からはまた彼らは元に戻るような気がする。他の友人たちの手前、劇的に関係が変わることはないのではないかしら。でもきっと卒業してしばらく経った時、高校生活で鮮やかに思い出すのは何よりもあの図書館での半日なのだと思う。青春てやっぱり綺麗だな。綺麗であってほしいな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-01-03 17:57:44) |
17.《ネタバレ》 前半はグダグダとしてあんまりだったけど不良が自分を囮にしてみんなを守ってから一気に面白くなった。 だんだんと打ち解けあう5人。 自分をさらけ出し弱みを見せあうまでになる。 青春ものってあんまりおもしろさを感じない方だけどたまにはいいもんだ。 気に入らないのはアリスンは化粧しない方が可愛かった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-02-27 22:15:29) |
16.《ネタバレ》 青春ドラマ in 図書館(=密室)で、要は演技が勘所、という作品なのだが、やはりちょっと自己主張の強すぎる欧米か!なティーンの感じが個人的には肌に合わない(なんかワザとらしく感じちゃうのよね)。しかし、終盤の本音で語り合うシーンは「ちょっと何言ってんのか分かんない」感も含めて脚本としても演技としても非常に秀逸な青春の風情。「不思議ちゃん」のキャラが個人的にはツボ(ルックスも率直に凄く好み)。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-01-04 03:26:47) |
15.学校の中だけで全てが完結。全然 金かかってなさそうだけど、面白かった。 普段は関わり合いのないスクールカーストの5人が、偶然 補習で会うことになっちゃったって発想の勝利だと思う。キャスティングも演技もGood。ただし終わり方は、もうひとひねり欲しかったなあ。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-02 22:00:16) |
14.《ネタバレ》 青春の一作。シンプルマインズのDon't Youを聞いたら懐かしくなって見たくなった。同曲をバックに始まるオープニングは、やっぱり青春映画の新時代を告げたと思う。理由や背景は一切解説されないまま図書館に集まってくる5人の高校生たち。けれど、そこにすでに親との関係性や各自が抱える葛藤がきちんと描き込まれている。通常の学校生活では相容れないであろう生徒たちが、土曜の補習クラスに集まったことで始まる葛藤と友情。完全に悪役扱いの親や先生というのも80年代的だけれど、この割り切りのおかげで5人のやりとりに集中できる。若く演技も未熟な俳優たち(とくにアリー・シーディの作りすぎ演技は今見ると辛い)だけれど、だからこそ音楽やマリファナでハイになっているときの開放感(とくに、5人がそれぞれの形で踊るダンスシーンは本当に楽しい)には、これぞ青春映画!というところを感じるし、告白シーンのシリアスさは演技だけでなく、それぞれの俳優たちの内面を語ってるようにも思えてしまう。ただ、今見ると難点があるのも確か。実は今回見るまで完全に忘れてたのだけど、本作のエンディングでは2組のカップルが誕生してしまう。これは本当に不要! というか、これじゃー「月曜日に会ったら友達だ」っていうブライアンの感動的な一言が台無しだ。アリスンのお化粧もいらないし、それで簡単に惚れてしまうアンドリューも・・・。このあたりの軽さが80年代的なんだと思うのだけれど、この映画のラストは2010年代に見るには、やっぱりちょっと辛かった。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-19 01:05:06) |
13.《ネタバレ》 何と、最初から最後まで図書館の中で5人組がああだこうだとうじうじ話しているだけという、意表を突く作品。しかし、撮り方も演技もあっけらかんとしているというか、ドライでからっとしているので、彼らにそもそも悩みがあるようには少しも見えない。まあ、作為的な破綻や衝突をわざとらしく入れるよりはマシですが・・・。ただしこの作品には重要な意義があって、それは、シンプル・マインズの"Don't You (Forget About Me)"をテーマソングとして世に送り出したことである。この1曲で、それまでマニア向けだったマインズを一気にメインストリームに押し上げたほどの、80'sロックシーンの重要な一幕だったのだ。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-01-26 00:32:58) |
12.《ネタバレ》 世の中が豊かだった頃のぬるい青春映画 今だったらもっと深刻な家族環境が描かれただろう 集まって来た生徒達は様々な家庭環境の子供達だが持っている悩みがぬる過ぎて、むしろ見ていて気恥ずかしい気持ちにさせる 30年前に見たならば共感出来ただろうが、今見てもちっとも面白く無いと思った やはり現代はずっと厳しい世の中になってしまったんだなということを痛感させる映画 ラストに子供達が親達の前でいい気な所を見せて終わるのもなんだかムカつく 同時期の日本映画『ぼくらの七日間戦争』でも同じ様に思った バブル時期のぬるい青春映画の典型だ この映画が青春映画の傑作と評価される理由がわからない まぁ、似た様なスクールカーストを描いた「桐島、部活やめるってよ 」がまったくピンとこなかったので自分が恵まれた学生生活を送ったと言う事かもしれないな 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-07-02 17:02:37) |
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11.80年代アメリカ青春映画の代表作の一つ。まあ、今となってはこっぱずかしい雰囲気ではあるんだけど、今でいうスクールカーストの異なる階層のぶつかり合いが結構真剣で見入った記憶がある。 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2015-02-09 19:53:58) |
10.極端に分ければこの5種類になるのですかね、ヒエラルキーがうまく分散されていて。。最初は反発し合っていても次第に溶け込んでいった過程がうまく表現されていました。つらい目にあわないと人の優しさもわからない。。。のかな 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-17 12:52:30) |
9.《ネタバレ》 青春映画の傑作と言うことで可也ハードルを上げた上での鑑賞でしたが、その期待を裏切らない出来の映画だったと思いました。 所謂スクール・ヒエラルキーを描いた草分け的な作品なのでしょうか、出てくるキャラクターは教師と用務員を除けばたった5人、ジョックス(体育会系ヒーロー)、クイーン(誰もが憧れる女学生)、ガリ勉、不良、不思議ちゃん(バスケット・ケースって原語はヒドいですね)。しかしそれぞれに等身大の悩みがあり、それを普段の学生生活では絶対に交わることのない者たちに打ち明けていく。 この映画が優れている点は上の様にレッテルが張られている学生生活の役割で簡単に割り切れるもんじゃないことを教えてくれるところだと思います。だから彼らは「自分とは何か?」という題の作文を遂に作れなかった。レッテルなんてどうでもいい、自分は自分だ。 唯一気になったのは、アリー・シーディが演じた不思議ちゃん。彼女は最後にクレアにおめかししてもらって変身しますが、どうにも上記の様なテーマなら最後まであの風変わりな見た目でいてほしかったです。変身することが、彼女にとって他者と交わる大きな一歩を表していることは分かるのですが。 あとマリファナを吸うシーンがあって、結構恐々吸っているのも面白いですね。昨今のアメリカ映画ではティーンがマリファナを吸うなんて普通に出てきますが、30年前はまだまだイケナイことをしている意識が強かったのだなぁと。勿論今でもライセンス無しではホントはやっちゃいけませんが。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-09-15 09:11:35) |
8.《ネタバレ》 主演5人の個性・脇を固める大人2名の何とも言えない「間」・脚本・演出が絶妙に調和している。 特に音楽の使い方は特筆もの。 物語の構成自体は他愛も無い学校での出来事を捉えているだけなのだが、(一応、私も含めて)「青春」とやらを経験した人ならば誰でも、心の琴線に触れる何かが有る。 「大人になると心が死ぬ」は名台詞。 そうならぬ様に気を付けながら、早いもので20年以上経ってしまった。 ジョン・ヒューズ監督のブラット・パック主演作では紛れも無いNo.1。 (余談だがアリー・シーディーは変身前の方が私は好み) 【たくわん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-04-20 13:05:51) |
7.20年以上も前の”青春映画”ということで、どうしても古臭さを感じるものの、テーマ自体は割と不変的なものなので”生きている映画”のひとつだと思う。 【長毛】さん [地上波(字幕)] 6点(2006-05-04 01:57:47) |
6.皆さんのレビュー見ました。私は4点です。中学生のころ観ましたけど、とにかく「お説教くさい」のはやめてくれ!って感じでした。舞台劇に近いですね。あの時期の子達がそんなにすぐ変わるもんじゃないですよ。いわゆる一つの金八ワールドに通ずるものがあります。これは映画の中のお話としか思えないです。自分には全く違う世界のお話でした。リアルタイムで見た私の評価です。まーーー。押し付けがましいのは止めてくれって思っちゃいました。 【たかちゃん】さん 4点(2003-12-17 21:43:54) |
5.《ネタバレ》 うーん、ちょっと私にはこの作品の良さがわかりずらかったですね。皆さん評価が高いので、私が老け込んでしまったということなんでしょう。でも高校生の時に見ても、感動したかどうかちょっと自信がありません。そもそも先生は反省の色を全く見せない(しかもそれほど同情の余地もない)生徒のために土曜日に9時間もつきあわされては、生徒以上にキレてしまうんじゃないでしょうかね。なんかお互い時間の無駄のような気がする。見終わっても訴えたいものは?という感じ。日本語字幕は大分はしょっているみたいで、彼らの真意を十分に理解するのは難しいのかも。オフブロードウェーあたりの創作劇の趣。5人のうちの3人がセントエルモにも出ているので、何かセントエルモがこれの続編のような気がしてきます。評価困難の6点。 【キムリン】さん 6点(2003-12-01 23:10:01) |
4.俗っぽいのに、決してすたれない。良い意味での俗っぽさを感じるのがヒューズの作品。その良質な80年代の青春ムービーの秘密は、人間の感情をきちんと描いているところにあるんでしょうか? 【きのこ】さん 5点(2003-01-04 16:21:48) |
3.最上質のDRAMA映画の一つ。制作費などかけなくても魅せる映画を作る事はできるという良いお手本。上映当時、同年代だった人が今見れば、日本人であってもノスタルジアを感じるだろうし、現代の若者が見ても共感できるテーマに溢れている。 |
2.舞台は学校の中だけで金かかってなさそうな一作なのにおもしろい。80年代の青春映画といえばジョン ヒューズ。そんな彼の傑作だ。いいんだよね、はじめはぎくしゃくとしていた関係がやがては友情に変わるっていう展開が。 【本間】さん 7点(2002-11-17 20:05:10) |